年末を過ごすのに、いつもはアニラオのリゾートでゲストの皆さんのために準備しているお餅も、今年は家族のためだけに突きます。
今はパン焼き機でもお餅がつけるようですが、30年以上駐在していた方から譲っていただいた、餅つきに特化した、ボタンが3つ(むす、つく、切)しかついていないシンプルイズベストのToshiba製に今年もお世話になります。もちろん100ボルトなので、大きな変圧器が必要。
どうやら去年使った後の餅つき機の私の掃除がよろしくなかったようで、稼働させる前に奥さんの一仕事が必要に。まさかそんな場所の弁の中まで掃除が必要だったとは知らなかったです。今年の叱られ納めでした。
大根をおろして、まずは突きたてをからみ餅に。残りはお雑煮行きです。
日本のもち米を頂いた近所のダイバー仲間のお宅にも、つきたて餅をデリバリー。息子ちゃん、楽しんでくれたかな。
年末年始休業中のアニラオの方は、ガイドのロナルドが今年最後の一仕事。彼の家の年越しは、イソマグロのお頭付きよっ。いや、多分輪切りにしてフライかな。
留守番スタッフ用に一匹もらいました。
人のいいロナルドは、家族が食べる分以上に捕れた魚は近所に配るか、お金をとっても激安。1月9日からのヴィラマグダレナ毎週末再開でガイド報酬がきちんともらえるように、おじさん集客頑張らねば。
マニラの午後は、お父さんにレシピを聞いて、エビの甘酢漬けづくりを共同作業。レシピといっても、分量は適当なので、目で見て覚えました。ロックダウン中の料理で大さじ小さじに親しんだり、電子書籍の『フィリピンの野菜』を書くときにレシピとたくさん触れ合ったのが、少しは役に立っていました。しかし、買ってきたその日に角としっぽの先を落としてから冷凍していた奥さんの下処理はさすがでした。ぬかりなし。
飾りニンジンを仕上げるよう指令が下ったので、お手伝い。この作業、去年はナメダンゴさんと、パンちゃんママさんがゲスト皆さんの分150個くらい担当してくれましたね。今年は家族3人分なので、すぐ終わりました。コツは掴んだので、来年の準備時の戦力になれるかも。
夕食は、ハッチンで買ってきたブリとアオリイカ。オデンハウスさんのスモークサーモン。今年はオデンハウスさんと仲良くなった年でした。寿司ツムラさん、居酒屋川崎さんなど、カルティマールでしばしば出会う人たちにも、いつも食材や料理について智慧を頂いています。マニラ長い日本人同士の交流、大切にしていきたいです。
そもそも、日本にいたときでさえあまり観ていなかった紅白歌合戦ですが、今年は家族三人で、ちゃんと観ました(翌朝再放送していてびっくり)。安定の天城越え。
コロナのステイホームで、マニラの家でちゃんと映る日本語放送がNHK(ワールドプレミアム)だけなのでNHKリテラシーはかなり上がりました。普段NHKを観ている方が楽しめる構成に紅白がなっていることに気づく自分。
26日〜29日の営業期間の間でアニラオに来てくれたお子さんがやっていたっぽい、Fortnite。一ヶ月ほどほっぽらかしだったのを、一応日付が変わる前に再ログイン。滅多に入っていませんが、ダイバーのスキンのanilaomagdalena、探してみてください。
フィリピンに移ってきた15年以上前は、年末というと路上で爆竹3,000発とか、マンションのベランダからロケット花火水平発射だとか、自作の花火で指飛ばされたりだとか、火薬の匂いでむせ返るマニラの年末風景だったそう(そう、伝聞です。アニラオは花火は上がるものの、それほど酷くないので)。
マカティ市は花火が禁止のようで、静かなものでした。BGCなどのパサイ市でマカティを取り囲むように花火が上がっていました。
そのまま二人で新年のご挨拶。動画も、セルフィーも普段ほとんどしないのですが、たまには顔見せをすると皆さんに喜んでいただけることがわかりました。ラッパ吹くようになると、顔が少し細くなると思っているのは、私だけ?
2021年、皆様とお会いできるのを楽しみにしております。
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