ダイビング旅行社の行く末と ChatGPT vs. Gemini

日本からの視察団

本日も少しうねりが残っているアニラオです。台風27号、割としつこい子です。ボートの乗り降りは慎重に。水温は28度。

午後のボートが出たあたりで、今日はフィリピン観光省(DOT)に連れられて、日本から旅行会社の方々が来られるとの連絡がありました。

来てくださったのは、普段からゲストを送ってくださっているユーツアーさん(名古屋の会社)。名古屋拠点だと、日本に戻ったタイミングでもなかなか直接お会いできなかったので、こうしてアニラオで顔を合わせられたのは幸運でした。

SNSなどでお顔は拝見しているのですが、いつもメールでやり取りをしている担当の方とお会いできて、親近感アップです。お土産のきしめんも、ありがとうございます(^o^)。

旅行会社としてはユーツアーさんだけで、他にはダイブショップの方が数名。
その中の一つが「くろちゃん」という大阪のショップさんで、名刺交換できました。結構ホームページ作り込んでいますね。若めのインストラクターさんで、こういった次世代を担うダイバーさんとも仲良くありたいものです。

DOT大阪の担当者さんも来訪。フィリピン観光省は東京はフィリピン大使館内に、大阪は領事館内にあります。随分昔に JAL のお仕事でいらしていた駐在員さんが、日本帰国後に出向していた記憶があって、今回来られた方とは初対面ですが、ちょっと親近感があります。

旅行会社経由は10%未満

「今日は旅行会社さんたくさん来るのかな?」と身構えていたので、マグダレナ全体の売上に対して旅行会社経由がどれくらいの割合なのか、資料を AI に投げてまとめてもらいました。

ChatGPT と Gemini、両方使ってみたんですが、最近「Gemini がアップデートされてすごく良くなった」という噂のわりに、扱えるファイルが 10 個までという制限がネックで、今回の「お仕事できるかな」比較は ChatGPT に軍配があがりました。

調べた結果、2025 年 11 月末までの売上のうち、旅行会社経由は約 9.2%。少ないとも言えるし、伸びしろがあるとも言えますね。

自分で旅行に行くときも、ほぼほぼ旅行代理店は使わなくなっているのはインターネットの普及のせい。さらにこれから検討と予約までしてくれそうな AI のエージェント機能が強力になってくることを考えると、旅行代理店の将来が不安になります。

どうなるダイビング旅行業界  AI と壁打ち

もし自分がダイビングの旅行会社を経営してたら?という前提で、ちょっと調べてまとめてみました。もちろん、ChatGPT と Gemini にも協力してもらいます。

Gemini がアップデートされたおかげで、裏で働いている NotebookLM も強化されたのは聞いていたので、調べた内容をソースにして、「インフォグラフィックボタン」と「スライド資料」ボタンを押したら、数分で超絶きれいな資料が出てきました。

1枚物のインフォグラフィック
スライドのレベルは圧巻。イラストや写真も勝手に生成。

スライド作成は、ChatGPTより圧倒的に Google ファミリーですね。これだけでもスライド作成の分野についてはゲームチェンジャーっぽいですが、微調整の編集ができるようになったらさらにパーフェクトです。

スライドの実物はこちらのリンクからどうぞ。

世の中のコンサルタントさん、これでムチャムチャ助かりますね。基本誰も彼も AI を使って資料を作るでしょうから、差別化をはかるとしたら、「人柄」ですかね?

Google はすでに Gmail で生活インフラの一部に食い込んでいますが、AI 分野でもスタンダードインフラにこのままなってしまうのかもしれません。

便利な反面、1 企業に生活の大事な部分を押さえられているのは、ちょっとだけ気持ちが悪いですね。。

エストファード、男か女か問題

本日のランチはエストファード(Estofado)でした。

そして発覚したエストファード/エストファーダ問題。

「エストファード? それともエストファーダ?」

一般的には Estofado(エストファード)で検索ヒットしますが、我が家もよく使うマニラのフィリピンレストラン、 Fely J’s Kitchen のメニューには Pork Estufada Bisaya と書かれていて、こちらは “エストファーダ” 派。

「どっちが正しいの?」問題が、今日のランチで突然勃発したわけです。

● エストファードは“男性名詞”だった

スペイン語には男性名詞・女性名詞があります。
では Estofado はどちらか?

答えは 男性名詞

  • 単数:el estofado
  • 複数:los estofados

意味は「シチュー」「煮込み料理」。
男性名詞だからと言って“男らしい料理”という意味は全くなく、単に文法上の性の問題です。

● 語源はフランス語

estofado の語源をたどると、どうやらフランス語。

  • étouffer(息を詰まらせる/蒸し煮にする)
  • étouffade(蒸し煮料理)

蒸気を閉じ込めて煮る調理法が語源となり、そこから「蒸し煮料理」という名詞に発展したとされています。

● 男性名詞になった理由

スペイン語では、動詞の過去分詞形(〜ado/〜ido形)が名詞化する時、
多くは男性名詞になります。

例:

  • asar → el asado
  • guisar → el guisado
  • estofar → el estofado

つまり Estofado が男性名詞なのは 文法パターンに従っただけで、特別な文化的理由はありません。歴史的にも「女性名詞だった時代」があったという記録はなく、ずっと男性名詞として使われてきたようです。

● “女性名詞の煮込み” Kaldereta の存在

ここで気になるのが、フィリピンでおなじみの煮込み料理のKaldereta(Caldereta)

これはaで終わる 女性名詞

スペイン語での形

  • la caldereta(女性名詞)

語源は caldera(大鍋・釜)。こちらも la caldera(女性名詞)なので、語尾 -a の女性名詞が料理名になったという流れです。

● 料理名の性別には“道具由来”か“動詞由来”の違いがあった

▼ 道具・容器名由来(女性名詞になりやすい)

  • la caldera → la caldereta
  • la olla → la olla podrida

→ 元の道具名(大鍋・釜)が女性名詞なので料理名も女性名詞。

▼ 動詞の過去分詞由来(男性名詞になりやすい)

  • asar → el asado
  • guisar → el guisado
  • estofar → el estofado

→ 文法的に男性名詞になるパターン。

● ただし例外は山ほどある

スペイン語の料理名はかなりカオスで、例外も大量です。

  • la fritura(揚げ物)← freír の派生だけど女性
  • el caldo(スープ)← 道具じゃないけど男性
  • 外来語は別ルール(el sushi, la pizza など)

なので、

「男性名詞か女性名詞か」で料理を分類するのは不可能に近いというのが結論。

● では Fely J’s が「エストファーダ」を使う理由は?

Fely J’s(フェリーおばさんのキッチン)は、ブランドイメージとして「女性の温かさ・家庭料理」を打ち出しています。だから あえて女性名詞的な “Estufada” を使ったのではないでしょうかね?

まぁ、あれこれ思いを巡らせても、美味しければすべて良し。

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