ロックダウン時に始めたい良い習慣

#おうちで過ごそうが常態化している、マニラロックダウン生活。ここ数日は読書で、読んでいた本は、ユヴァル・ノア・ハラリ著『21 Lessons: 21世紀の人類ための21の思考』

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氏の最初のメガヒット『サピエンス全史』が面白かったので、その続編『ホモ・デウス』は発売されてすぐに読んだけれど、その後の本著はビジネス本っぽいタイトルから敬遠していましたが、どうせ読むなら知った著者の本が良いということで選択。

タブレットはアニラオにおいてきていたので、携帯電話のKindleを凝視する時間の多かったここ数日でした。長い文章を読むのも久しぶりなので、脳がなれるまで少し時間がかかった自分も発見。

既読の前2作の延長線にある本著なので、そういう意味では読みやすかったです。豊富な例は飛ばして読むという、読書の作法も思い出しつつ。洋書なので、段落の最初に必ず書いてある主張したいことを拾いながら前へ進みます。

こういう、スケールの大きな歴史書を執筆する著者の考え方に触れてよかったことは、ロックダウン明けの営業再開時に必要な事柄を準備しているのが、相対化できるというところですかね。感染予防の一つ一つの方法に影響は与えませんが、それを考えている自分に少し余裕をもたらせてくれるというか。

ロックダウン明けに引き継げるような良い習慣を生活に組み込みたいと思っていて、一つは運動。リゾートの坂道を上り下りしたりは確かに運動ではありますが、用事が入ってできたりできなかったりしていた運動の時間を意図的にとれるように。今は洗濯物を取り込んでベランダが空いて、夕食の準備が始まる前の午後5〜6時ごろが運動タイム。今や入手が困難になったらしいニンテンドースイッチのリングフィットアドベンチャーが運動の友です。

もう一つ習慣化したいのが、ハラリ氏のいう瞑想。氏はヴィパッサナー瞑想を実践しているそうで、15年くらい前に日本で買ってあったヴィパッサナー瞑想の本、地橋 秀雄著『ブッダの瞑想法 ヴィパッサナー瞑想の理論と実践』が役立つときがやってきました(といって部屋を探すが、ない。アニラオか?)。

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瞑想がなければ『サピエンス全史』も『ホモ・デウス』も書けなかったという瞑想のパワー。ロックダウン時のストレスの緩和にもいいだろうし、フェイクの多い情報の中から正しい情報を選んでいく頭脳の明晰さや気持ちの慌てなさにもつながると思うので、やってみようと思います(奥さんにはまた笑われそうだけれど、と「思った」)。

今日のランチは、奥さんが数日かけて用意した、ニシンの甘露煮を使ったニシンそば。ニシンの甘露煮を家で作るのは人生で遭遇することのなかった機会ですが、奥さんも料理するのははじめてだったそう。手が込んでいる分、美味しゅうございました。

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写真家度がアップし続ける、ガードマンの、いいねがたくさんついた愛犬ダポルの写真。いいね。

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