5名のオープンウォーターダイバー誕生と100年後のパパラギはSNSがお好き

日曜日のアニラオです。アサリご飯からスタート。

本日も朝からいい天気。海も落ち着いていて、ダイビング日和の一日になりました。

水温は25.5度から26度くらいの間。少しずつ上がってきていますが、長く潜っているとまだ少し寒さを感じる水温です。

オープンウォーターダイバー講習では、無事に5名の新しいダイバーが誕生しました。おめでとうございます。

それぞれ苦手なスキルがあったり、少し苦戦する場面もありましたが、最後はみなさんしっかりクリア。無事に卒業できて嬉しいです。

ダイビングは、水中に入るたびに少しずつ慣れていくもの。これからいろいろな海を楽しんでいってもらえたらうれしいですね。

ランチは、麻婆豆腐と牛のスープでした。個人的には豆もやしが高得点。

そして夕方。

今日のアニラオは、夕日もいい感じでした。何気に、一般の人より沢山夕日を見られている人生なんではないでしょうか。

この土日も、たくさんの方にお越しいただきありがとうございました。

来週も平日からお客様の予定が入っています。これからも、安全に、そして楽しく。良い一週間になりますように。

そういえば、先日日本のダイブショップのパパラギさんがいらしたことで思い出した、多分元ネタのエーリヒ・ショイルマンの書いた『パパラギ』

一気に読んでもすぐに読めるような分量なのですが、空き時間にちょっとずつかじっています。まるでポテチ?

で、今日目に止まったところが、こちら。

パパラギの呼び名でいうと、「新聞」である。  

この紙の中に、パパラギの大きな知恵が置かれている。毎朝毎晩、パパラギは、この紙のあいだに頭をつっこみ、頭が新しいものでいっぱいになるように、腹いっぱい食べさせる。すると頭にはいろんなものがたくさんつまり、いい考えが浮かぶようになる。

新聞もまた一種の機械である。毎日たくさんの考えを作り出す。ひとつひとつの頭が考え出すより、はるかにたくさんの考えを。しかし、たいていの考えは誇りも力もなく、弱い。おそらく私たちの頭は、栄養でいっぱいになるだろう。しかし、強くなりはしない。だったら砂で頭をいっぱいにするのと同じではないか。パパラギは、こんな役立たずの紙の栄養で頭をあふれさせている。ひとつを追い出せないうちに、もう新しいのを取り入れる。パパラギの頭は、自分の泥で窒息しそうになっているマングローブの沼地のようなものだ。そこにはもう緑もなければ、実を結ぶものも育たない。ただ吐き気をもよおす蒸気が立ち昇り、刺す虫ばかりがぶんぶんうなっているだけだ。

今は新聞も読まれなくなっていますが、そのかわりに私たち現代のパパラギがいつも凝視しては頭をいっぱいにしているのは、SNSとショート動画でしょうね。

「新聞」って言葉はよくできたもので、「新」しく「聞」いて「知る」ためのもの。新しい刺激がとにかく欲しいという、100年前の批判は、今の私たちの日々の注意の向け方にも同じく耳を傾けるべきものみたいです。

ちなみに、フィリピンでは新聞のことは「ジャリオ」といいます。スペルで書くと、dyaryo。スペイン統治時代のスペイン語のdiarioが変化したものです。Jで始まる単語じゃないんですね。

Jで始まるのだったら、英語のJournalと兄弟なのかもと思っていて、調べてみたら、やっぱり兄弟でした。

最初はラテン語スタート  

ラテン語 dies  
意味:日、1日  

ラテン語 diarium  
意味:1日分の記録、日当、日記  

古スペイン語を経て  

現代スペイン語 diario  

一日、日毎の記録ということで、日刊紙(新聞)を意味するようになりました。

Journalの方は、ラテン語→フランス語→英語。  

ラテン語 diurnalis(日ごとの)  
→ 古フランス語 journal  
→ 英語 journal  

普通、英語で新聞は newspaper で、近代日本の「新聞」の直接の元になった概念の言葉ですが、GeminiやNotebookLMを使って音声ジャーナリングをさせるのが界隈で流行っているらしいので、ジャリオからのJournalの関係が気になったのでしたとさ。

しかし、思いの丈をスマホに向かって喋って精神を健全に保たなければならないなんて、現代の人間は大変だなと思います。

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