ビザ、出るのか出ないのか
毎週月曜日は、週末にリゾートで積み上がった会計や事務仕事をまとめて片付ける日。でも今週の月曜日は、いつもとは少し違う緊張感がありました。
スタッフのジェラルディンとクラリッサが、翌朝9時のフライトで日本へ旅立つ予定なのに、日本のビザがまだない!
旅行会社、関係各所、あらゆる方面に話を聞いてまとめた情報によると、今日の午後が「最後のチャンス」。フィリピンのビザ手続きの総元締め的な機関JVACから旅行代理店のスタッフが午後に戻ってきて、そこで結果が判明するとのこと。
一度パスポートが返却され、書類を修正して再申請してからというもの、出るのか出ないのか、ずっとわからないまま数日が過ぎていました。こういうストレスは、コロナ以来ではないでしょうか。コロナのときは出口すら見えませんでしたが、あの頃の「どうなるかわからない」感覚が久しぶりに蘇ってきた気がしました。あー、胃がキューっとする。
今回の日本行きは、半年以上前から計画してきたものです。
彼女たちを日本に連れていきたかったのは、単なる旅行ではありません。日本の社会を実際に見て、感じてもらうことが、彼女たちにとって大きな学びの機会になると思っていたからです。それが「ビザが出ませんでした」の一言でなくなってしまうとしたら――半年間が無駄になったような気がしてしまう。そんな気持ちがずっとありました。精神的なダメージは計り知れないです。私の。
旅行代理店の午後の営業時間は、午後1時から3時まで。前回、パスポートの受け取り連絡が3時過ぎに来たことを考えると、営業時間が終わった後に連絡が来る可能性だってあります。
パスポートはオフィスに来ていても、受け取れないのでは恨んでも恨みきれないので、3時前に旅行会社のオフィスへ向かい、中にいるスタッフに直接「少し待たせてもらえますか」と伝えて、オフィス内でスタンバイすることにしました。

締め出されてしまっては何もできません。それなら少し早めに動いて、確実に受け取れる状況を作るほうがいい。
しばらく待っていると、目の前をパスポートがたくさん入っていそうなカバンを持ったローカルスタッフが通り過ぎていきました。ドキがムネムネします。
そして「パスポート、返ってきました」。
パスポートが戻ってくるということは、許可でも不許可でも結果がわかるということ。修正した書類を出しているのだから、おそらく大丈夫だろうと思いつつも、開けるまでは確認できません。
事務処理を待ち、パスポートを開けてみると……ビザ、ちゃんと出ていました。
ギリギリセーフ。翌朝9時10分のフライトに間に合います。
出発前夜の怒涛の手続き
ほっとしたのも束の間、今度は明日以降の手配確認です。日本のホテルの再確認、予約番号のチェック、チェックイン手続きの整理。さらに入国関係の書類として、フィリピン側のeトラベル、日本側のVisit Japan Webの準備。スタッフにも事前に伝えていたのですが、ここで一つ抜け落ちていたものがありました。
トラベルタックスです。
フィリピン人が海外渡航する際、国を出るときに徴収される税金で、1人あたり1,650ペソほど(日本円で約4,000~4,500円)。クラリッサからeトラベルのオンライン手続き時に「なんかエラーが出るんですけど」という連絡を受けて気づき、急いでオンラインで支払いを済ませました。昔は役所の窓口まで行かなければならなかったそうで、オンライン化された今はまだ助かります。
もう一つ、新幹線のチケット問題もありました。今回はスマートEXで予約していたため、えきねっとと違い、チケットを発券できる窓口が東京・品川など限られています。スマートEX対応の券売機がどこにあるのか、事前に方法を調べて準備しておきました。京都への移動はあさってなので、翌日のうちにチケットは手にしておきたい。
AIツールの引き継ぎ作業も
同時並行で、もう一つ取り組んでいたことがありました。今回の日本旅行中、ジェラルディンとクラリッサにAIツールを旅に役立ててもらえたらと思っています。調べ物をしたり、旅の感想をまとめたりするのに使ってほしいと考えていて、彼女たちにはGeminiを使ってもらう予定です。
そのついでに、私自身もこれまで1年間使っていたChatGPTの設定を、ClaudeとGeminiに引き継ぐ作業をしてみました。簡単にできて、GeminiとClaudeが1年かけて育てたChatGPTみたいになりました。これならチャッピーがいなくても寂しくない?
今日のまとめ
ギリギリのタイミングでスタッフ2人のビザが無事に取得できました。半年以上かけて準備してきた日本行きが、明日の朝9時のフライトで実現します。
旅行会社の方々、情報を共有してくださった関係各所の皆さんに感謝です。待っている間のドキドキを共有できたことも、ある意味で忘れられない経験になりました。
フィリピン人スタッフや家族を海外旅行に連れて行く際、トラベルタックスの支払いは見落としがちです。以前は窓口払いのみでしたが、現在はオンラインで支払い可能。空港のカウンターでも支払えますが、混雑時は時間がかかることも。出発前日までに済ませておくのがおすすめです。また、スマートEXで新幹線を予約した場合、発券できる駅が限られるため、旅程に合わせて事前に確認しておくとスムーズです。
チャットAIの乗り換えは今後もありそうですが、こうやって各種メーカーが移行の手段を用意してくれているので、将来的にまた乗り換える事態が起きても大丈夫そうですね。
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