今日もべたなぎのアニラオです。
最近一部で密かに話題になっているのが、こちらのパイプフィッシュ。
Bulbonaricus davaoensis(Davao pughead pipefish)です。学名からするとミンダナオ島のダバオ付近で標本が採取されたと思しきこのニョロ助、この2〜3年では、ビサヤ地方の秘境、ロンブロン島を代表するパイプフィッシュとして、マニラのマクロダイバーの間で話題になっていたものです。
ビサヤでも北よりにあるロンブロンにいるなら、アニラオにもいてほしいと思っていたところ、今年に入って発見されました。
ただ、最初に見つかった場所は通常潜るダイブサイトではなく、かつ非常に撮りづらいサンゴについていて、ちゃんとした写真がなくて紹介できていませんでした。ロンブロンではパラオクサビライシにつくようで、写真は撮りやすいようです。
現在では3箇所のポイントで複数校個体見つかっています。ので、あとは根気と根性で撮影しましょう。
コールマンシュリンプと一緒で、誰が撮影しても同じような図柄になるのが玉に瑕ですが、アニラオでもっともHOTかつ、フィリピン全土でもなかなかお目にかかれない魚であることは間違いありません。
写真提供ナメダンゴさん。ありがとうございました。
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