トイレからキッチンへ

臨時休業中の週末のアニラオ。フィリピン東北の海上にできた台風6号になるかどうかの熱低にひっぱられてか、曇りがちで少し波あり。定員割れのスタッフ数で営業断行していたら、トレーニングやら料理やら、やはりちゃんとできなかった海況だと思いました。

アニラオの午後の海

ようやく体調も戻ってきて本当は運動したいところを我慢して、夫婦で家で静かにしています。静かさの代表といえば読書で、あれこれつまみ読みするのですが、記憶に残ったのが、佐藤大介著『13億人のトイレ 下から見た経済大国インド』

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フィリピンに深く関わるようになった最初(かれこれ27年も前だ!)も、フィリピンでのトイレづくりのワークキャンプだったのですが、流石に2022年現在、フィリピンでトイレがなくて困っているという話はほとんど聞かなくなりました。一方、フィリピンよりずっとずっと大国のインドで、未だにトイレがなくて健康や安全が脅かされている現実があることに、世の中のうまくいかなさを実感したり。

乾式トイレに溜まった汚物を素手で掻き出して捨てに行ったり、詰まった貧弱な下水づまりを防具なしでなおし、時にはマンホールに落下して汚物の中で命を落とす仕事をするダリット(不可触賤民)の人々の世襲・固定化が、ヒンドゥーの文化的価値観に深く根ざしていて、なかなか改善しないという、「文化」が「悪い」方向へ働く際のケースを再認識したり。

大成工業(このTSS無放流処理装置なんて、下水処理施設につながっていないアニラオの全リゾートと住民にとってぴったりなのではと思ったり)やLIXILのSATO(SAfe TOilet)プロジェクトなど、日本の企業の、貧困層にリーチする努力のケースを見て、素晴らしい取り組みだと感心したり。良書でした。

やはり、困った人へのアプローチは心にしみるものがあります。自分の普段のあり方を反省します。

「2週末もリゾートを閉めたら、流石に給料がなくて厳しいので、会社はなにかしてくれるんですか」という、デリカシーも状況もわきまえないバカのような質問をしてくるスタッフでも困っている人の一人でしょうし、お待ちいただいているダイバーの皆さんに早く奉仕したいという気持ちも強いので、8月6日7日に営業できるように準備したいものです。

で、短期的にも中期的にも一番の問題が、キッチン。奥さんへの負担が強すぎるので、私を含む不完全な非シェフクラス数人でも分担しながら食事の準備ができないかと思い、とりあえずメニューを見直すことに。

考えるのと実行するのとでは大きな違いですが、奥さんの負担ゼロを目指して、とりあえず手を動かします。


ガミン様

マニラ行動日。月曜日の埼玉県人会でハッスルしすぎ、昨日一日は家でおとなしくしていました。結果、原田マハ『暗幕のゲルニカ』読了。先日読んだ『楽園のカンヴァス』と同じ世界線で、個人的には『カンヴァス』のほうが読了感は明るかったですかね。

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『暗幕のゲルニカ』を読まれるのでしたら、山田五郎大人の教養講座のゲルニカの回を見てからにすると、主役の一人であるドラ・マールの気持ちが理解しやすくなります。

溜まっていたブログもようやくほぼ追いつき、午後は、奥さんとマカティ市役所へ。一週間に一度、車ごとに走ってはいけない日が決められていて、コーディングと呼ばれているのですが、それの例外規定を聞きにです。

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マニラ首都圏全土のコーディングを決めているMMDA(Metropolitan Manila Development Authority:マニラ首都圏開発庁)の窓口がマカティの市役所内にあるのだということで。遠くからでも目立つマカティ市役所。問い合わせると、どうやら、旧庁舎の2階にいけと。

旧庁舎の存在は今まで知りませんでしたが、指を刺された方向にありました。かなりばっちい。

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結果、ドライバーがシニア(60歳以上)で本人を含んで3人が乗車していれば、コーディング免除。4200キロ以下の重量の食料品などを運ぶかもしれないトラックも免除。ということで、メインの社用車もトラックも、買い出しに最も予定されている木曜日がコーディングだったのが、解決できそうです。

ちなみに、手紙を作って申請しても免除は勝ち取れるのですが、一ヶ月1,700ペソかかります。書類を出してから許可が出るまで中3日程度かかるそうです。

軽くなった心で、パシグ市のC5にある、韓国系の調理器具専門店のMKキッチン本店へ。支店はカルティマール市場内にもありますよね。

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かなりの在庫はあっても、お気に入りのサイズはないので、欲しい場合は、サイズを申請して作ってもらうのが吉。

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絶対版権払っていなそうな、ミッ●ーと、キ●ィーのモールド。パンの型らしいですけど、そういうパン、欲しくないです。

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ソムリエナイフだとうまくワインのコルクが抜けなかったりするダイニングスタッフのために、お手軽コルク抜きを買うことに。その名も、「かびんきざい」。その名に恥じない仕事をしっかりしてもらおうと思います。

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マニラ在住ダイバーさんで、フミーネーさん、大ちゃんさん、デミさんが使っている、Garminのダイブコンピュータ。ゴルフにもダイビングにも、ジョギングにも、バイクにも使える万能スポーツウォッチです。万能かつ、お高いことで有名。

