台風26号がじわじわと近づいているアニラオです。日曜日の朝5時、台風シグナルがNo.2に引き上げられました。
さすがに今日は昼ごろから風が強まること必至。朝のうちはまだ静かだったものの、「これはもう確実に来る」という気配が漂うように。
本日こそはダイビングはお休み。

朝は、ハムとキュウリをはさんだ固めのパンの洋風朝食でスタート。ゲストの皆さんはのんびり過ごされ、スタッフたちは11月22日11周年記念イベントの出し物に向けて練習に励んでいました。

私も少し踊ってみたのですが、振り付けを覚えるのに案の定苦戦。ワーキングメモリーが縮小しているのと、体ももたもたとしか動かないです。でも、こうしてたまに体を動かすのは悪くないですね。ヨガとか腸活とか、「静」なるものばかりでなく、じわりと汗をかく有酸素運動も気持ちの良いものです。
お昼は麻婆豆腐とはるさめ卵ヌードル。グアーガムを入れて、腸活ブーストバージョンにして美味しくいただきました。

昼過ぎから風がどんどん強まり、午後1時には停電。発電機を動かして、なんとか照明だけは確保しています。
今回の台風はスーパー台風級。アニラオは直撃ではないものの、首都マニラもシグナルNo.3。直撃を受けるバギオ方面が心配です。
ここでは停電に耐えつつ、嵐が過ぎるのをじっと待つばかりです。
そんな中でも、日曜恒例のスタッフミーティングは実施しました。今日は日本研修に行っていた3人の、最後の振り返りの時間。「日本から何を学んだか」「これからどう活かすか」「プログラム全体を通してどう感じたか」などを話してもらいました。
質問は、以下の3つ。
1)日本滞在中で学びになったことを教えて。
2)それを踏まえて、自分でできることがあったら教えて。
3)プログラム全体で、改善点があったら教えて。

1)政府が違う。
日本はガソリン助成金とか、国民が住みやすくするように方策を打っているが、フィリピン政府は何でも値上げするだけ。
洪水対策など、公共の大プロジェクトが日本ではあるが、フィリピンは汚職の温床でうまくいかない。とにかく汚職がフィリピンでは大きな問題。
2)汚職しない政治家に投票する。
(政治以外にも、役人の袖の下が横行しているから、選挙を経て選出されていないこの部分はどうするのかな?)

1)日本は清潔できれい。オーガナイズされている。公共交通がよい。日本人の性格がよい(困っていたら外国人でも助けてくれた)。
2)自分も家族もディシプリンする。周りに気を配るようにする。
3)もっとカルチャーを知る時間があったら良いと思った。
(難しいことが苦手そうな男子スタッフだったけれど、文化には興味あったんですね。体験型だとなんとかなるのかも。)

1)ディシプリン。準備など時間前に終えている。
人同士が尊敬しあっている(というか、他人に迷惑をかけない?)。
仕事をすることが、自分のためだけではなく、他の人・社会のために向いている。
清潔・きれい。
2)自分も家族もディシプリンする。
経験を周りに伝えたい。
3)日本人と接する機会がもっとあると嬉しい。
(確かに、オオサワ、奥さん、母くらいとしか今回は接していない。)
停電中にもかかわらず、笑いが絶えないのがフィリピン人らしいところ。
彼らにとっても、きっと良い経験になったと思います。

日本に行ったスタッフたちがよく口にするのは、「日本は本当にきれいで清潔」ということと、「ディシプリン(規律)」の素晴らしさ。
そして今回はロナルドが新しい発見を口にしました。「日本では、仕事や行動が自分のためだけじゃなくて、他の人や社会のために向かっている」。それが印象的だったと。
たしかにそれは日本の特徴かもしれません。同じG7の中でもアメリカや欧米とは少し違う、日本の美徳のようなもの。先日PIVOTでアメリカ人の専門家も指摘していましたが、市井のフィリピン人から見ても、同じところが日本のいいところなんですね。
「台風でも波が敷地内まで上がることはありませんよ」と今まで言っていましたが、訂正です。日付が変わる頃満潮で、かつ波プラス低気圧の高潮ぎみで、少し波を被ることに。避難するほどではなかったですが、夜まで警戒に当たってくれていたガードマンに感謝です。
さて、明日はどうなることやら。今日はシグナル2ですが、明日には台風が抜けていく予定。とはいえ、海況の回復には時間がかかるでしょう。ダイビングはまだ難しいかもしれません。
まずは、停電が早く復旧してくれることを願います。
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