実体験に基づくOne Health Pass申請方法解説

2022年3月29日に、コロナ禍になってから初めての個人手配旅行の日本からのお客様を迎えました。色々と不確定要素のあるなか、足をお運びくださり、本当にありがとうございます。

事前のやり取りや、到着にいたる数日の経験から、「One Health Passの登録で苦労する人が多いのではないか」とのご意見をいただきました。

ビザなしの旅行者が、日本とフィリピンを往復する際の条件は、こちらにまとめたとおりですが、その書類とは別に、フィリピン政府が指定するQRコードシステムのOne Health Passに、必要書類やフィリピンでの滞在場所を登録しておく必要があるのですが、英語のみの説明なのと、フィリピンの行政区分がわからないと滞在先住所の入力も困難になるだろうというご意見でした。

実際にOne Health Passに登録をしながら、以下、入力時の注意点を説明したいと思います。今回はPCではなくて、携帯電話からサイトにアクセスしました。

まずは、One Health Passのサイトに(https://www.onehealthpass.com.ph/e-HDC/)アクセス。

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すると、こんな感じの警告が出ます。登録する情報は、個人の責任において、真実を記入することといっています。「OK」を押して先に進みます。

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One Health Passの最初のページ。「すでにOne Health Passに登録していますか」と聞いてくるので、ここは初めてなので、「No」を選択。

「出発72時間を切ってから入力すること(それより前の入力は無効とみなされる)、出発前48時間以内のPCRか24時間以内の抗原検査の陰性結果が必要なこと」を告げる文言から始まるページをスクロールすると、
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 フィリピンへの到着日(カレンダーから選びましょう)
 空港か海港かの選択(普通は、飛行機なのでAIRPORTを選びましょう)
 到着の空港選択(例ではANA利用にして、ターミナル3を選択しました)
 乗客か乗員か聞かれるので、乗客(AIRCRAFT PASSENGER)を選択
 パスポートのタイプは、非フィリピン人(NON-PHILIPPINE)を選択
 分類は(フィリピンから見ての)外国籍(FOREIGN NATIONAL)を選択

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 新型コロナのワクチンを接種済みかについては、はい(YES)を選択
 ワクチンカードの種類は、国のワクチンカード(NATIONAL VACCUNE CARD)を選択
 ワクチンを受けた国は日本(JAPAN)を選択
 次(NEXT)をクリック

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 名字
 名前
 ミドルネームは記入しなくてよいです
 Suffix(接尾辞)は選択しなくてよいです
 誕生日
 年齢(Age)誕生日から自動的に計算されます
 Sex(性別)男(MALE)か女(FEMALE)から選択
 Civil Statusは、独身(SINGLE)や既婚(MARRIED)などから自分の状況にあったものを選択
 Nationality(国籍)は「JAPANESE」を選択

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 Philhealth Number(フィリピンの健康保険番号)は空欄で可
 パスポート番号
 連絡先は自分の携帯か、滞在先の電話番号
 電子メールアドレス、大文字でしか入力できませんが、後にちゃんと控えは受信できました
 職業、タイプミスしても問題なし。

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 ホテル滞在の○にチェック
 滞在先ホテル名
 州、ここではBATANGASを選択
 町/市、ここでは、MABINIを選択
 Barangay(最小行政区)では、BAGALANGITを選択
  弊社滞在でない方は、各自の滞在するホテルの住所を記入。最小行政区以降のストリートアドレスなどは入力する欄がありません。大雑把

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 最後に出てきた空港のある国は「JAPAN」を選択
 使った航空会社、例としてここではANA「ALL NIPPON AIRWAYS」を選択
 フライトナンバー、例としてここでは「NH869」を選択

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 出発日、カレンダーから選択
 フィリピンに到着する日
 座席番号 空けておいてよし

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 外国籍の方の来比目的(For FOREIGN NATIONAL)旅行(TOURIST)を選択
 その他(OTHERS)空欄でよし
 旅行の目的、上とかぶりますが、VAVATION(休暇)などと記入
 日本の住所(Address Abroad)

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 新型コロナワクチン接種済みですか? YES
 一回目接種 YES
 一回目接種日 カレンダーから選択
 ワクチンの種類 ファイザーやモデルナなど、自分の受けたブランドを選択

 二回目接種 YES
 二回目接種日 カレンダーから選択
 ワクチンの種類 ファイザーやモデルナなど、自分の受けたブランドを選択

 ワクチンカード、証明書のアップロード

ファイルを選択で、ライブラリから選択するか、カメラで撮影してアップロード。この例では、日本で接種したと申告したにもかかわらず、フィリピン国内の接種証明をアップロード。受理されたことから、画像ファイルの内容までは検査していないことが分かる。このことから、One Health Passとは別に、ワクチン接種証明書などは、見せられる状態で持ち歩いている必要があることが分かる。

 PCR/抗原検査の陰性証明書 YES
 検査の結果アップロード ファイルを選択で、ライブラリから選択するか、カメラで撮影してアップロード。この例では、去年実際にフィリピン国内のラボで受けたPCRの結果のPDFファイルの日付を書き換えたダミーJPEGファイルをアップロード。前項と同様、受理されたので、ファイルの内容までは精査していないことが知られる。
 検査を受けた日付 カレンダーから選択

 もしPCR検査が必要な場合に使いたいラボ、どこでも良いが、本例では、空港内のラボを選択

 経由便の場合の、経由国

日本から直行の場合は、空欄でよし

 コロナ陽性者との接触履歴 NO

 30日以内の病歴 NO

 既往症 必要に応じてチェック。いやそうでも、チェックしないほうがよいかも。
  上から
   がん
   糖尿病
   消化器疾患
   泌尿生殖器疾患
   心疾患
   高血圧

 データプライバシー(個人識別情報)に関する説明をスクロールして、赤字の説明の左のボックスにチェック。

 ロボット回避の6文字の数文字を記入して、提出(SUBMIT)ボタンをクリック

こんな感じで、QRコードが発行されます。

少し下にスクロールして、QRコードとフライト情報が読める位置でスクリーンショットを撮影して保存。この、便名が分かる位置でスクリーンショットをすべしとの指示は、日本出国時のANAのチェックインカウンターでの指示だったそうです。

以下、フィリピン到着時の流れを実際の経験をもとに説明します。

飛行機を降りたあとの通路で、One Health Passを用意するように注意をうながすフィリピン人スタッフのあと、タブレットでQRコードを読み込まれる場所を通過。

その後の検疫(Quarantine)で、
ワクチン接種証明書
渡航用陰性証明書
One Health Passを提示。ボーディングパスに「VERIFIED」の判が押される。

入国管理で、パスポートなどの入国に必要な書類の他に、判の押されたボーディングパス提示。

その後のエスカレーター下でも、判の押されたボーディングパス提示。

このように、検疫後、空港外に出るまで、「VERIFIED」の判が押されたボーディングパスが必要になります。席に座ったら不要と思ってボーディングパスを捨てたり、保管場所を忘れたりすると、後で痛い目にあうことが判明。

渡比に向けて準備を重ね、不安要素を押しのけて来アニラオ第一号となってくだり、詳細な取材に応じてくださったS様、ありがとうございました。

以上、2022年3月29日から30日にかけての、One Health Passの運用状況でした。スマホでOne Health Passを提示するので、スマホのバッテリー状況の確認は確実に。


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