日本移動日。日本で履く用にいつも携帯していたギョサン、ついにおいていくことに。こんな冬場に日本に変えることはこの20年近くなかったのと、前回10月の外気温でもサンダル履きでは指先が耐えられなそうな身体になっていたことが判明したので、今回は留守番してもらうことにしました。
今回はお父さんが一緒ではなく二人なので、フライト時間と到着ターミナル(羽田指定)より、空席状況と価格で選択して、前回のフィリピン航空から、日本航空さんになりました。
チェックイン時に「大沢さん?」と声をかけられると、今年9月にマグダレナでオープンウォーターダイバーになられたJALのスタッフさんでした。空港で知り合いに声をかけられると、途端に和みますね。これからの旅の疲れが少し軽くなった感じです。嬉しかったです。ありがとうございました。来年また潜りにいらしていただけるように、日本での準備をしっかりしてまたフィリピンに戻ってきたいと思います。
久しぶりのターミナル1。低い天井の建物内、ターミナル2よりは売店があります。スタバが入っていたのは、クオリティアップ。他のコーヒーショップも、市内で有名なところが入っていましたが、座席数が少ないので、コロナ禍で利用客が少ない今なら収まりますが、人手が戻ったときには客で溢れて恐ろしいことになりそうでした。
フィリピンといえばお土産難民になりがちな国であることは一部に有名です。お父さんの入院している病院の看護師さんへのお土産、前回のWild Flourのグラノーラとかぶらないように、定番のドライマンゴーと思って昨日市内のスーパーに探しに行ったのですが、売り切れ。定員さんいわく、入荷するとすぐに売れてしまうのだそう。生産量も少なそうです。
で、空港内にはおいてありました。7Dのドライマンゴー100グラムで175ペソ。日本でもamazonで買えるものですけどね。市内より高いとされる空港の値段でも、日本国内の通販で買えるものの最安値より少しまだ安いみたいです。
機内映画はマトリックスレザレクションでした。かれこれ20年ほど前のマトリックスト三部作のときは番外編のアニマトリックスのDVDまで購入して何度もみかえした思い出の作品。救世主、今度はアダムとイブ化ですかね。
着陸直前に手を握り合う中年カップルの微笑ましさより視線を釘付けにするのは、鯉の刺繍の入ったパンツを選択するおじさんの太もも。
一昨日登録しておいた、Visit Japan Webのファストトラック。特にQRコードを読み込むこともなく、大事なのは、青いラインに白抜き文字で「青」と表示された画面が確認できるようにして前に進むことです。問題なく通過。このあっさり具合を見る限り、事前登録必要ないのではと思ってしまいますが、いちおう軽い障壁として残しておきたいんでしょうね。対フィリピンに関して言えば、ワクチン接種証明書の真偽はファストトラック申込時に現地データベースまで照会していないようでした。
都内までのバスのチケットを買って、15分ほど出発前にできた時間で、バスの中で食べるおにぎり(日本に帰ってきて初の今回の食物は、そう、おにぎり)を探し出し、ふと気づいたこと。座席前の網にNintendo Switchを置き忘れたかも。
そう思い立ったときの挙動、かなり面白いもので、ビデオに撮っておけばよかったと奥さんに後で言われました。いや、普段持ち歩かないものに加えて、加齢による短期記憶力の低下もあって、置き忘れるリスクは十分気に留めておいたにも関わらずのポカでした。
とりあえず5分後に迫っていたバスのチケットをキャンセルしようと思うと、JALっぽい服装の女性スタッフが通りかかって、もうなんと声をかけていいのかわからず「JALの方ですか?」と気分はテンパったナンパ。実際JALの陸上スタッフさんで、他の用事に向かう途中だったにもかかわらず、要件を聞いてくださいました。
本来であれば、JALの手荷物センターの窓口に問い合わせるものであったことが、あとになってわかりました。確認にはしばらく時間がかかるということで、埼玉の実家に向かうことに。
バスと電車で家に向かう途中、SNSで事情を知った、以前マニラに駐在されていて現在成田で勤務されているというアニラオを知るJALのスタッフさんからも連絡をいただき、機内清掃係に中から確認していただいたりして、結果見つかりました。
終始一貫して丁寧にサポートいただき、ありがとうございました。奥さんから、「あんた、アニラオに物を忘れた人に対しても同じ様に接しなさいよ」とグサリ。はい。なるべくその様にできるように気をつけます。
アニラオの方は、マビニ町の公聴会があって、スタッフに出てもらいました。
新しい条例を発しようとしていて、1)マビニ町内の道路、時速30キロ制限。2)防犯カメラとガードマンを設置しないと営業許可を出しません。の2つを盛り込んだ新条例について、どう思うか、というか、何を言われてもやるんだけど、手続き上一応公聴会をしますよといった体裁。
2)については、この町長の時にたしか一度防犯カメラ設置を営業許可の必須事項にしたことがあったと記憶していて、その時は息のかかった業者に取り扱いをさせて、設置後業者はトンズラした、黒歴史がまた繰り返されそうです。マグダレナにはどちらもすでにあるので、ここでの追加投資は必要なさそう。
1)については、本当に施行されたら違反者続出すること必至。ゲストの皆さんもお気をつけください。一回目の反則金1,000ペソ、二回目で1,500ペソ、3回目で2,500ペソの罰金だそうです。速度を測るのにスピードガンでも導入するんですかね? それよりバイクの無免許運転とノーヘルを取り締まることと、町民への道路の使い方・歩き方の教育をすすめるほうが、命を守るという観点では有効な気がします。
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