PREP洗脳する

今日のアニラオは、男子スタッフに来てもらって、先週末見つけたダイニング横のシロアリの侵入を許した天井内部の様子を見てもらうことに。

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それなりにやられていたので、ベニヤや梁など木材は取り払って、シロアリ駆除薬を注入。殲滅はできないにしても、少しの時間稼ぎにはなるでしょう。どうせまたシロアリが入ってくるだろうから、どの材料で再構築するかは、要検討です。

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サンパギータルームの前の雨除けの一部が避けて風ではためいていた部分も撤去。明日肉数十キロと一斗缶の食用油も買う予定なので、アニラオからトラックで来てもらって、屋根材も購入して持たせようかと、運転免許のあるスタッフ数人に誰が来れるかきいたところ、以下のような返答が。

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曰く(カッコ内は私の心のツッコミです)。
こんにちは。
あっ、いまバタンガスのタナウアンにいるんです。(あ、そう、で、明日はどうなの?)
だって、お母さんがラグナのビクトリアに用事があっていくところなんです。(あ、そ。)
ソーリーポ。(つまり、明日は運転できないってことに対して謝っている理解でよいかな?)
緊急事態なんです。(誰か死ぬの?それならそれで大変だよね。サポートいるのかな)

フィリピンにいる人ならほぼ毎日遭遇する、ごく普通のやり取りだと思いますが、はっきりしなくて、何度も聞き返さなければならないことが本当に多いのです。高等教育をうけたスタッフでないからという言い訳ですませたくないので、できるようになるかは不明ですが、物事に簡潔に答える習慣をつけてもらえるように、働きかけたいと強く思った、いつもの光景でした。

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で、使うのは、この前読んだKindle Unlimitedの『コンサル一年目が学ぶこと』の中で紹介されていた、PREP。
1)Point=結論
2)Reason=理由
3)Example=例
4)Point=もう一度結論
で答えましょうというもの。毎回的はずれな例をつけられるのも苦痛なので、最低でも1)と2)がいつもストレートに答えられるようになってもらいたいです。たいてい2)しか言わないものですから。

ドラマはほとんど見ないとこれまでも言ってきたと思いますが、ここに来てドラマ3本が視聴リストに入ってきました。しかし、全部日曜日が放送日。

鎌倉殿の13人
真犯人フラグ 真相編
DCU

の3本です。

「真犯人フラグ」は奥さんが熱心に見ていたのが真相編に入ったところで一緒に第一回を観たので、ついでにこのまま観ようかと。マニラ開始時間が午後9時30分で、アニラオから帰ってきて視聴できる時間なので、日曜日のルーティーンになりそうです。

大河ドラマで、三谷幸喜脚本の「鎌倉殿の13人」。放送時間がフィリピン時間7時で、間に合わないので、EVPADの録画で観ることに。前回の三谷脚本の大河ドラマで評判の良かった「真田丸」を一切見れなかったので、今回は観ようかと。なんだかんだ、三谷幸喜、好きなんです。

で、ダイビングが重要な要素となるものでは久しぶりのドラマの「DCU」。ダイビング屋さんの端くれとして、見ておかねばなるまいっ、ということで、これもEVPADの録画モードで本日第一回を観ました。

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「湖底の水深120メートルがあんなに視界が良いとは思えない」とか「ドロつまみ上げ流して、インスピレーションを得て探しものが見つかるなんて魔法レベル」とか、無粋なツッコミは抜きにして、エンターテイメントとして期待できそうです。

主演の阿部寛さん、5分以上息止めしていて、浴槽から一気に顔を上げるあのシーン、2012年の主演映画『テルマエ・ロマエ』のパロディーに感じてしまったのは私だけでしょうかね。

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そのテルマエ連想からか、以前ルスタンでみつけたグアンチャーレを使った、ローマ本式のカルボナーラが無性に食べたくなって、フィリピン米が食べたい奥さんのリクエストは聞かなかったことにして買い物へ。

売り場が移動していましたが、12月7日に見たのと変わらぬ姿(誰も買わんのかいっ)で、そこにいました。100グラム259ペソ(約600円)。もう一つの手に入りにくい食材のペコリーノチーズもありました。

