eラーニングの時代か

日曜日のアニラオです。パンと洋食の朝ごはんですが、スープが和風ミネストローネと、和テイストもあってよろし。

良い海況が続いています。水温29~30度。今年は今の頃水温上昇が緩やかなように思います。

ランチは、肉重ねうどん。

ヴィラマグダレナでは、PADIの教育システムでダイバーのトレーニングをしていて、フィリピンには2つの教材ディーラーがいるのですが、そのどちらともが、今回仕入れたマニュアルの分でフィリピン国内在庫ゼロになるとのこと。

一つは「次の入荷は、たぶん11月かなぁ」という頼りなさ、もう一方は「予定は未定」というお気楽っぷり。そして、どちらも揃って「(オンライン学習の)eラーニングはいかが?」と勧めてきます。

ちょうど10月の上旬に、オンラインで事前学習をしておきたいというリクエストもあったのと、紙のマニュアルでもほとんど認定のないスペシャリティダイバーの問い合わせもあるのも良い機会ですし、PADIとそのディーラーたちも、国際送料と関税のかかる物理教材からオンラインへそのうち完全にシフトしそうな気配もあるので、ここでいま現在のeラーニングを調査してみることに。

以前やってみたときのと、大分変わっていました。

PADIのeラーニングには、ユーザーが直接PADIのサイトから購入する方法と、センター/インストラクターがPADIからクレジットを購入した後、そのコードとリンクをユーザーに送ってそこからログインして学習を進めてもらうのの2系統が存在します。

で、今回試したのは後者。地域統括者に試したい旨伝えると、お試しでやらせてもらえました。やたらレスが早いのは、ダイバー人口が減っている中で巨大な組織を維持しなければいけないという危機感のなせる業ですかね。

わかったことは、通信速度が良くないと大変なこと。ということで、eラーニングで進める場合は、通信が切れるアニラオではなくて、自宅でしっかり終えてきて貰う必要があります。できなかったところをアニラオで、という夏休みの宿題はギリギリまで取っておく的な心構えはお勧めしません。しかも、オープンウォーターダイバーのファイナルエグザム時に通信が切れると、0点になるという脅し文句まで(アニラオでのテスト時には幸運にも通信切れず、満点←いつも見ているやつなので当然。ただ、紙媒体のテストとは、数問差し替えられている設問もありました)。

低年齢(10から12歳)のジュニアオープンは、大人かインストラクターがついて一緒にやらないと無理そうなこと。

時間は、飲み飲みの早い人でも6時間くらいはかかりそうなこと。初見のインストラクターが斜め読みでやっても通信状態の悪い場所では3時間程度必要。練習問題は答えなくても先に進めることがわかったので、本文高速スクロール、知識の復習と、クイズ、ファイナルイグザムまでやっても1時間半ではすまないくらいのボリュームがあります。

インストラクターになった頃の教材は、日本語訳に違和感のある箇所が多々見受けられたのですが、最新のeラーニングでは、そういう箇所は最小限(ゼロではないのが、まぁ、そいういうこと)になっていました。

PADIだけなぜが早い毎分18メートルの浮上速度も、ダイブコンピューター(大抵毎分10メートル)に従うべしと言い換えられていたり、伝統的な指導内容と今現在のテクノロジーとのすり合わせも、積極的なのか渋々なのか、やっていましたね。

世の中いろいろ変わっていくものですが、このオンライン化も一つのそういった変化だと思って、とりあえず付き合っていこうと思います。

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