アニラオ ロデオ オン ブタンディン

20日に見てきた、PNOCの港に迷い込んだジンベエザメが、まだ出れていないということで、再びレスキューに向かうことになりました。

前回はアニラオのバンタイダガットのアレンジメントで出かけて、潜ることはできませんでしたが、今度は、俳優でインストラクターのジェスラピッドがWWFその他の係官に問い合わせてレスキュー隊を組織しました。

パシフィコアズールからは、あらださんと根無権さんがボランティアで参加。これまでの数回の救出劇から、スクーバではなくて、素潜りで追い出すという路線がとられたため、スキンダイブに自身のあるダイバーだけが参加することに。

現地に到着すると、20日にいたようなギャラリーはいなく、必要な人員だけが残っていました。

ドンソールからやってきた、ジンベエスイムのベテランガイド2名を中心に、他のダイバーがサポートにつきます。

ジンベエは目の近くに手を差し伸べると、反対方向に曲がります。ドンソールのガイドが両端からジンベエをはさみ、港の出口まで誘導する作戦です。出口が狭いのを恐れたジンベエがガイドを振り切って曲がったときに、バックアップのダイバーが手を大きく動かすなどしてジンベエをあるべき方向に再び向かわせる作戦でしたが。。。

難しかったです。

水深7メートル付近まで素潜りして行うのですが、ジンベエの方向転換は左右だけでなく、上下にも。加えて、ドンソールのベテランのジンベエガイドも見たことがないほどのやんちゃぶり。若いオスだそうです。ダイバー同士の小さな隙間を縫って巨体をくねくね曲げながら逃げていきます。

若いジンベエといっても、4.5メートルぐらいはあります。その巨体がアクロバティックに水中を上下するのは、通常のドンソールのジンベエスイムでは決して見ることのできないジンベエの柔軟さでした。

2時間ほどがんばりましたが、昼食の時間をもって一時撤退を決めました。

あがってきてから作戦会議を開き、触らずにジンベエを誘導するのは困難なこと、出て行った後、再び入ってこないように水路をふさぐことや方法が話し合われました。

午後には、別のボランティアグループが来るということなので、パシフィックブルーチームは、一時リゾートに戻って昼食をとることに。

午後、もう一度行くかどうかで話し合いましたが、同じ作戦では難しいという認識から、新たな方法が見つかるまで待つことにして、パシフィックブルーのジンベエ救出チームは一時解散となりました。

気になるジンベエのその後ですが、午前中の作戦の失敗を踏まえ、ジンベエへの接触を許可する作戦に変更したドンソールのジンベエガイドチームが無事に港の外に追い出すことに成功したとのことです。

「ふん捕まえて、強引に出すしかないよね」と午前中トライしていたダイバーが話したいたとおり、ロデオの馬を乗り回すように安全な港の外へ向かわせたそうです。

ジンベエに馬乗り。港に閉じ込められたジンベエを救うなど、緊急時にしかできない経験ですね。何はともあれ、10日間に渡って油の浮く港に閉じ込められていたジンベエ君は、広い自由な海に帰っていきました。

この様子は翌日のローカルニュースでも取り上げられたようで、ぴよぷよさんが映っていたそうです。

リゾートに残ってファンダイブを楽しんだグループは、バフラカント、カバンコーブ、アートス、メンドーサへ。

逆さに張り付いているオオモンカエルアンコウさんだったり、
kaeru

むき出しのジョーフィッシュさんだったり。
joe

写真提供ちゅー吉さん。ありがとうございました。

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この記事を書いた人
オオサワヨシオ

人権関係の出版社編集部勤務、NPO事務局長としてワークキャンプ企画運営などを経て、フィリピン在住21年。国際社会開発学修士。

ダイビング宿のヴィラマグダレナを奥さんと一緒に運営すること11年目。PADIMSDTインストラクター。ほぼ毎日書いているダイビングとフィリピン生活のブログは21年目に突入。

モータクモー名義で、フィリピンの生活に役立つ電子書籍を出版中。

アニラオでのサンゴの産卵のタイミングを突き止め、今はカクレクマノミの自然環境でのハッチアウトのタイミングを調査中。

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