ピグミーシーホース→コダマタツ

火曜日のアニラオです。台風27号の影響で、空は曇り時々雨。海はうねりも入っておらず、ダイビングに支障なし。水温28度です。

今日の水中写真もSo1さんから。ありがとうございます。

アニラオといえば、10メートル台で出会えるピグミーシーホースが定番ですが、このピグミー、正式和名が今年「コダマタツ」になったそうです。2025年8月4日の論文で正式に決まったらしいです。

コダマといえば、どうしても『もののけ姫』のあのカラカラ鳴る子を思い出すんですが、AIちゃんに「コダマっぽいシーホース出して」とお願いすると、Geminiは森の中、ChatGPTは水の中と、それぞれ一生懸命考えてくれましたね。

ChatGPT版の虚ろな目のコダマタツ、ちょっと怖い。

本当のコダマタツの詳細は、こんな感じです。

  • 日本語名:コダマタツ
  • 意味・由来:2025年、国内研究チームにより本種に正式な標準和名として命名されました。ウミウチワなど団扇状のサンゴの枝の間に生息する姿が、森の木々に宿る精霊「木霊(こだま)」を彷彿とさせることに因んでいます。
  • 学名:Hippocampus bargibanti Whitley, 1970
    • 「Hippocampus」はタツノオトシゴ属の属名で、ギリシャ語の hippos(馬)+ kampos(海の怪物)に由来 — 馬のような頭部にちなむ古典的な名。種小名 “bargibanti” は、種を初めて記載した研究者の名前にちなむとされます。
  • 英名:Pygmy Seahorse
    • “Pygmy” は「小さな/小型の」、 “Seahorse” は「海の馬」。“Pygmy Seahorse” とは、体が非常に小さいタツノオトシゴの総称で、本種はその代表的な種のひとつです。

特徴

  • 体長は一般に4cmに満たないほどの小型。非常に小さいため、親指の爪ほどの大きさと表現されることもあります。
  • 体には球根状(コブ状)の棘を多数持ち、色や形には変異があり、赤色・赤紫色・黄色など様々な色彩がみられます。
  • 吻(口にあたる部分)が極めて短いことも、本種の識別点のひとつ。
  • 擬態能力が非常に高く、サンゴのウミウチワ(または赤色サンゴ)の枝にそっくり溶け込むことで、自分の存在を隠します。このため、水中でも発見が難しい「究極の擬態者」と言われることがあります。

生態

  • 食性は典型的なタツノオトシゴ同様、小さなプランクトンや微小な甲殻類などを「吻」で吸い込む形で捕食すると考えられます(他のシーホース類と共通の習性からの推定)。
  • 繁殖形態も同属のタツノオトシゴに倣い、オスが育児嚢を持ち、受精・子育てを担う可能性が高いですが、本種特有の詳細な繁殖行動については、観察例が少なく、まだ研究途上のようです。
  • 天敵としては、擬態をかいくぐって探す肉食魚やサンゴ礁の捕食者が想定されますが、棘や擬態による防御が本種の重要な生存戦略と考えられます。

分布域

  • 世界的には、インド洋~西部太平洋域を中心に分布。具体的にはニューカレドニアやパプアニューギニア、オーストラリア、ソロモン諸島、パラオなど広範囲に記録があります。
  • 日本国内では、主に黒潮の影響を受ける地域 — 例えば伊豆諸島(八丈島)、小笠原諸島、高知県沿岸、鹿児島県、大隅諸島、沖縄県など。

観察できる環境

  • 生息域は水深およそ5mから50m程度まで幅広く報告されています。
  • 多くの場合、ウミウチワ属やアカザヤギ属などのソフトコーラルの枝間にしがみついており、その上で擬態して過ごします。
  • ダイビングやスキューバで訪れる珊瑚礁の中深場、サンゴ群集域が観察の可能性が高いポイントです。

観察時の注意点

  • 本種は体が非常に小さく、かつサンゴに擬態しているため、むやみにサンゴに手をついたり触れたりしないこと。サンゴとコダマタツの両方にストレスやダメージを与えやすいためです。

コダマちゃんって呼ぶより、ピグミーちゃん、って今まで通りに呼びそうな自分がいます。

さて、話は変わってマニラの話。用事を済ませてからアニラオに移動する日でした。

マニラの家の近所のワイルドフラワーというベーカリー兼レストランに欲しいアイテムがあったんですが、たいてい品薄なので予想通りの在庫切れ。すると店員さんが「アヤラトライアングルにもありますよ」と。

地下1階、マーケットプレイスの横だそう。マーケットプレイスには寿司つむらに行く時に何度も通ってるアヤラトライアングルですが、そんなのあったかと訝しがりながら、汗をかきかき歩くこと15分。

どう探してもワイルドフラワーなんて影も形もない。代わりに、ちょっと雰囲気の似た別の店が。その名はGeorge and Onnie’s。

「ワイルドフラワーどこです?」と聞くと、「サルセドにあります」と別方向を案内される。

いやいや、マーケットプレイス横って聞いたから来たんだけど? と軽く混乱しつつも、店内の雰囲気が妙にワイルドフラワー系っぽかったので、「もしかしてシスターカンパニーだったりします?」と聞いたら、「はい、そうです」とあっさりゲロりました。

じゃあ予約してたアイテムは? と尋ねると、「ありますよ」と。いや、それ先に言って!というツッコミが漏れ出る表情をしてしまった自覚があります。

グリーンベルトのワイルドフラワー側も、系列店の名前の違うレストランに取り置いてあると一言いってくれればよかったのに。

どちらの店も、ハイソなフィリピン人や、外国人が通うわりかし高級な部類の店舗。勤めているスタッフもインカムをつけていたり、正規の教育を受けた少しだけ賢さレベルの高そうな人々(汗だくの私を見て水を勧めてくれたり、「ラッピングはいかがですか?」とか親切)なんですが、基本連絡は疎か。

ということで、今日の学び。Wild FlourとGeorge and Onnie’sは、運営元が一緒。例のアレを買うなら、在庫切れがちなWild Flourよりは、George and Onnie’sがオススメでした。

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