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100グラム499ペソですっごい高いとおもったら、トリュフ入りでした。TRUFFLEなんて高級食材、自分の人生にほとんど関係ないところにあったので、目で追っていても意味が脳内に残らないのです。

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ちゃんとローマのペコリーノもあったので、そちらを購入100グラム181ペソ。

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ローマにも行ったことがないし、日本国内でもペコリーノチーズとグアンチャーレを使ったカルボナーラは食べたことがないので、本物にどこまで近づいたのかわかりませんが、美味しかったです。参考にしたのは、ローマでカルボナーラNo.1というRoscioliのものだというこちらのレシピ

パスタ、玉子、グアンチャーレとペコリーノで、一人あたり213.96ペソ(498円)。日本でいったら、一応ワンコイン?ですが、いわゆる倹約メニューには程遠かったですね。コロナ禍で贅沢でした。

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私たち夫婦にはイケたのですが、ペコリーノチーズは羊の乳のチーズ。それなりにクセがあります。お子さんとかには出せなそうだなぁ。

奥さんが食べたかった、Atoy’s Pork Chopもデリバリーでオーダー。Facebookで問い合わせて返事なく、Grabで駄目だったので、直接電話してバイク便で買ってきてもらいました。

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ポークチョップと目玉焼き、フライドライスで、125ペソ。スタッフがマニラに来たときに食べてもらうものの選択肢の一つとしてのお試しでした。ついてくる醤油、バナナケチャップ、酢の3つのうち、日本人的にはバナナケチャップ以外の2つをつけながらがよいでしょう。Tapa Kingが好きな人は、あれくらいの味だというと想像できると思います。まぁ、普通なお味。

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炭水化物とりすぎなので、運動ですこし消費しようといつもの屋上へ行くと、フロアびしょ濡れ。天井内部のパイプの老朽化による水漏れだそう。流石に脚立から落ちないとは思いますが、力を込めて天井材を剥がそうとする時、こちらのお尻がむず痒くなります。前のめりに落ちたら、その先は35階の空中。


マカティも解熱剤品薄

先週末のアニラオ営業日で、町々で風邪が流行っていて、風邪薬と解熱剤が手に入らないということで、リゾート備蓄薬からスタッフの家族用に少しずつ放出したので、買い足しと、一家族あたり1シート(20錠)程度を購入しようと、大手ドラッグストアチェーンのマーキュリードラッグへ。

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結果、いつも買っている、デコルゲン(眠くならない版)は売り切れ、熱冷まし定番のバイオジェシックも品切れであることが発覚。アニラオの方だけでなく、マニラでも風邪という名のオミクロン株は大流行のようです。

眠くならないわけではないデコルゲンならあるということで、買おうとするも、一人25錠までの縛りつき。奥さんと二人でいくつかの薬局を巡って買うことにしました。

ついでに、タンク用のパーツを買いにノーチラスへ。ノーチラススタッフも軒並み先週風邪だったそうで、薬はスタッフの分も含めて大量に先週かったとのこと。知り合いのいるマーキュリードラッグの支店に電話をかけて在庫を確認しててくれました。

バイオジェシックははやりありませんでしたが、かわりの解熱剤は必要個数揃いました。ノーチラススタッフも「自分もそれ使いましたが、バイオジェシックじゃなくても大丈夫ですよ」の優しいお墨付き。眠くならないわけではないデコルゲンは3シートまでしか放出できないということで、支店行脚はもう少し続けます。

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ついでに、効く漢方薬もサンプル一つくれました。色々世話を焼いてくれる、ノーチラスの女将さんです。

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週末料理で燃え尽き気味で平日台所にに立ちたくない症候群の奥さんをつれて、Mazuへランチへ。あいも変わらず、不味そうな店名のまま。奥さんのお墨付きがもらえれば、二人で行けるラーメン店のリストに加えられます。

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Ttantan Ramen Spicyとみると、担々麺かと思いましたが、実態は「辛味噌ラーメン」がそれに近いと思います。ちょっと味噌入れすぎですが、まだ許容範囲です。奥さんのタンメンは合格点だった模様。細麺が好きな奥さんには、ここの太麺はすこしマイナスポイント。

