一日の新規感染者が1,000人前後で推移しているマニラ首都圏を、現在のロックダウンより一段強いMECQ(修正を加えた強化されたコミュニティ隔離措置)に戻すかもしれないという報道を受けて、実現した場合アニラオに行ける日と営業再開が更に遠のくので、スタッフとミーティングをするために、4ヶ月ぶりにアニラオへ行ってきました。
マニラ在住の他のリゾートのオーナーにも情報を聞いて、少し遠回りですがチェックポイントのないルートを選択。
小雨の降るアニラオに到着。マスク越しでも空気が新鮮なことがわかります。ハードロックダウンでいっときは空気の質の回復したマニラですが、それとは段違いの海辺のおいしい空気。袋に詰めて売りたいくらいです。スーハー。
午前中、まずはミーティング。日本からのお客様を迎え入れられるようになるのは、来年にならないと駄目だろうということ、今は遊びでの行き来のできないマニラからのゲストが来られるようになっても、週末しか営業できないこと、他のリゾートは軒並みスタッフを解雇しているがマグダレナではそれをせず、少ない営業日分だけでも給料を支払ってスタッフの生活をサポートしていきたいことなどを話しました。
アニラオの外、レメリーの向こうに住んでいるダイブショップ番頭のマービンとランドリー担当のマイエンは、自分の村で陽性者が出たので村ごとハードロックダウン。近隣の村でも陽性者があり通行止めされているようで、ミーティングには参加できず。マニラなど人口密集地から漏れ出たウィルスが地方都市を中心に広がりつつあるようです。
ランチは、奥さんが昨日仕込んだポークアドボ。かなり煮込んだので、トロトロで美味しかったです。私は卵の殻剥いただけ。尖ったほうから剥いたほうが薄皮がきれいに取れるみたい。感染予防のため各自用容器も持っていきました。
リンクで用意していたコロナ関連NHKの可視化ビデオ、通信が遅くてとぎれとぎれでしたが、通訳しながら見てもらいました。受信料の徴収などの問題がNHKにはありますが、教養番組のほぼ皆無なフィリピンにあっては、映像を見せながら説明して納得してもらえる教材の提供局として大切です。皆感心して見入っていました。
ロックダウンが始まってから何人かの方に頂いたご寄付、ようやくスタッフに手渡しすることができました。常連さんからの寄付もありましたが、たった一度だけアニラオを訪れただけの方からもいただき、優しさや笑顔、ホスピタリティーは生まれた国は違っても伝わるのだというスタッフへのよい教訓となりました。ご寄付いただいた皆様、ありがとうございました。
午後は、マニラで買い込んだり、通販で届いた防疫グッズをリゾート内に配置。このご時世使い捨てマスクよりマイマスクだと思いますが、使い捨てマスク専用のゴミ箱を設置すべしとのガイドライン(それを捨てるごみ集積所がない地方自治体の現状は相変わらずですが)なので、ロナルドとジュンジュンが準備。
人との距離を保ちましょうステッカーを貼るときもソーシャルディスタンス。「もーちょい右。あ、いやいや、左」。
あちこちペタペタ。
坂道一方通行になりました。ご協力よろしくお願いいたします。
足踏みアルコールスタンド。買ってしばらくしてから、センサー付きのアルコールディスペンサーが1,000円程度の値段で売り出されるようになって、そちらも購入。
年内に賞味期限を迎える乾物も放出することに。
ソフトドリンクも放出。
村のサリサリストアで小さなパックの洗濯洗剤が不経済だということを以前グループチャットで議論したことを踏まえて、一般消費者の買える最大パック(7キロ)も差し入れることに。うかつにも持ちきれない量に膨らんでしまいました。(汗)
他に、一人あたり、鶏肉1キロ、豚肉1.3キロ、ミートローフ0.5キロ、ビーフタパ(味付けビーフ)0.5キロ、合計3.3キロも。両手で持てないので、トラックで配達することに。
アイサの末っ子、生後4ヶ月で丸まる大きくなっています。ミーティングの最中も一度も泣かないいい子ちゃんでした。
リゾート内の草木、雨季を迎えてどんどん成長中。開業前に少しトリムしないと通行のじゃまです。
久しぶりの沢山の人に、挨拶をしたかったガードマンの犬のダプル。会議と作業のじゃまになるのでしばらく部屋に閉じ込められていたら、スネてしまったのが、また可愛かったです。
女子スタッフは軒並み増量、男子スタッフはほとんど減量。皆それなりに元気そうで良かったです。SNSでも様子はわかりますが、やっぱりあって話しすることによる心の距離の縮まりは大切だと思いました。マニラの防疫措置の緩和はまだ先になることが予想され、営業再開ももう少し先だと見ていますが、日々できることをしながら再開日をスタッフと一緒に待ちたいと思います。
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