マニラデーに考える、AI時代のフィリピン日系メディアのこれから

月曜日です。

本日から月・火・水とフィリピン人スタッフはお休みになるため、アニラオでのダイビングは一旦お休み。というわけで、マニラに戻ってきてのマニラデーです。

とはいえ、なかなか完全に休みというわけにもいかず、結局月曜日はいつも通り、週末の会計の締め作業などを。

そんな中、Facebookの記事に、まにら新聞がうまくいっていない、というポストが上がっていました。

確かに、コロナ前はフィリピン在住の日本人の間では、ときどき話題に上がる存在でしたよね。特にローカルニュースは参考にしていた人も多かった印象です。

でも、コロナ禍の最近は全然聞かなくなっていました。紙としての新聞の発行も止まっていたようですし、意識の外にすっかり出てしまっていたメディアでした。

必要な情報はネットで取れるし、ここ1年くらいはAIに聞けばすぐに出てきます。ローカルニュースに至っては、知ったところでどうなの?的な出来事も多いのが実情。「へー、こんないざこざがある国なのね」程度だったと思います。結局解決しないので、そこからの学びがないフィリピン事件の数々。

そんな今や、「オールドメディア」でも、お父さんの偽警察官による拉致事件の時も取り上げていただいたまにら新聞。そういう意味では恩義もあります。もし立て直すのならどんな案があるのか、ChatGPTとGeminiにそれぞれディープリサーチしてもらいました。

ChatGPTのディープリサーチ本文

Geminiのディープリサーチ本文

個人的には、Geminiのディープリサーチのほうがわかりやすいですね。今回は。

リサーチ結果として面白かったのは、フィリピンに来ている日本人の層の変化です。

以前は駐在員、いわゆる企業所属の人が圧倒的に多かった印象ですが、今は語学留学やノマドワーカーなど、大きな企業に属さない人たちも増えているらしい。

ダイビングをしていると、企業の方と接する機会が多いので気づきにくいのですが、全体のトレンドは少しずつ変わってきているようです。

AIで何でも分かるような気がする一方で、やはり一次情報に当たることの大切さは変わらないと感じます。実際に現場で取材して、信頼できる形でまとめられた情報。これに代わるものは、まだないのではないかと思います。

それと同時に、情報が多すぎて「何を知ればいいのか分からない」という状態もあります。情報を精査するコストが、以前よりもずっと高くなっている。

だからこそ、

・一次情報をしっかり取りにいける取材力  
・現地に長く住んでいて、信頼できる人間の確保
・その分野で「この人に聞けば間違いない」と言える専門性  

こういったものを持った人たちが情報をまとめていく、いわば専門家をネットワークで繋ぐようなメディアが、これからは必要なのかもしれません。

一世を風靡したメディアも、気がつけば静かに役割を終えていく。その流れの中で、次に必要とされる形は何なのか。情報を知りたいという人の本質は変わらないでしょうから、時代にマッチした形に臨機応変に合わせていくのは、大変だろうけれど、やりがいはありますよね。

そんなことを考えながら過ごした、マニラでの月曜日でした。

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