干し芋を求めて茨城へ | サプライズはもちろんの温泉

京都、静岡と連続遠征を終え、昨日戻ってきたばかり。ちょっとゆっくりしたい気持ちもありましたが、短い日程でなるべく沢山の日本を経験してもらいたい欲張りは収まることなく、今日は今日でまた別の目的地へ。行き先は茨城県。今回のメインイベントは、干し芋ゲットです。

まずはセルフのガソリンスタンドで給油。今回のレンタカー、ハイブリッド車でリッター17キロの燃費の良さです。

本当は、昨年干し芋を箱で買った農家さんの直営店へ行く予定でした。12月に入って乾燥注意報が出る頃には仕上がっているとおっしゃっていたので、もうできているだろうという読み。で、す、が。昨日まで確認の連絡を取る余裕がなくて、移動中の車内で確認することに。

筑波山の麓にある目的地まで、片道1時間半ほどのドライブ。途中、奥さんに電話をかけてもらい、車内で状況を確認したところ、出来上がるのは来週。ガーン。帰国後じゃないですの。

オーマイガー。運転中で手が塞がっている私に代わり、奥さんが小さくて見づらいと不評のスマホを使って検索モードへ。すると、筑波山よりさらに先、東海村に「干し芋コンテスト金賞受賞」の農家さんがあることが判明。

電話してみると、「今日すぐ買える干し芋、ありますよ」とのこと。

距離は伸びる。片道約2時間半。でも、今日のメインイベントは干し芋。特に芋好きのマリエルには、どうしても美味しい干し芋を買って帰ってほしい。

というわけで、進路変更。目的地は東海村に決定です。

道中、広がるのは整然と区画された農地。すでに収穫を終えた畑が多い季節ですが、この風景自体が、フィリピンの田畑とはまったく違うものに映るようで、車窓を眺めるだけでも十分に新鮮な体験だったようです。

そして到着したサツマイモ農家の川上農園さん。2025年度全国干し芋グランプリを獲得した生産者さんです。
基本は予約制。今から予約すると来年になるほどの人気だそうです。

大きなパレットが積まれ、テントの奥では男性たちが黙々と干し芋を袋詰め。その手前で、今日分だけの販売が行われていました。

電話では「どれくらい買えるか」は明言されていなかったのですが、ちょうど人数分の袋がそこに。

「これ、5袋全部買ってもいいですか?」
「実はフィリピンから来ていて……」

そんなやり取りの中で、おかみさんが奥に目配せし、結果――1人1袋ずつ購入OK。来てよかったです。来年欲しければ、早めに予約します。

ここで使っているサツマイモは紅はるか。2010年に品種登録された新しい種ですが、美味いサツマイモ=紅はるかの公式は既に出来上がっている気がします。その紅はるかの焼き芋もゲット。これが、とにかく甘い。

クラリッサにとっては人生初の焼き芋。しかも干し芋グランプリ金賞受賞芋の焼き芋。美味しくないわけがない。

サツマイモコロッケは豚ひき肉入りで食べられないため、マイマイには代わりにスイートポテトを購入。結果、この日は芋が昼ごはんという展開に。

ちなみに朝ごはんは、出発前に家で済ませています。女子が3人いると、こういう準備や片付けが本当に早い。

そこからGoogleマップの順路とにらめっこしながら取って返す筑波山。さすがデコトラ大国?の茨城県。立派なのがちゃんと走っています。

角刈りの渋い俳優さん=高倉健さんくらいしか記憶になかったですが、あとでネットに聞いたら菅原文太さんでした。かっこいいですね。

ちょっとだけ焼きまんじゅう屋で停車して、時間は押し気味でしたが、どうしても行きたかったのが温泉。
昼ご飯が生産所の軒先で食べた芋だけという時短も手伝って、なんとか40分だけ入れそうな時間を確保し、筑波山の江戸屋へ。400年の歴史がある、筑波山で最も古い温泉宿です。

「お腹いっぱいだけど、ランチ?」と首を傾げる女の子を引き連れて、もちろん「オンセン」などとは言わずにずんずん進みます。

今回は女子だけなので、私はのんびり一人温泉。詳しいことは奥さんに丸投げです。

ようやく温泉に入りに来たことが判明して、恥ずかしがりのクラリッサはソファに倒れ込んでの絶望アピール。

奥さんも公衆浴場は得意ではないのですが、なんとか入浴成功。女湯には先客のおばさまが一人いて、「マッパマッパ」と言われながら、日本の裸文化を少し体験したようです。小さなタオル一枚で2人が試行錯誤の末どうやって入浴したのかは、わかりません。

宗教上の理由で公衆浴場NGのマイマイは足湯組。最初は熱く感じたようですが、体が温まってごきげんでした。体型的には冷え性っぽいので、体の温め方をひとつ経験できたのは良かったと思います。

体が温まったところで、次は春日部の地下神殿(首都圏外郭放水路)へ。移動に約1時間半。16〜17時の最終回に滑り込みで参加。寒風吹きすさぶ夕刻の時間帯でも予約枠は満員。皆さん「世界埼玉計画」が本当にお好きなようです。

前回とは別のスタッフによる説明で、同じ施設でも新しい発見があってよかったです。男子ほどの興奮がないように思いましたが、人が感動するところは人それぞれです。

その後、20時までにレンタカー返却という制限のなか、「やっぱりうなぎが食べたい」という話に。

というわけで、鰻屋の多い川越に行くことになりましたが、時間的には先にレンタカーを返却して川越に行くのが正解ルートのよう。

向かったのは、喜多院近くの「東屋(あずまや)」さん。7時30分ラストオーダーということで、競歩のスピードで本川越駅から歩くと13分。なんとか滑り込みセーフ。

さっぱりした上品な蒲焼でした。この歳になるとこってりよりさっぱりが嬉しい。建物も昔ながらの日本家屋で、渡り廊下や橋のような造りが印象的でした。車を返しているので、ビールも安心して飲めます。

外国人にとってはハードル高めの肝吸い、肝煮も、大好物ではないけれど食べられる程度には楽しんでもらえました。香の物の奈良漬けのしょっぱさにはかなりびっくりしていましたね。

食後は、軽くライトアップされた川越の蔵造りの街並みを散策。お店は閉まっていましたが、夜の雰囲気も十分に楽しめました。

日本の滞在も残すところあと2日です。最後まで病気なく楽しめますように。

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