オフィシャルレシート印刷申請に要二日【備忘録】

フィリピンの役所周りは時間のムダが多くて大嫌いなのですが、5年に一度のオフィシャルレシート(OR)ブックレットの印刷のためにバタンガスの税務署(BIR)へ。たかが領収書の印刷申請に2日も要したので、次回のための備忘録として記録しておきます。

200107bir

必要な書類は以下の通り。

1)申請用紙(1906)
2)前の領収書の最後のブックレットの最終ページのコピー(現物の方が望ましい)
3)自分のIDのコピー(パスポートとAEPを用意したが、パスポートのほうが好ましいよう)
4)ORの印刷が必要だというSecretary’s Certificationをnortarizeしたもの
5)必要ならば罰金(申請用紙0605)

正しい手順は以下の通り。

あ)BIRバタンガスの通りを挟んで反対側の、OR印刷の認可を受けた印刷屋へ行き、申請用紙1906をもらい2枚に記入する。

い)BIR受付で、ATP(Authority to print)のために来た旨を伝え、クーポンをもらう(このときは6番窓口)。

う)モニタに自分の番号が表示されたら、窓口へ(番号が表示されないことが多いので、役人が暇そうにしていたら直接窓口に持っていく)。

え)3人の役人のサインを経てATPがリリース。

お)ATPをもって役所向いの印刷屋へ。引換券をもらい、2~3週間たったら印刷ができたか自分で問い合わせて確認し、領収書をうけとる。

以上の正しい手順に到達するのに2日を要しました。

まず最初の問題は、渡された申請用紙違い。

受付窓口で、領収書の印刷が必要な旨を伝えてクーポンをもらい、番号が表示されるのをしばらく待っていると、他の人達はすべて何らかの申請用紙を手に持っているのに気づく。受付に戻って、領収書の印刷に必要な申請用紙がほしいとつたえると、準備していなかったようで、一度奥までとりにいいって、束で持ってきたものの中から3枚を渡される。

たいてい役所にはボールペンが用意されていないので、自分で持っていったボールペンでこれだと思われる項目に記入し(日本のように記入サンプルはなし)、自分の番号がカウンター6番に表示されるのを待つも、いっこうに表示されず。おっちゃんの担当官はすでにカウンターに着席して、立ったり座ったりして落ち着かないのだが、呼ばれない。

そのうち、クーポンを持たない別のおばさんが割り込んで座って何か話しだしたので、呼ばれなくてもとりあえずいってみようと、暇そうにしていた隣の7番のカウンターのおじさんに声をかけたところで、どうやら申請書が違っていたことが発覚。建物を出て向いの印刷所に行くように指示される。印刷屋の名前の書いたメモも渡してくれるのですが、字がなぐり書きすぎて読めません(泣)。

通行人にメモを見せながら、印刷所の場所を特定して、入店。コピー屋も兼ねているので、店内大混雑も、取り仕切っているおばさんはすぐにこちらに気づいてくれて、要件は?ときいてきてくれる。他にも税金関係で書類のことがよくわからないおばさんに手早くアドバイスしたり、できる女です。

正式な書類(1906)をもらい、ごった返しの店内のカウンターで記入。25冊が更新時のミニマムオーダーなので、印刷代金1,500ペソを出して領収書をもらい、新しい領収書のレイアウトサンプルと一緒に1906をもってBIR窓口へ行くように指示される。

次に発覚したのは、必要だとされた書類の間違い。前回最初にORをプリントしたときは、アニラオのあるマビニのBIRオフィスの担当官がプリントして持ってきてくれたもので、今回もそれができるのかを事前に聞きに行っていました。代替わりしていた担当官吏から今回は自分でやるようにとの説明。自分が理事の一人であることを伝えると、そうであれば必要とされる書類も少なくてすむので代理人をに依頼するより早くてよいとのこと。指示された書類は以下の通り。

A)会社の登記SECのコピー(結果的に不必要)

B)ORブックレット最終ページ(正)

C)ID(正)

足りなかったのが、上記4のSecretary’s Certification。

アニラオから片道1時間かかるのに、このせいで一度戻ることに。アニラオに戻る前にマニラ在住のコーポレートセクレタリーに連絡をして書類を作ってもらい、署名の上メールでPDFファイル添付で送ってもらい、アニラオでプリントして、再びバタンガスへ。移動時間だけでここまでで3時間。秘書のIDと一緒にBIR前の公証人オフィスへ。

と、偉そうにしている弁護士兼公証人が、自筆のサインのオリジナルの書類でないとノータライズ(公証)できないと。スキャンして印刷した署名入りの書類でもマカティでは問題なくできているとゴネるも、駄目なものは駄目と追い返されて、本日2度めのバタンガス滞在時間は約10分。また1時間かけてアニラオに戻ることに。このストレスは、ナイトダイビングで海に溶かして捨てます。

日付が変わって2日目。秘書のサインの入った、印刷ではない書類を持ってBIR前の公証人役場へ。裏から指でなぞってボールペンで書いたものかどうかを確認してすぐに公証ハンコがもらえましたが、そのサイン、秘書の指示で私がなぞって書いて用意したものですけど。

ようやくこれで終わると思ってBIRの窓口へ。ここで発覚が、領収書の切り替え期日の60日前までに次の領収書を印刷しないと罰金1,000ペソだということ(ちなみに本期限を過ぎてしまうと罰金10,000ペソ)。

というわけで、罰金を支払うための申請用紙を受付窓口でもらい、3枚に記入後、4番カウンターへ。番号取って待つのが面倒なので、割り込ませてもらいましたが、特に文句は言われず。

そのあと、2階のスーパーバイザーにサインを貰い、BIRの支払いのできる銀行(今日はランドバンク)まで約1キロ、車で移動。

約25人待ちの番号をもらい、待つこと40分。若いガードマンがいいやつで、BIRの支払い用紙をくれたり、記入サプルはどこかと訊くと教えてくれたり、椅子を勧めてくれたり、たすかりました。有象無象の中でパソコン広げて仕事をしているわけにもいかないので、この待ち時間はものすごくもったいないです。

これで必要なものは全て揃ったので、正午前にBIRにもどって、これまた番号は取らずに直接6番窓口へ。書類をわたすと、「昼ごはん食べて戻ってきなさい」とのこと。「ランチブレイクがあるのか」ときくと、特に昼休みはないのだとのこと。次の予定が詰まっているから、早くほしいと急かすと、奥に引っ込んで口をモゴモゴさせている女性をつれてきて、2人の間の書類の行ったり来たがはじまり、最後にもう一人サインが必要だということで、しばし待たされ、ようやく領収書を印刷してもいいよの書類が受け取れました。

次はまた5年後。今度はしくじらずにできるはず。


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