タアル火山レベル3へ下がる

旧正月中のアニラオです。とはいってもヴィラマグダレナのゲストさんは全員日本人。中国の方は新型コロナウィルス肺炎で大変そうですね。フィリピン随一の観光地ボラカイ島では、中国からの旅行者の受け入れを停止したそうです。

アニラオの午前の海

ハウスリーフではオープンウォーターダイバートレーニング。上達早かったです。

マニラオープンウォーターダイバートレーニング

5年前に引っ越してきたとき、ハウスリーフにクマノミ界のアイドル、カクレクマノミはいなかったのですが、最近増えて、3箇所に在住。クマノミとしては小型の方なので、喧嘩に弱そうですが、どうやっているのか勢力拡大中。

アニラオカクレクマノミ

アニラオにタアル火山の灰は降ってきませんが、一応心配なので、地元テレビ局のライブ映像をダイニングエリアのテレビに映して見ていたりします。

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水蒸気状のもくもくは出ていますが、今日レベル4から3に引き下げられました。強制避難エリアも半径14キロから7キロに縮小。避難民の皆さんも避難所ぐらし2週間。このままおさまってもらいたいです。

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一週間を締めくくる夕日。沈む位置がソンブレロ島に近づいてきました。


血抜きデー

いい海況のアニラオです。水温25度。

アニラオの午前の海

タアル火山噴火キャンセルでぽっこり空きができたので、今月と来月で分割してやろうとしていた、年に一度のスタッフの健康診断をまとめてすることに。

昨晩10時から食事と水を飲まない状態で、血液検査と検尿。あと、胸部X線撮影。

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去年腕に血管が見つからず、手の甲から抜かれて痛い思いをしたマービン。頑張って血管浮き出ろー。看護師さんがうまかったのか、ちゃんと抜けました。

女性陣は問屋街のディビソリアで買い物。で、明日ドクターの問診なので、マカティに全員泊。明らかに一部屋のキャパシティオーバーですが、男女2部屋に分かれてなんだか合宿のよう。

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夕食前に、昨日のタアル火山避難者への支援の振り返りと反省会。反省内容は昨日のブログをご参照ください。

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ハウスキーピングのジェシカとか、ダイブショップのバビーなど、コックでないメンバーの作った夕食。なかなか美味しかったです。みんなで食べるとまた美味しいね。


タアル火山避難民第一回支援報告

物資調達部隊は午前5時にアニラオ発でマニラの問屋街ディビソリアへ。衣類は当所が絶対安いので。

海はいい海況。午前はゲストさんスノーケリングを楽しまれていました。

アニラオの午前の海

支援先のサンロケ小学校(San Roque Elem School)で合流すべく、配布組もアニラオを昼過ぎに出発。

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サンロケ小学校、調査隊の報告通り、街道からかなり奥まった場所にあります。施設内部に77世帯、312人(うち1歳未満9人1歳~7歳98人)。施設外滞在で、炊き出しなどを受けているのが88世帯338人(うち1歳未満7人1歳~7歳73人)。フィリピンの小学校、昔に比べて綺麗で立派になりました。

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今回用意したアイテムは、施設内避難者をおもな対象にした、粉ミルク200回分、ミロ500杯分、子ども服190枚、子ども下着240枚、大人下着420枚、インスタントコーヒーミルク入り360杯分。中古タオル135枚。

避難所担当者とまずは打ち合わせ。警察官も警備についていますが、なんとビサヤ地方パナイ島のイロイロから派遣されてきていました。曰く「火山の島に住んでる方がわるいのでは」。この避難所の人々は火山島の住民ではなくて、その周辺14キロの退去地域から出てきた人たちでした。

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ビデオケセットでアナウンスがあって。

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配布開始。今回は、避難所で使われているシステムを使わせてもらい、各世帯の代表者がIDと引き換えに家族に必要なアイテムを受け取る方法をとりました。IDと引き換えないと、家族の違うメンバーが延々と並んでいつまでたっても列がなくならない状況になるためだそう。確かに納得。

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避難者名簿も貸してもらえました(日本だったら個人情報云々でできなそう)。終わったあとちゃんと返しました。

