アニラオフォトコン祭り2018終了

師走に突入のアニラオです。12月といっても、外気温は一日平均30度。水温は27度です。

アニラオの午前の海

アニラオヴィラマグダレナのフォトコン参加者のほとんどは、昨晩のうちに提出。これはよくて、ファイル名は指定通りにしているのに、拡張子が違うとか、差し替え3回。提出日前日夜にやっててよかった。来年も、多分このスタイルで行くとおもいます。

というのは、今日の朝6時−8時の提出にいったときに、アニラオマグダレナからの提出分には文句はなかったものの、現場の運営部スタッフのタガログ語でのやり取りを聞くと、少しでも齟齬のあるファイルは受け取るなの指令(てことは、昨日までは、現場で修正して受け取っていたことが受け取れる)が出ていました。切羽詰まった中でも、一応現場の収集をつけよう(すで伝えてある規則に基づいて)という現場をみると、なぁなぁではないフィリピンになろうと頑張っている感が感じられました。でも、現場はいっぱいいっぱい感満載。

実際、全体の通しで、運営側の段取り力は、6年めに達して、良くなっています。外国人も多数参加していますからね。恥ずかしいフィリピンは見せたたくないはず、と日本人である私は信じたい。

アニラオヴィラマグダレナの敷地内は、まだオフィスプチ拡張工事実施中。

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ハウスリーフでは、オープンウォーターダイバートレーニングと、アドバンスドオープンウォータートレーニング。

という一日が無事終わり、夕刻。

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で、最初の告知から、フェイスブックでの今朝の告知で変更されたかわからない(いきなり1時間早い開催といわれて困る)、フォトコンの授賞式・クロージングバーティに行きます。

出した作品の『一部』は以下の通り。

事前準備もなくて、撮影日が一日しかなかったのにクオリティの高い、とらんちさんの、捕食中のウミウシポートレート。

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撮影後のPCでの補正があって当然なのに、「撮って出し」でもいいよという、とらんちさん伊豆は川奈の写真ショップさんです。フィッシュポートレートはピグミーシーホース。

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マクロ部門の、ほろスポットコールマンシュリンプ、エビヤドリムシの寄生虫付き。

アニラオコールマンシュリンプ

貝を捕食中のタコのスヌート撮影。はじめてのアニラオで、かつ一日だけで、しっかり撮って、さすが。

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上手い人に挟まれて恐縮ですが、私の提出は以下。

フィッシュポートレート部門のルソンハナダイ。

アニラオルソンハナダイ

塚を作って巣を作る水深深い(通常アニラオでは55メートル以深)のストッキータイルフィッシュの住処の塚とショットがマクロ部門。

アニラオストッキータイルフィッシュ

ヴィラマグダレナのハウスリーフ3メートルにはクリーニングステーションがあって、そこのベラ×ベラクリーニングが私の生態部門(仕事の合間に潜りました)。ここで再発見が、シャッタースピード1/320で撮ったのですが、普通は1/250が最大値と言われていて、今やデジカメとか、ハイエンドミラーレスとかいろいろあるので、いけるのかなと油断してたら、画角上、切れてますよね(汗)。

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時間的にこれしか撮れなかった、ウミウシポートレオートのセグロリュウグウウミウシ。同じ被写体(個体は別ね)で、とらんちさんとの違いの、こちらの情けなさ。。。

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ロナちゃんのフィッシュポートレート部門は、あえて挑んだ(アニラオフォトコンでは黒抜きが主流)、青い背景のガラスハゼ。

アニラオガラスハゼ

マクロ部門はコールマンシュリンプを自家製金属パイプアダプターをつけてとった絵。

アニラオコールマンシュリンプ

ロナちゃんの水中生態部門提出は、捕食中のワレカラ。たまたま撮れたらしい。期間が決まっている中での生体写真てわりとそんなもの。

アニラオワレカラ捕食

ウミウシ部門で3位を取ったのが、これ。今見ても思いますが、自家製特殊筒の画角にしっかりはまってます。

アニラオフォトコンウミウシマグダレナ

オープニング会場のアカシアから、より広いアイヤナール(でも価格は高い。運営者さん頑張って払って)にうつって、クロージングセレモニーと授賞式。青いライトにぼやんと浮かぶリゾートの様が臨場感を促します。

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参加者だけ入れるという、去年と同様の厳しいお達しを通過したものがあずかれる、フリードリンクと無料おつまみで乾杯。

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ビュッフェも食べ放題。奥さん的には、まずいといっていましたが、400人近くを食べさせる料理としては、ワタシ的には及第点。だって手べ放題。かつ、今回良かったのは、ちゃんと最後まで食事が枯渇しなかったこと。6年めで運営側は少しずつ良くなっています。強いて言えば、食事余ってたので注文し過ぎか。

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シンガーソングライターの歌があり。

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オカマプロダンサー(11月の創立記念日のオカマダンサーとはいろいろな意味で次元の違うレベル)のパフォーマンス複数回。

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日本人は受賞ならずでしたが、ロナルドがウミウシ部門で3位受賞。おめでとー。

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受賞作品は、今のところ、facebookのオフィシャルページでのみ閲覧可能。

今年は、不確かですが、200人以上登録で、大台の200人をはじめて越えた模様(疑ってますが)。と、写真のレベルは明らかに高くなっています。

日本は、ダイビングと水中写真先進国でしたが、いまや他の国、アジアでいうと、マレーシア、タイ、中国、先んじていた台湾、香港、シンガポールの押し出しはとても強いです。とくに中国人を含むアジアの富裕層の水中器材への探究心と撮影方法の探求は、日本を凌駕する部分が出てきているというのが、今回の感想でした。

一人に2・3ガイドをつけるなど過剰さもあって、そこは修正すべき(プロだって一人で普通は撮っているから)だと思いますが、フィリピン政府観光省主催のアニラオフォトコン、2019年もきっとあるでしょう。オペレーターとしては、普通のゲストもこられるようにボート・ガイド準備したいですし、ガチで賞を取りに来たいダイバーにも対応できるように準備したいものです。

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