ケチらない真理

続くマニラデー。昨日ワクチン接種を断られた、おじいさんドライバー。モデルナのワクチンの在庫があるうちに接種を完了したいのですが、今日のうちのコロナ非感染証明書の受理はならずで、明日以降に持ち越しに。書類仕事の遅いフィリピンのあおりをもろに被っています。

最近、日本にいる母が書き溜めた映画評をまとめて電子書籍にしたいというのを、手伝っているのですが、取り上げられた80本を超える映画の中で、日本の漫画を原作にしたものがあったので、取り寄せて読んでみました。

間瀬元朗作『イキガミ』

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日本と似た国が舞台の、人権大無視の「国家繁栄維持法」が施行されている社会で、若者の1,000人に一人が無作為に命を奪われる、死の前24時間をとりあげた、オムニバスドラマ。

漫画は好きでよく読んでいる方だと思い、泣くほどのことは稀ですが、この2巻の話はツボにハマりました。藤田和日郎作の『月光条例』の赤ずきんちゃんの回以降の涙。自分のこととはいえ、泣きスイッチがどこにあるのか、よくわからないです。

そういえば、このイキガミの世界では、小学校低学年で受けさせられる注射が10数年後の強制死ガチャになっているのですが、そこから想像して、コロナのワクチン陰謀論に行き着かないようにご注意ください。統計的にみて、コロナワクチンの重症化を回避するメリットは妥当なものがあると思います。

漫画全10巻。20の物語が収められています。一話一話重いので、一気読みするよりは、間食のように小出しに召し上がるのが良いかもしれません。映画の方は観ていませんが、きっと悪くないできのはず。よろしかったらどうぞ。

映画化にあたって、原作中で登場した「みちしるべ」は、フィルハーモユニークによって作詞作曲されて、主題歌とされました。こういうところは、映像化のメリットの一つですね。

本日の料理の学び。水様卵白を取り除いてからの目玉焼き油かけバージョン。取り除く卵白の量はそれほど多くなないのですが、なんだかもったいない感じがするのです。この水様卵白の使いみち、紹介している本人もどこにも言及していないので、捨ててしまうしかないのかなぁ。

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ソーセージを焼いてからフライパンの熱をとらずにそのまま続行したので、火が通り過ぎで失敗。朝ごはんはさっと作りたいと思って、横着してはならんです。

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タコとカニ以外の飾りウインナーを考えてみて、エビ(左)と魚(右)。魚は論外のできあがりですが、エビの方はもう少し改善したら良くなりそうではないですか?

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いつも適当に煮干しで出汁をとっていた味噌汁も、きちんと量ってから煮干しを入れてみると、水の2%の分量は、いつも適当に入れていた煮干しの2倍強の量でした。ちゃんと入れれば、ちゃんと出汁になることを実感。ケチるべきでないところはケチらずやるべしは、ここでも真理でした。

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具材は、日本にも輸出されている、フィリピン産のオクラと、余ったそうめん。ホッとしますよね。

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