最近の寝る前の時間を使った視聴コンテンツは、NHKで20年以上前に放映されていた、「BS漫画夜話」。

ロックダウン中に随分本を読んだ、『あなたを天才にするスマートノート』の著者オタキングこと岡田斗司夫さんや、週に一度の更新が楽しみなYou Tube『大人の教養講座』の元編集者山田五郎氏の若かりしときの姿もみられて、面白いです。何より漫画のコマ割りがどーのとか、テーマがどーのとか、実生活に役立たそうな事柄を真剣に議論しているのが人間っぽくて好きです。

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この回の取り上げ漫画家の島本和彦さんの『燃えよペン』。漫画家のメタ漫画として当時画期的でかつ私小説的だったとのことでしたが、更にパワーアップしたまさに私小説というか半自伝の『アオイホノオ』が現在連載中。最も悶々としていた美大生→デビューまではすでに書ききっているので、このまま絶筆でも良いかなと思いますが、若かりし日の岡田斗司夫や、大学同級生の庵野秀明監督も登場したりと、漫画好きには一読をおすすめする本でした。

BSマンガ夜話、約1時間の番組が143本。しばらく暇つぶしになりそうです。


ボーイ ミーツ バンドテイルフロッグフィッシュ

日曜日のアニラオです。朝はいつものようにラジオ体操第一からスタート。日本だったら、6時30分スタートですが、手動で音源をかけているマグダレナでは、6時40分から50分くらいに実施することが多いです。今日はお泊りのゲストさんのうち、4名様も参加。朝体を動かすと気持ちがいいですよね。

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朝食前に引き潮のハウスリーフの海底を凝視していた、シュンくん。紙コップに生まれたばかりの透明な稚魚と、カエルアンコウ!をそれぞれ捕獲してきました。

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私も見たことのないカエルアンコウで、図鑑と照会すると、どうやら、Bandtail Frogfish(Antennatus strigatus)の模様。他のテーブルで朝食をとられていた、オジサマベテランダイバーのみなさんにとっても初見のカエルアンコウでした。それもそのはず、生息水深、1メートルくらいまでの浅場です。ダイビングで主に潜る5メートルより深いところではなかなかお目にかかれません。

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少年の好奇心は、(ダイバーとしての)常識に捉えられているオジサンを軽く追い抜いて新しい発見をもたらすものだと、しみじみ思いました。逆にいうと、図鑑を執筆しているようなオジサマは、少年の心を持ち続けているということなんでしょうね。実際に図鑑の著者でありアニラオを訪れた方々の顔を思い浮かべると、皆さん、そういう側面を持った方でした。(大きく膨らんだお腹には、食べたばかりの獲物か、次世代を残すための卵が入っていると思われるこの子、撮影の後はもちろん海に帰っていただきました。)

そんなシュンくん、ご家族と一緒に今日も元気にダイビングへゴー。楽しい発見のあるダイビングであるといいですね。

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ボートの出たあとのハウスリーフでは、オープンウォーターダイバートレーニングと、エンリッチドエアダイバートレーニング。

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ボートファンダイブ組では、居酒屋川崎さんの、700本記念ダイブでした。おめでとうございます(*^_^*)。

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夜6時からはアニラオフォトコンの授賞式。日本人参加者はマニラに帰ったあとでしたが、オンラインでライブ中継もされていたので、鑑賞はできました。コンデジ部門のフィッシュポートレートで、ロナルドが3位。これまで開催されてきたアニラオフォトコン全てでの何らかの受賞は素晴らしいです。

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フィッシュポートレート部門3位

フィッシュポートレート部門3位

提出した他の作品は、昨日のブログをご参照ください。

受賞作についての雑感と、水中写真に興味を持ち出したばかりのマニラのフォトダイバーさんたちが受賞作との距離を詰めるには何が必要になるのかは、明日のブログで考察したいと思います。


腹痛エヴァ

昨日の夜家族三人同じものを食べたのに、自分だけお腹下しの本日。腹出して寝ていて冷えたのでしょうかね。まるでお子様です。

週末の買い出しにも出向きましたが、本調子でないのと、トイレにいつでもいけるように、なるべく家で過ごすことに。熱はないですが、腹部にエナジーを吸収されているというか、やる気の熱量を冷やされている感覚で、集中力が続かないので、惰性の読書に選んだ友がこちら。樺沢紫苑著『エヴァンゲリオンの心理学「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」を精神科医が解読してみた』