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新品の下着は喜んでもらえました。確かに下着はお古より新品がいいですよね。にしても、派手。

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子どもが多いのはフィリピンの常。

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配布されたミロ。お湯に溶かずにそのまま食す子ども。全体的に腹ペコだったようです。ミロが必要と言われて買ってきましたが、お湯は当然自由に手に入るものと思っていましたが、そうでもなかったのかも。

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夕方のニュースではやっぱりタアル火山の噴火と避難者の暮らし。でも現状以上の情報は出てこないものです。

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村のボランティアの炊き出しコーナー。

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体育館の段上の支援物資。街道から離れているとはいっても、全く届いていないわけでもなく、かつ中古品を中心に余っているのか、後で配布する気なのか、外部の人間にはわかりかねる状況。手前の白い復路はゴミ。避難生活が続くとゴミも溜まっていきますよね。

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小学校のある村の村長さんが挨拶に来て、彼らも大変だけれど、小学校も授業ができない状態で、受け入れている自分たちも被害者であると。

おもちゃがないと昨日の報告でいわれましたが、ちらほら見受けられました。この子はネリケシ。奥さんやマグダレナスタッフに聞いても、フィリピン人は遊びの天才なので、玩具なんてなくても遊べますと、おもちゃに関しては支援の必要はないのではないかという意見。

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物資と引き換えのID。ちゃんとパウチされていて、重要性を避難民も理解していて。

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微力でしたが、第一回支援終了。

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その後のスタッフ間の反省会の結果は以下の通り。

・ありがとうも言わない避難民がいる。

・もっとほしい、あるだけほしいという避難民がいる。

・余っているというか、配布されていない物資がかなりある。

・1〜7歳の子どもに支援をしぼったが、8〜10歳の子どももまだ小さい。→次回子ども支援は年齢を10歳までのばして勘定する。

・新しい服、下着は感謝された。

・乳児用にミルクを用意したが、年寄りでミルクを欲しがる人が多かった。→あくまで乳児優先。

・避難場所によって配布システムがあるはず(今回でいうと避難者名簿と家族ごとのID)。次回同じ場所にするにしても、新しい場所にするにしても、システムの把握と、できれば名簿の入手を事前にして、配布方法担当などの準備をするべき。

・配布時の用語を事前に統一すべき(人数なのか、支援物資数なのかなど)。

・腹をすかせている人が多かった。次回の最有力支援は、出張炊き出し。とにかくお腹いっぱい食べてもらう。

スタッフのうち一人はビサヤ地方出身で、2013年の超巨大台風ヨランダで被災した人々の避難所で支援活動をした経験があったためか、いつもはダイニングでぼんやり気味なのが張り切って先陣をきっていました。参加したすべてのスタッフ、お疲れさまでした。


タアル火山避難民に支援決定

のんびりの日曜日のアニラオです。水温25度。

アニラオの午前の海

朝から愛嬌振りまくりの隣のマユミリゾートの茶色ラブのバウアー。お花をどうぞって。

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極小コンシボリガイさん。写真提供ナメダンゴさん。ありがとうございました。

アニラオコンシボリガイ

毎週末の定例ミーティング。2020年の各スタッフの目標を発表したのですが、そのなかでマービンが、「英語のスキルを伸ばしたい」と。

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具体的にどうするのかを詰めたところ、英語デーを設けることに。毎週土曜日はマービン英語しか喋りません。タガログ語しゃべるごとに罰金5ペソだと他のスタッフが勝手に決めていました。本人がんばりますので、土曜日は英語で話しかけてあげてください(っていつもそうしてますか)。

ミーティングの中で、タアル火山の避難民についての言及が。アニラオある自治体のマビニにも数百家族が避難してきていて(避難所になるような安全な場所にアニラオは位置していることの証拠でもありますが)、避難民到着帳後にリゾートオーナー協会で一旦支援はしてるものの、同胞であるスタッフの中にも関心の高いのがいて、なにか支援できないかということに。スタッフ全体で分けるチップの中から5,000ペソを支援に回すといいます。

