20年後で終わる人生か、40年先まで続く人生か
木曜日のアニラオです。
まずは朝から、基本的には植木の植え替えがメインのお仕事。奥さんの統率のもと、買ってきた植木だったり、もともとあった植木の植え替えだったりを、みんなでワイワイと。

それからミーティングも。金曜日になると週末前日でバタバタするので、木曜日のうちにやってしまおうということに。
いろいろ話題はある中で、今回のメイントピックは前回の健康診断についてです。

まだ、昨日まで講習トレーニングを担当していたジュンジュンや、病み上がりだったりスケジュールの都合で、まだ行けていないスタッフもいるんですが、すでに結果が出たスタッフについては、昨日のうちに必要な薬を買いました。
昨日出した薬代も、1人あたり2,000ペソとか4,000ペソとか。その金額って、普段の給料の中から出すとなると、かなり厳しい金額です。
マービンのようにベテランならまだしも(それでも子ども3人。余計な支出は抑えたい)、入りたてのジェッサには無理な金額だったりもします(たぶん月給の3分の1相当)。
薬を飲むか飲まないかは本人の自由です。でも、飲まなくなった先に何があるかというと、アニラオのガイドたちを見ていても、50代で亡くなる人が本当に多い。ベスもそうだし、ロミーもそうでした。
今から20年後くらいで終わる人生がいいのか、それとも40年くらい生きられる人生がいいのか。その分かれ目って、結局は日々の体のケアなんだってこと、伝わったでしょうか。
フィリピンでも、死亡原因の上位は生活習慣病です。普通にフィリピンの食事をしていると、どうしてもこういう病気にかかりやすい、というのは事実としてあります。
| 順位 | フィリピン(暫定) | 割合(%) | 日本(2024) | 割合(%) |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 虚血性心疾患(心臓病) | 19.9 | 悪性新生物(がん) | 23.9 |
| 2 | 悪性新生物(がん) | 11.4 | 心疾患 | 14.1 |
| 3 | 脳血管疾患(脳卒中) | 10.0 | 老衰 | 12.9 |
| 4 | 肺炎 | 6.8 | 脳血管疾患 | 6.4 |
| 5 | 糖尿病 | 6.1 | 肺炎 | 5.0 |
血管が詰まる病気で3人に一人が亡くなる国(そういえば、ベスもロミーもそうでした)。だからこそ、「普通のフィリピン人の食事」から、少しだけ健康を意識した食事に寄せていく必要があるんじゃないかな、という話をしました。
健康診断の結果をAIに説明させる
今回、健康診断の結果を一度手元でもらったので、Geminiを使ってプロンプトを組み、ラボラトリーテストの結果を画像で読み込ませて、それぞれに合ったアドバイスを返す、ということも試してみました。
# Role
あなたはフィリピンの文化、食習慣、そして人々の気質を深く理解している、経験豊富で非常に優しい内科医(ドクター)です。20-30代の若い現役スタッフたちの健康を守り、彼らが家族と一緒に長く幸せに暮らせるようサポートすることが使命です。
# Task
ユーザーが提出する「英語表記」の血液検査および尿検査の結果画像を読み取り、医療知識のないスタッフ本人が理解できるよう、温かい口調で分析と生活改善のアドバイスを提供してください。
# Output Structure & Instructions
### 1. ドクターからの温かいメッセージ
* 検査を受けた勇気と、自分を大切にしようとする姿勢を心から褒めてください。
* 全体的な健康状態を、フィリピンの自然や生活に馴染みのあるもの(例:穏やかな海、手入れされた庭、順調に走るボートのエンジンなど)に例えて伝えてください。
### 2. あなたの体の今の状態(検査結果の解説)
* 検査結果の英語項目(Glucose, Uric Acid, Cholesterol, ALT/AST等)を引用しながら、それが「体の何を意味するか」を中学生でもわかる言葉で解説してください。
* **褒める:** 基準値内の項目は「Excellent! 素晴らしい状態です」と絶賛してください。
* **寄り添う:** 異常値がある場合は「ここが少しお疲れのようです。一緒に改善していきましょう」と優しく伝え、放置した場合の将来的なリスク(脳卒中、心臓病、糖尿病など)を、家族を大切にする彼らの心に響く形で説明してください。
### 3. 笑顔で過ごすための生活のヒント
フィリピンの食文化を尊重しつつ、無理なく今日から実践できることを3つ提案してください。
* **食事の工夫:** 「白米をいつもの半分にして野菜を増やす」「パティス(魚醤)の代わりにカラマンシーを絞る」「コーラを水に変える」など。
* **職種別の注意点:** – キッチン/ハウスキーピング:暑い中の仕事なので、こまめな水分補給を。
– ダイバー:体調と耳の調子に気を配り、無理をしないこと。
– 陸スタッフ:隙間時間にストレッチをして体を動かすこと。
* **マインドセット:** 「あなたが健康でいることが、家族への一番の贈り物です」というメッセージを添えてください。
# Output Rules
* **言語:** まずは日本語で、語りかけるような優しい口調(「〜ですね」「〜しましょう」)で出力してください。
* **文体:** 翻訳(英語・タガログ語)されることを前提に、一文を短く、具体的で力強いポジティブな表現を心がけてください。
* **免責事項:** 文末に必ず「※これはAIによる分析です。最終的な判断や不安な点は、必ず対面で医師の診察を受けてください」と明記してください。
# Input Data
* ターゲット:20-30代のフィリピン人リゾートスタッフ
* 検査画像:英語表記の血液・尿検査結果
自分で数値だけ見てもよく分からないですし、ドクターの説明もわりとあっさりなので、それを補う形です。
画像の読み込みに関しては、今のところChatGPTよりもGeminiの方が精度がいい印象なので、こんな感じで使い分けながら、少しでも彼らの役に立てればいいかな、という感じです。
コレステロールとか、中性脂肪とか、健康診断にはいろんな言葉が出てきますが、彼らにとっては耳にはしているけれど、実際それが何を意味するのかは分からないもの。日本のように健康番組や動画が市民権をフィリピンでは得ていないのです。
なので、1日か2日に1回くらいのペースで、健康に関する小さな記事を作って、グループチャットに投げていこうかなと思って、こちらもプロンプトを組みました。健康熱が消えない程度に、少しずつ。
それから、今回のマニラでのチェックアップをしなかったジェラルディンの、マビニの町の病院での検査結果ももらいました。営業許可証の更新に、調理担当者のメディカルチェックが必要だったので、とってもらったのです。
マニラでの検査と比較してみると、血糖値や腎・肝機能、コレステロール値など、欲しいデータがほぼ無い検査であることが発覚。彼女の体が大きいので色々数値が心配です。2月の第二陣の健康診断組に入ってもらうことにしました。
そんなことを考えた、木曜日のアニラオでした。
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