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大学生の時に新世紀エヴァンゲリオンに初めて出会って、はや26年。ストーリー上に謎の多い作品で、謎解き本もたくさん読みましたが、今年3月に完結したシン・エヴァンゲリオンに至る、庵野秀明監督の精神的苦しみと克服の様子をNHKの特番(プロフェッショナル 仕事の流儀)やYouTube(NHKの手抜き仕事で感動するな!プロフェッショナル仕事の流儀「庵野秀明スペシャル」はここが間違っている など)動画で知るにつけ、俄然この心理学的考察が腑に落ちました。

曰く、エヴァンゲリオンシリーズの重要なテーマは、父性と母性の補完。シン・エヴァンゲリオンにおいては、母性的な承認にフォーカスが当てられたが、父性と母性のバランスが大事。「人類補完計画」が作品中の一つの重要な注目事項でしたが、作家内面の父性と母性の補完にいたった作品群に表現された、作家の半生だったということでした。

興味のある方は、Kindle Unlimitedで無料で読めますので、読んだ上で、アマゾンプライムで無料公開中の『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』を観てみるのも良いかもしれません。私も、観直すかな。結構長い映画でしたよね。

脳科学的に見た、父性母性的承認に対する名前付けも面白かったです。

ドーパミン的承認=結果重視=父性的

オキシトシン的承認=プロセス重視=母性的

できないフィリピン人スタッフに対して、「まぁいいか」としてしまうのは、結果的にもプロセス的にも評価を投げることになりかねないのの反省になります。結果もプロセスも、両方見てあげること、忘れないようにしましょうぞ。

もう一つ良かった点は、作中に登場する「第3村」の象徴するもの。それは、AでもBでもない第3の可能性があるということ。目先の二分思考にとらわれないで、別な可能性、別な解決法を探してみる。言われてみれば、当然なのですが、二分法に陥りやすいことも事実。エヴァの映像を脳内再生するとき、人生のブレイクスルーのきっかけになれば良いかなと思います。

今日はお腹をしっかり温めて寝ることにします。


神回だったらしい

今日は母の電子書籍出版準備に時間を割くことに。彼女の本に携わるのはこれで二冊目ですが、母が「まえがき」で書いている、「子どもや孫に残したいものは、お金やモノではなくて『おばあちゃまは、こう生きた。母は、こう考えた。』」という小さな足あとだと思うようになりました。」という気持ち、実感します。

数日前の明け方に見た夢で、結局残るのは、実績よりは、人々への記憶だという強いインパクトをもったメッセージとリンクする格好です。あと何年社会的に生きているかわかりませんが、日々の行いを、記憶に残されるベースで組み替えていくのも、良いのかもしれません。どうせ残るなら、「いい人」の記憶がよいですよね。

女親と息子なので、たくさん会話をする仲でもないのですが、編集作業を通じて、母の記憶を定着させていく息子としての再教育的な時間となっています(別に母は余命宣告はうけていません)。あわよくば、来週はじめにはKindle本として世に出せそうです。

作業の合間に、ロナルド他のワクチン接種会場になっっているグロリエッタ視察。もはや医療従事者以外、誰もいません。今日も譲らないアストラゼネカ。アレルギーがあって心配だという本人はファイザーかモデルナ希望なので、他の方法を考えないとダメそうですね。

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営業していないにもかかわらずやってくる、10月末が期限のDOT(観光省)の認可。早めにやっておこうと連絡をとって、返事のリンクにアクセスするも、動かず。「全部オンラインになって、事務所のカンター越しにでは手続きできません」という構えのくせに、動かないシステム、どうしますかね。他のリゾートの様子を聞いてみると、「視察に来ないような仕事をしていない輩の更新なんていらん」って強気な意見も聞かれましたが、書類は揃えておかないと、後で揉めるとイヤですよね。

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室内運動中視聴の、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」。9話と10話にあたって、かなり良いと思っていたら、10話は泣きの神回として有名な回だった模様。母の手記編集中に、母からの手紙を題材にした回に当たるのも、何かの縁ですね。

