恵比寿とモスクへ

スタッフ日本滞在4日目。家での朝食。

朝食直後に予定がきまっていて、時間を確認しながら食事をして、準備をして出かけるというタイトさは、フィリピンでは普通経験できないものです。素早く支度をして、先に出かけていく母をみながら説明してみましたが、わかってくれたかな。このスピード感というか、脳内段取り。

朝の体操前に、近所のコインランドリーを下見。家の小さい洗濯機では間に合わないので、スタッフの洗濯は数日に一度ここでやってもらうことに。自分の人生でさえあまり使ったことのないコインランドリーを、全く使ったことのない人に使ってもらうので、様子は先に下見ておかないと。

で、8時の回の体操。スタッフ現れず。

終わった頃に登場。施錠されていないのに家のドアが開けられずに30分ほど閉じ込められていたらしい。

やる気を見せる女子スタッフは、9時の回に参加しました。しかし、母と奥さんホームの8時の回の人にあわせたいのよね、本当は。

初めてのコインランドリー、洗濯機と乾燥機、うまく使えたみたいです。

乾燥機まで使って、洗濯物を片付けた後、本日は奥さんが子どもの頃を過ごした恵比寿へ。ハエのいないほうです。はい。埼玉ボーイとシティガールのバックグラウンドの大きな隔たりが、少しは理解できたですかね。

エビスビールあらため、サッポロビールの前のみどりがきれいでした。

ムスリムも食べられそうな、豚を使っていないラーメン屋を検索して、綾川へ。

鶏もも肉の横にチャーシュー発見で、抜いてもらいました。代わりに鶏もも肉にしてくれたみたいです。手打ちでもっちり麺でした。スタッフからラーメンのリクエストもらっていたので、もう一回くらいは別の味のラーメンを食べられる機会を作りたいものです。

麺をすすってはいいけれど、くちゃくちゃ咀嚼してはダメ。理不尽かもしれませんが、そういうものなので、慣れてもらいます。

マイマイがムスリムなので、日本で一番？のモスクの東京ジャーミィへ。モタモタしている間に午後の礼拝（1日5回あるうちの4回目）が始まったようで、本人2階の礼拝所で他の信徒といっしょにお祈りできて、よかったみたい。アニラオのリゾートでは、目立つところではお祈りしていないのだけど、よかったのかなと、今更ながらに再心配。

ここで買ったヒジャブ（フィリピンのムスリム内でもヒジャブというらしい）は質もなかなか。日本産ではないだろうけれど、良い土産になったでしょう。ムスリム用の数珠を家族のお土産にほしそうでしたが、値段が高めなのでやめたとのこと。

大学の時第二外国語がアラビア語で、ペルシア語の先生とも仲良かったくせに、当時からあった東京ジャーミーを訪れるチャンスがなくて、今実現。生アッサラーム・アライクムをはじめて声かけられましたが、ワ・アライクムッサラームが流石にすぐに口に出てこなかったです。

足が弱いおじいさんドライバーと私だけ、先に帰ろうとすると、西武線で人身事故。1時間以上最寄り駅域の電車がうごかないとのことで、タクシーを待つも、さすが埼玉。全然回ってこないです。結局寒空の下でただ待ちぼうけて体が心まで冷えて、石鹸カタカタなる音が聞こえ始めた頃に電車再開。駅に戻って明日から使うレンタカーをゲット。

ただ一つ良かったのは、寒空で握る温かいコーヒーの美味しさがわかってくれたことですかね。

若者組と合流して、家ご飯。午前に恵比寿にいっていたのに、YEBISU BREWERY TOKYOでエビスビールの試飲をしなかったのは悔しいので、ちょっとは飲めるロナルド、ジェラルディン、マイエンと買ってきた恵比寿ビールで乾杯。

酒のあてはこの時期ならではのホタルイカ。光るイカだよーと説明しても、反応イマイチ。季節ごとの食材に敏感になってしまうのは、日本人ならではなんだなんと思い知らされます。

アレルギーでイカもダメなロナルドは、野菜をせっせと食べています。この勢いで、フィリピンに帰ってからも野菜多めの食生活にして長生きしてもらいたいですね。