比較的少数が避難してきているアニラオエリアでは、リゾートからの支援も行き届いているらしいことがわかったので、タアルから見てアニラオの手前、バワンにある避難所を支援するのが良いのではということに。

数千人が避難してきているらしいので、まずは視察を出すことに。善は急げで、会議後にすぐ出発。キャンセル続きでゲストさんも少ないので、フットワークがむしろ軽くなりました。

曇り気味でしたが、一週間をしめくくる夕日。

海と夕日

ナイトダイビングが終わる頃に視察部隊が帰ってきて、結果報告とミーティング。ナイトダイブ上がりのガイドのロナルドも参加。

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バワンで視察してきた避難所は4つ。1)Bauan Tech、2)Manghinao School、3)Casa Oriello Manghinao、4)San Roque Elem School。

1)Bauan Techは最も避難民が多く、2,368世帯8,432人。小さなリゾートが支援するには多すぎる人数ですが、支援物資もものすごく集まってきていて、衣類などは中古を中心にかなり余ってしまっている状況。

2)Manghinao Schoolには142世帯、551人。国道に面していて、支援物資は潤沢。欲しいといえば、日々消費する米がほしい。

3)Casa Oriello Manghinaoには95世帯、289人(うち7歳までの子ども100人)。プライベートのヴィレッジ内にあり、ヴィレッジ内の裕福な家庭からの支援などを受けている。緊急で必要なものはなく、米や食事など日々の食料ができればほしい。

4)San Roque Elem School。対向車とのすれ違いの困難な細い道を進んが奥まった場所で物資があまり届いていない。大型のトラックは侵入不可。施設内部に77世帯、312人(うち1歳未満9人1歳〜7歳98人)。施設外滞在で、炊き出しなどを受けているのが88世帯338人(うち1歳未満7人1歳~7歳73人)。

4)が支援が薄く、今後も大規模支援が期待できないということで今回マグダレナがする支援場所に決定。フィリピンなのにといっては失礼ですが、どの避難所も避難者名簿をきちんと作っているのは意外でした。

現場のニーズとしてあげられたのが、カップヌードル、乳児用ミルク、子ども用ミロ、子ども用風邪薬、インスタントコーヒー、子ども用衣類、ストレスを感じている子ども用おもちゃ、タオルでした。

明日ボランティアの健康診断が入るということだったので、薬は除外し、ミルク、ミロ、子ども用服、下着(子ども用、大人用)を新品で。タオルはダイブショップで使っていたものを補給物資とすることに。

明日朝マニラの問屋街ディビソリアで仕入れる段取りとタイムスケジュールを決めて、今日は早く休みます。こういう段取る能力もスタッフの中で伸ばしてもらいたい項目の一つです。


20メートル台のフトモイハナダイ

晴れた土曜日のアニラオです。12日に噴火したタアル火山のことが日本ではひどく大きく取り上げられ、かつ続報も報じられない状態なので、未だに空港封鎖、電気も水もないようなイメージでとられているようで、今週来週キャンセル続出です。

アニラオの午前の海

が、アニラオは通常通りの営業です。火山灰で海底環境が変わったのではという危惧もいただいていますが、海底には1ミリも積もっていません。噂が風化するまでしばらくは我慢ですねぇ。

たいして派手ではないのですが、日本では見られないというので、ハナダイ好きの一部に人気の、フトモイハナダイさん。通常は50メートル以深に生息ですが、体に悪いので40メートルよりわずかに浅い場所で見られる場所を発見してたまにご案内していましたが。

なんと20メートル台で発見。怪我の功名というか。

メスはこれ。背中の白点が目印。

アニラオフトモイハナダイメス

メスより数の少ないのが常のオスも複数見られました。写真提供、ナメダンゴさん。ありがとうございました。

アニラオフトモイハナダイオス

買い出しの精度を上げるために担当スタッフでミーティング。今回の改善策でどの程度変わるか見ものです。大事なのは、ミーティングをして問題点と解決策をスタッフに考えてもらう経験をしてもらうこと。ってことは、評価してもらう経験も必要ね。

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