Netflixで視聴できるそうです。

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夜になって調べたら、この回で泣けるかどうかの関連YouTube動画も多数あったよう。


絶対泣かなければいけない、泣くために観るべし、ということはないですが、観ると手紙が書きたくなる作品です。

本日の調理の学び。

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もう少しバターの温度上がってから投入すべきだった、水様卵白除去目玉焼き。卵黄が半熟トロリでよろしいのですが、フィリピンのスーパーで売っている卵でこの半熟具合は、胃腸がフィリピンの私たち夫婦には大丈夫でも、リゾートのお客さんに出すにはデンジャラスなんですよね。


さようなら隣のバウアー

隣のマユミリゾートの茶色ラブラドールのバウアー、お亡くなりになったそうです。享年12歳だとか。

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隣で決して良く面倒をみられていたわけではなく、食事をもらえてなさそうなときには、ドッグフードを買っていって与えていたりと、少しだけ人生をともにしたワンコでした。あの世で元気で走り回ってね。

奥さんに髪をまた切ってもらいました。コロナ規制で理容店も閉店となると一人暮らしの場合は髪も切れなくて大変ですが、身近に切ってくれる人がいるのは、幸せのもののことです。

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Kindle Unlimitedの棚に並んでいたのでポチした、中山七里著『護られなかった者たちへ』。まったく前情報無しで日曜読書の友に選んでのですが、題材は生活保護でした。ときに夢で、コロナ禍のご時世リゾート廃業して日本に戻り、生活保護で暮らすシーンを見るのですが、こういう潜在意識が引き寄せた本ですかね。

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作中、人間性を否定される方法で生活保護受給を断られる被害者をみていると、将来が暗くなりますね。最後は制度の改善に向かうようなことが匂わせられましたが、作中被害者加害者の心の葛藤をみると、生きることの業を考えさせられるものでした。

何でも映画化されて10月1日から日本では上映とのこと。どの程度重く仕上げられたのでしょうかね。


ケチらない真理

続くマニラデー。昨日ワクチン接種を断られた、おじいさんドライバー。モデルナのワクチンの在庫があるうちに接種を完了したいのですが、今日のうちのコロナ非感染証明書の受理はならずで、明日以降に持ち越しに。書類仕事の遅いフィリピンのあおりをもろに被っています。

最近、日本にいる母が書き溜めた映画評をまとめて電子書籍にしたいというのを、手伝っているのですが、取り上げられた80本を超える映画の中で、日本の漫画を原作にしたものがあったので、取り寄せて読んでみました。

間瀬元朗作『イキガミ』

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日本と似た国が舞台の、人権大無視の「国家繁栄維持法」が施行されている社会で、若者の1,000人に一人が無作為に命を奪われる、死の前24時間をとりあげた、オムニバスドラマ。

漫画は好きでよく読んでいる方だと思い、泣くほどのことは稀ですが、この2巻の話はツボにハマりました。藤田和日郎作の『月光条例』の赤ずきんちゃんの回以降の涙。自分のこととはいえ、泣きスイッチがどこにあるのか、よくわからないです。

そういえば、このイキガミの世界では、小学校低学年で受けさせられる注射が10数年後の強制死ガチャになっているのですが、そこから想像して、コロナのワクチン陰謀論に行き着かないようにご注意ください。統計的にみて、コロナワクチンの重症化を回避するメリットは妥当なものがあると思います。

漫画全10巻。20の物語が収められています。一話一話重いので、一気読みするよりは、間食のように小出しに召し上がるのが良いかもしれません。映画の方は観ていませんが、きっと悪くないできのはず。よろしかったらどうぞ。

映画化にあたって、原作中で登場した「みちしるべ」は、フィルハーモユニークによって作詞作曲されて、主題歌とされました。こういうところは、映像化のメリットの一つですね。

本日の料理の学び。水様卵白を取り除いてからの目玉焼き油かけバージョン。取り除く卵白の量はそれほど多くなないのですが、なんだかもったいない感じがするのです。この水様卵白の使いみち、紹介している本人もどこにも言及していないので、捨ててしまうしかないのかなぁ。

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ソーセージを焼いてからフライパンの熱をとらずにそのまま続行したので、火が通り過ぎで失敗。朝ごはんはさっと作りたいと思って、横着してはならんです。

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タコとカニ以外の飾りウインナーを考えてみて、エビ(左)と魚(右)。魚は論外のできあがりですが、エビの方はもう少し改善したら良くなりそうではないですか?

