日曜日のマカティ。先日廃業が判明した、ギリシャ風ヨーグルトのダラワンミルクメン。フィリピン人スタッフが引き継いで出店していないかとおもって、レガスピのサンデーマーケットに行ってみましたが、やはりなし。未練はきっぱり捨てましょう。
野菜売り場で奥さんの目に止まったのが、この野菜。ニョッグニョーガンとか、ルビルビと呼ばれるものです。ケソン州の田舎で食べたことがあるということですが、私は初めて目にしました。普通にマニラに暮らしている人にとっても、ほとんど知られていない野菜なのでは。
調べてみると、フィリピンイチジク(Ficus pseudopalma)の新芽だそう。観葉植物としての側面もあるということで、身近なところでは、グリーンベルトのチャペルの横に1本植わっています。幹から直接実がなるのが、一見不思議ですが、日本のイチジクもそのように実がなるのだそう。
一つ実をむしって割った器物破損の奥さんに、実の中に巣くっていた虫の洗礼。イチジク属だけあって、小さい種がいっぱいですね。熟せば食べれるのかな?
定番の、ココナッツミルクで煮たギナタンにしていただきました。歯ごたえがあって美味しいです。
新しい知識を得たので、拙著『フィリピンの野菜 市場で迷わない80種の野菜ナビとレシピ40種』を改定しました。これで第4版になります。
寄付だと思ってお手にとっていただけますと、またフィリピン料理に興味のある方に推薦していただけますと幸いです。m(_ _)m
秋になって夕焼けに対する期待が高まる本日、かなり良い絵になりました。赤の海と水平線が、シンエヴァンゲリオン風。
夕食は2夜連続となった鍋料理で、ラプラプ鍋。ドライバーの家族にコロナ陽性者が出たことが判明して、ドライバーと接点のあった私達からお父さんに感染るといけないので、家族鍋とはならずでしたが、ラプラプ、柔らかくて、甘みがあって最高でした。おでんハウスさんで買った豆腐もジャパンクオリティーでハオ。一人一丁ずつで、炭水化物なしで満足ディナーでした。
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