青いサンゴ礁と停電タコ騒動

朝のサンドイッチでホッとひと息

土曜日の朝、アニラオ・ヴィラマグダレナダイブリゾートでの一日が始まりました。

朝食はマヨネーズで和えたゆで卵のサンドイッチ。シンプルだけれど、これぞ日本の味です。マヨネーズだって日本のキューピーのを使ってますからねっ。

サラダはたっぷりめで、ツナも入っていました。さらにクリームスープにはほうれん草が加わり、朝からしっかり野菜が取れて幸せのセット。

ボートが出る前、スタッフのダンディが体重計を持ってきていました。何が気になったのかはわかりませんが、ちなみにロナルドのほうがちょっと軽いそうです。

「青いサンゴ礁」に感動したゲストさんの話

この日の水温は約26.5度。飛び込んだ瞬間はまだヒヤッとした冷たさを感じますが、これから季節が進むにつれて徐々に上がっていくでしょう。水中での快適さが増す季節が近づいています。

この日のファンダイブで印象的だったのは、マニラから北、バターン半島でお仕事をされているダイバーさんのエピソードです。バターンからアニラオまで直接来ると6時間ほどかかってしまうとのこと。そこで、一番近いスービックでダイビングのライセンスを取得されたそうです。

スービックはもともと米軍の軍港があった内湾エリア。近くに大きな町があることもあり、透明度が2〜3メートルほどと、あまり良い環境ではありません。しかもサンゴがほとんど見られない海でのダイビングを経験してきたそうで、今回が初めてのアニラオ=サンゴの海訪問でした。

潜ってみると、透明度の高い青い海、広がるサンゴ礁の景色に大感激。「青いサンゴ礁でしょう」とおっしゃっていました。松田聖子さんのファンだった世代の方ならではのご感想です。

ちなみに、サンゴそのものは青くありません(アオサンゴってのもありますが、レア)。サンゴは褐虫藻という藻類を体内に持っているため、多くの場合、茶色っぽい色をしています。「青いサンゴ礁」というのは、サンゴ礁を覆う水が青く輝いている様子を表現しているに違いありません。

松田聖子さんの歌の世界観そのままに、アニラオの海を楽しんでいただけたなら、こちらも嬉しい限りです。

もっとも、アニラオに潜られた方なら、「青い(モンガラのいる)サンゴ礁でしょう」と言いたくなるかもしれません。それほどのアオモンガラウォールがあちこちで見られます。

フィンキックを練習したい方がいらしたので、ヘリコプターターンとバックワーズキック。

お昼はジェラルディンが作ってくれた唐揚げ。マカロニサラダもクタクタになりすぎず、ちょうどいい仕上がりでした。ダイビング後の体に染みる、シンプルで美味しいランチでした。中年が摂取するカロリー的には、唐揚げは2個でいいような気もしますが、ごちそう感があるのは、3個以上ですよね。

午後の停電騒動――犯人はタコ?

午後2時20分頃、突然の停電。晴天で特に嵐があるわけでもなく、停電の理由がまったく見当たりません。

この地域を管轄する電力会社「バテリック」に電話してみましたが、全く繋がらない状態。ただ、バテリックもそうした状況を想定しているのか、SNSで状況のレポートを発信してくれていました。そこに書かれていた原因は……タコ(凧)が送電線に引っかかっている、でした。

しかも、確認できるだけで3か所。子どもたちが凧揚げを楽しんでいるのはほほえましいことですが(つか、感電死してない?)、送電線の近くでの凧揚げはトラブルのもと。保護者の方にもぜひ目を光らせてもらいたいところだけれど、日本にくらべて「しつけ」が希薄な社会なので、改善はされないでしょうね。罰金を取るなど、恐怖をちらつかせないと駄目かも。

XよりFacebookが頼りになる国、フィリピン。

「送電線の近くで凧を揚げたら引っかかる」という想像力を持てるかどうか。それは子どものうちに学ぶべき大切なことだと、日本人は思います。今のフィリピンの子どもが大人になった時にフィリピンは、やっぱりフィリピンなんだろうなと、お咎めなしで周りが被害を受けている現状を見ていて思いました。

サンセットに癒された一日の終わり

そして夜を迎えたアニラオの空には、美しいサンセット。2月・3月は海面上に雲が少なくて、フィリピンの夕日が特に美しく見える時期。アニラオの水平線に沈む夕日は、マニラ湾の夕日にも負けない美しさです。

夕日の前には、停電も復旧して、暗い夜を過ごさなくてすんだのも、小さなラッキーでしたね。

今日のまとめ

スービックでライセンスを取ったゲストさんが、初めてのアニラオの海に「青いサンゴ礁みたい!」と感動してくれました。別の環境で海を学んできた方が、アニラオの美しさに気づいてくださる瞬間は、この仕事をしていて本当に嬉しい瞬間のひとつです。そして夕方には美しいサンセット。素晴らしい土曜日でした。

お役立ち情報:アニラオは2月〜3月がサンセット観賞に最適な時期です。また、サンゴは実際には茶色っぽい色をしていることが多く、「青いサンゴ礁」の「青」は水の透明感から来ています。ダイビング初心者の方も、透明度の高いアニラオの海なら、最初から感動的な水中体験ができますよ。ライセンス取り立ての方のご来訪も大歓迎です!

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