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いつも適当に煮干しで出汁をとっていた味噌汁も、きちんと量ってから煮干しを入れてみると、水の2%の分量は、いつも適当に入れていた煮干しの2倍強の量でした。ちゃんと入れれば、ちゃんと出汁になることを実感。ケチるべきでないところはケチらずやるべしは、ここでも真理でした。

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具材は、日本にも輸出されている、フィリピン産のオクラと、余ったそうめん。ホッとしますよね。


埴輪と地震の夜

昨日の発表で、マニラ首都圏まさかのコロナ防疫措置GCQへの緩和。感染防止状況が芳しくない中での緩和が何を意味するかというと、各自が感染する可能性がより高まるということです。ということで、打っておきたいワクチン。アニラオのあるマビニ町にもワクチンは量は少ないものの回ってくるようになっていますが、効き目の怪しい中国製のシノバックなので、スタッフには可能であれば別のワクチンをあててあげたいです。

住人以外にも接種しますと表明したのを受けて、8月末にスタッフの分も登録しておいた、マンダルーヨン市の接種会場に様子見に行ってみました。一番大きそうなのはメガモール会場なのですが、混雑を嫌って、おしゃれ目なシャングリラプラザ会場を希望していたので、そちらへ。

と、今日はおやすみだとのこと。

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空振りは癪なので、マニラ首都圏ではかなり大きな店舗の無印良品(MUJI)へ。マカティグロリエッタ店で奥さんと顔見知りだったスタッフ、こちらに転属になっていました。

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しかし、広い店内に客2人。

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アカシア製のボウル。フィリピン産で、日本の会社を経由して戻ってきました。海外にいって返ってきた人をバリクバヤン(バリック=帰る バヤン=町)といいますが、モノであるこれもそうですね。MUJIのラベルが貼ってあると、なんだか木肌もキレイに見えます。

最寄りの会場のメガモールまでは徒歩400メートル。すぐです。モデルナとファイザー、モール内にそれぞれ別の会場を設けて接種を行っていました。本日は1回目の接種は行わずにすべて2回目の人たち向け。スタッフたちの情報はオンラインシステムには登録されているのですが、接種日時と会場はテキストメッセージで携帯に連絡が来るので、それに従うべしとのこと。当日駆け込み接種も認めていなくて、かなりシステマチックです。まずは住民に2回接種を徹底して地域的に集団免疫を獲得させようというブレない指針が垣間見られて、マンダルーヨン市の評価アップです。マカティ市の方でモデルナやファイザーが当たらなくて、マンダルーヨンで順番が回ってきたとしたら、ここで受けられそうな期待。

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マカティ市の方で、ガードマンに割り当てられている会場、他のスタッフの会場共に、本日もアストラゼネカでした。アストラゼネカで良ければいつでも打てる状況にはなっているのですが、もう少し他のワクチンを待ってみます。

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昨日の予測では10日にかけて到来だった台風、足を早めて明日の夜にはマニラやアニラオ付近を通過するようです。抜けた後速度を弱めて南シナ海に停滞気味なので、はやり今週末の海は荒れそうです。おまけに14号も登場。海っぷちの人はどうぞお気をつけて。

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昨日GCQにするとした発表、本日夜になってあっさり覆りました。とりあえず、9月15日までは、現行通りMECQのママにすると。こういう即効性のある情報はTwitterが便利です。

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深夜にNHKで地震の番組の再放送があっておすすめですと、地質学に詳しいダイバーさんから情報を受けて、フィリピン時間23時20分まで漫画を読んで時間を潰すことに。

選んだのは、一部オタク界隈でポスト『進撃の巨人』という触れ込みの、『古代戦士ハニワット』。

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大ヒット作進撃の巨人の後を継ぐという割には、打ち切りがほぼ決定しているということで、最近発売の7巻の売り上げが良ければ、連載続投決定となるという、応援したくなる弱みを持った作品です。

1〜3巻までは、KindleUnlimitedで無料で読めますので、お持ちの方は、読んでみては。独自の世界観に引き込まれます。確かに、打ち切られるには惜しい逸材です。

