日本行動日。実家で頂いた食パン専門店の「考えた人すごいわ」のレーズンパン。高級食パン専門店の食パンという、ちょっと前に日本で流行った流れをようやく体験できました。確かに美味しいですね。ちょっとした贈り物には良いかも。
奥さんは昼頃にはあがるという予報を信じて、雨の中合羽橋へいくというので、車で最寄り駅までお送り。
マニラダイバー仲間のYo君ママと一緒に散策して、アニラオのマグダレナで使いたいちょっとした調理小物を数点買ってきていました。
世界で一番という大根おろしも、ふわっととしゃきっとでしばらく悩んだ上で、職人が一本一本目立てしてた歯を搭載した、ふわっとタイプを買ってきていました。確かに、全然違った仕上がりになるのに感激。
人生終わる前にいつか欲しいと写真だけ送ってきたのは、銅の手作り鍋15万円。夢が実現するように、1月からお仕事頑張ります。
私の方は、残ったカレーを食べながら、午後来る学習支援塾生へ何を教えるのを思案。フィリピン帰国までにあとMAXで4回しか会うチャンスがないので、機会を最大化したいと思って考えてみると、勉強する意味の動機づけだろうと結論しました。
母が担当していて先週入試を受けて、昨日合格発表があった別の不登校の子のお母さんの話で、大学事務として働くときの試験内容が、中学校で学んだ知識がメインだったことを聞いて、それも中学(そのベースにもなっている小学校のも含めて)の勉強をわかることのメリットとして伝えようかと。
本人は数学が好きだというので、火曜日の担当先生は延々と一次関数を教えているようだけれど、私は別路線で。多分、中学校の科目で、日本で生きていく上で優先順位が高いのは、1)国語、2)社会、3)数学、4)理科、5)英語だろうと順番付けて、簡単に説明することに。
あと3年後、18歳になれば、国民年金・健康保険の支払い通知が役所から届くようになるはずだけれど、手紙が読めなかったら損をする。漢字を書けるようになるのは、練習が必要だけれど、せめて役場の手紙に書かれている漢字は読めるようになってほしいし、その意味も知っておいたほうが良いこと。
社会一般人が常識として持っている知識は、社会で学ぶことが多いこと。
いつか調理師学校に行きたいというので、4人前のレシピを元に6人前作る際に、簡単な計算ができないと困ること。実際、フィリピン人でその計算ができないケースが多々あったこと(同じ計算をしてもらおうとしたらできなかったので、次回、そこにフォーカスを当ててやることに)。
理科の半分は、一般常識で使う(例えば身体の仕組みなど、自分や家族が病気になったときの医師の説明を理解するのに役立つ)ものなので、やっておいて損がないこと。
英語は、海外に住まないのならそれほど優先順位は高くないけれど、ゲームは好きなようなので、英語由来の単語が多いジャンルなので、興味のあるところからやってみるのもいいかもね程度に留めておきました。
高校に入ることができたら、友達をつくりたいといっていた、彼のささやかな希望が叶うように、あと数回しかないけれど、よい学びの時が持てれば良いなぁ。心配だから、継続的に支援したい気もあるけれど、そうもいかないのはもどかしいです。
たった一人担当してこれなので、そもそも塾にも来れないような認知に問題を持っている子どもたちはたくさんいるはずで、そういう子一人ひとりを取り巻く環境まで想像してしまうと、畑違いワールドに引き込まれていきそうで、よろしくないです。
コメント