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で、お待ちかねのNHKスペシャルMegaquakeの再放送。アスペリティーとスロークエイク、新しい単語を覚えました。2012年と13年に放映した2作だったようですが、2021年版が9月12日放送だそう。フィリピンにいても、日本に帰っても、地震国なので、最新科学が地震をどう分析しているのか、興味ありですね。みようっと。


マルクスだったらレジャーダイビングはお嫌い

アニラオご無沙汰なコロナロックダウンのマニラ日。ロックダウンに感染者抑え込みの効果が見られないということで21日から一段緩和で試していますが、本日の新規陽性者、史上最多の18,332人。今後もっと増えるはずですが、政府はどういう説明をして、国民はどんな感じに納得しつつ、かつ感染しないさせない生活を続けていくのか、関心があります。

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デルタ株の比率は62.47%。8月12日のデータで約50%でした。もっと早く入れ替わるかと思いましたが、旧株もまだまだ頑張っていますね。何れにせよ、入れる病院もないので、厳重注意の日常に変わりはありません。風邪状の症状のある一般市民はかなりいるようで、数字には現れてきていませんが、ワクチン普及率10%にすぎないのに、大感染で70%の人々に抗体ができてコロナが下火になりつつあるインドのようになるというシナリオも考えられる結末の一つかもしれません。

午前中、マッサマンカレーというのを、奥さんが作るというので、必要な薄皮なし生ビーナッツを用意すべく参戦。インドつながりではなくて、タイのカレーです。

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一瞬で皮のむける発明品がほしいです。皮の剥いた状態の生ビーナッツが売っていれば良いのですが、そういうかゆいところに手の届く商品がいつも棚においてあるわけではないのがフィリピン。メイドさんでもいればやってもられるのでしょうけれど、ここは自分たちで手を動かすしかないですね。

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タイ料理の、ゲーン・マッサマン。お昼ごはんにいただきました。CNNトラベルが選んだ世界の美味しい料理50ランキングで第一位ということで、「世界で一番美味しい料理」と紹介されることがありますが、アメリカ人の選んだ第一位ですからね。ちなみに、日本の寿司は4位でした。

世界一かどうかはさておき、美味しかったですよ。ココナッツミルクが入って少しくどいので、何杯でも食べれちゃうということはないです。

夜は、レンコンのはさみ揚げを作るように言われたので、担当しました。

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まぁまぁの出来栄え。

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最近読んだ本は、斎藤幸平著『人新世の「資本論」』。割とお硬い本で、顔出しをやめると宣言してすぐに撤回した時期の中田敦彦YouTube大学で取り上げられていたのを、視聴中座していたのが、どこかのSNSでも取り上げられていたのを見て選択することにした本です。

学生時代の自分だったら好んで読んだ感じの、硬さ。要点をまとめると、
・気候変動などの環境問題を放っておくと、人類が地球上に住めなくなる。
・流行りのSDGsを含め、資本主義では問題の解決はできない。
・絶筆だった『資本論』のマルクスが晩年に行き着いた思想に解決のヒントがある。
・脱成長コミュニズム だ。

読むのが面倒な方は、動画でどうぞ。

社会の仕組み論は抽象的で、慣れ親しんだ今までの仕組みとは別枠を語るので、具体的な理解や、自分にできる行動に落とし込むのは難しくて途方に暮れるのですが、考え方の一つとして、頭の片隅にいれておこうと思います。しかし、この論調でいくと、レジャー・ダイビング屋さんの生きる術はないような。タンクにエアを詰めるのすら、化石燃料頼りですからね。身近な技術で考えられるのは、ソーラー蓄電モーターによる充填方法でしょうか。やっているショップさんあるのかな?


オラ全然ワクワクしねっぞ

フィリピン全土の新規陽性者、1万4,000人台が2日続いたあと、本日10,035人。もともと統計には信頼がおけない国なので、ぬか喜びはできないのですが、嘘でも数字が小さくなるのは心に少しのゆとりを生みます。

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日本ではもっと人流を抑制する法整備をこれからしようかと、1年半の間国民の自主性に頼りきりだった方向をやっと転換しようとしていますね。一方、一貫してロックダウン的な社会規制を敷いてきたフィリピンでは、さらに新発明も。

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現在マニラ首都圏などもおかれている最も厳しい検疫レベル、ECQ(Enhanced Community Quarantine)の更に上を行くレベルが発明されました。EECQだと。エクストリームなECQ。家からの外出完全禁止です。更に強い規制が出てきても、オラ、全然ワクワクしねっぞ。実施しているのは、昔NGO勤務時代の縁の土地、パンガシナン州。

ただ、記事をよく読むと、州全土がこうなっているわけではなくて、ある町の一部など、陽性者が複数いるか、クラスターが発生している地区のみを完全外出禁止にするというもののようです。食材などは配給されるとか。

会社の顧問弁護士の先生ともかねてから、広範囲のロックダウンで社会全体を止めるよりは、狭い範囲の感染エリアを封鎖する方法のほうが良いのではと話していたのを、実際にやってみた的なEECQなんだと思います。似たケースでは、アニラオのあるマビニ町でも、ある村(バランガイ)の一区画(バビーとアイサが住んでいるエリア)だけをロックダウンするということもありました。

アニラオのあるマビニ町の、症状のある患者数現在71人。二日前に60人だったのから大きな増加です。その一方で、ワクチン接種は遅々として進まず。2〜3週間に一度1,000〜2,000回分が供給されていて、高齢者と病気持ちを最優先にする明確にいっているので、就業人口にあたる、スタッフたちへの接種はマビニ町にいる限りは、もっともっと後になりそうです。観光で成り立っている地域なので、就業人口への接種を優先しないかぎり、地域としての営業許可もできないはずですが、地域独自の特性にあった接種計画にはなりませんね。

マービンやマイエンが住んでいるマビニ外の町でも、ワクチンは接種待ち。そこの町長さんが一つ偉いのは、各家庭への野菜の種の配給があったところでしょうか。寄り添っている感があります。

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配られたのは、シタウ、カンコン、ウポ、ムスターサ、ラバノス、ペッチャイ、オクラの種。オクラは現地語でも同じオクラ。他の野菜が何なのかは、拙著『フィリピンの野菜 市場で迷わない80種の野菜ナビとレシピ40種』を是非ご参照くださいヽ(=´▽`=)ノ。

一日掃除をしていた奥さんが、仕事終わりに珍しく映画を観るといって選んだのが、『翔んで埼玉』。東京都出身の奥さんに、埼玉の良さが伝わったかも。世界埼玉化計画、少し進みました。そういえば、続編が作られるというニュースも先日ありましたが、一作目のあのまとまった結末から、どんな内容に発展させるのしょう。

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動画といえば、ロックダウンが始まった2020年の上半期は、よく中田敦彦のYouTube大学を見ていました。たまに、今絶賛大炎上中のメンタリストDaiGo朝のHIITをやります宣言ブログも書きましたが、同じ形では続かなかったです)も。両者のチャンネルを最近見なくなった理由を考えてみると、
1)だいたい今知りたいことが一通り出てきて、新しい動画は同じことのいい替えか少し視点を変えた内容が多い。
2)アニラオへ行くなど長時間車に乗って視聴時間を確保できる機会が少なくなった。
3)どちらも、書籍や実験などに基づく「科学的」なデータや言説を扱っているが、それを噛み砕き血肉化するための個人の価値ベースとなる、哲学や神学の扱いが少ない。
というようなことが挙げられるかなと。3)の視点は、人生に意味をもたせたい人間という存在には、やっぱり大切なんだと思います。

その一方で、新しい、知らなかった知識ももちろん欲しているわけで、そこで最近注入しているのは、こういう勝ち組になるとか、お金持ちになるという知識とはほど遠い、一見無駄な知識。

ほぼ一週間に一度更新が待ち遠しい(YouTuberとしては更新頻度低い)の山田五郎オトナの教養講座。大人の教養といっても、ほぼ美術の話です。美術史の時間がつまらなかった中学生時代にふれるはずだった、楽しい美術史を取り戻す時間です。

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観たり書いたり、ラッパ吹いたりしていないで家事をしなさいという、奥さんのお叱りがありそうなので、これから、まだ調子の戻らない洗濯機を再分解しようかな。