いつかはガミン仲間になりたいなぁと思いつつ、本日、願いが叶いました。ただ、彼らが使っている、カラー液晶モデルではなく、モノクロ液晶。

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だが、ソーラー充電可能モデルの、Garmin Decent G1 Solar。もうナメック星人のようにお日様さえ当てていれば、ずっと使える(取説読むとそうでもないようだけど、フィリピンの強い日差しなら、きっと!)。

普段遣いの時計として使いつつ、これを機会に、運動も復活させる所存です。体を鍛えて、いつか本当のガミン様になるかも。

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↑餓眠様。注:Garminはガミンではなくて、ガーミンです。


汗乾かすべし

期間限定平日営業中のアニラオです。朝の目覚めのラジオ体操。

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今日も良い天気。北東の風が強いようで、シークレットベイ側はきっと波が立っていそう。昨日のうちに行っておいてよかったです。水温30度。

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フィリピンの甘いソーセージのロンガニーサ。たまに食べると美味しいですね。

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昨晩送られてきた、PCR結果。無事陰性だったのですが、2人中1人の国籍が何故かフィリピンに。これまで5人がアニラオ界隈でPCR検査を受けていますが、間違い打率が首位打者以上の安定のフィリピンあるある。ゲストさんには修正したものをお渡ししました。

水温高くなってきましたが、コールマンズシュリンプ。今日は6個体くらいいました。いつまでもつかな? 写真提供おG3さん。ありがとうございます。

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ランチはエビの入ったかき揚げそばと黒酢鶏肉。

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夜はローズマリーチキン。3食担当でした。キッチンが暑いのには耐えられるのですが、かいた汗が蒸発して体が冷えるのが困ります。フィリピン人が、「体が熱くなったあとにすぐ冷やすのはだめ」と昔からいっていたのとは、違うのですが、濡れた服はこまめに替えて乾かす必要を切に感じます。で、今日はちょっとゾワッとしたので、ダイビングはおやすみ。

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ゲストさんに言われて気づきましたが、今日は夏至。アニラオの太陽が最も右に沈む日でした。

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これはタイムラプスも撮らないといかんと思ってGoproを回すも、8時ごろまで回収を忘れていました。回収時のバッテリー0%。0%を表示する電源はどこから絞り出ていたんだろう。(^_^;)

ここ数日で読んでいた、原田マハさんの『楽園のカンヴァス』読了。

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もともと、山田五郎の大人の教養講座のアンリ・ルソーの回で触れられていた本。You Tubeでアンリ・ルソーをおさらいしてから読んだので、更に内容がより深く入ってきたように思います。ルソーの動画4本観てから読むと、作中に出てくる絵画も多数網羅されているのでなおベター。

美術には疎い私ですが、こういう知らない世界に触れるのは刺激になって良いものです。小説内、絵画の世界に入り込む描写がありますが、そういう、視覚芸術への入り込みは自分自身このところとんと経験していないので、人生を豊かにするためには、そいういう作法を身につけてもよいのかもと思いました。

日本にはルソーの絵が多くあるようなので、いつかあちこちの美術館巡りをしてみたいものです。あと、小説表紙に使われているニューヨークのMOMA所蔵の「夢」もいつか。

次は、ピカソの回をおさらいしてからの、『暗幕のゲルニカ』にいきますかね。


フィリピンアシタバ食べられます

3連休中日のアニラオです。今朝も、ラジオ体操第一からスタート。

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朝食は魔女のスープと、タコさんソーセージ添えのホウレンソウサンド。ウルトラマン好きな5歳の女の子が来ていたので、タコじゃなくて、火星人ソーセージって紹介したほうがよかったですかね。

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コロナ対策で対面着席を避けています。換気は十分なので、リスクはとても少ないと思いますが、食事以外は皆さんマスク着用にご協力いただいています。

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総じて海況よろし。水温26度。

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ボートが出たあとのハウスリーフでは、オープン・ウォーター・ダイバートレーニングと、エンリッチド・エア・ダイバートレーニング。

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オープン・ウォーター・ダイバー無事4人修了しました。

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エンリッチド・エア・ダイバーコースでは、帰りがけにウミガメとハイチーズ。ご帰任になる前によい思い出になる写真が撮れました。

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昨日の夜のマグロの柚子胡椒カルパッチョと、今日の昼の玉子焼きの下に敷かれていた葉っぱ、見慣れない野菜のせいか、残される方が見られましたが、フィリピンアシタバの葉です。血糖値を下げる効果がある、食べられるものですので、次回見かけたら、残さずお召し上がりくださると、準備したキッチンスタッフ喜びます。

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お父さんがオープン・ウォーター・ダイバートレーニングに参加している、リアルチコちゃん(5歳)。いろいろな質問とおしゃべりを楽しみました。「29まで数えることができるよ」ということだったので、その先も一緒にカウント。ハチジュウイチまで数えられました。数える時にスクワットしてしまうのが、可愛いです。

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そのお母様、拙著『フィリピンの野菜』『フィリピンの魚介』を見ながら買い物をしてくださっているそうで、お役に立ててよかったです。そういえば、フィリピンアシタバの項目がなかったので、八百屋で売っている野菜ではないですが、次の改訂時に付け足そうと思います。

三連休あと残り一日。楽しんで行きましょう。


PREP洗脳する

今日のアニラオは、男子スタッフに来てもらって、先週末見つけたダイニング横のシロアリの侵入を許した天井内部の様子を見てもらうことに。

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それなりにやられていたので、ベニヤや梁など木材は取り払って、シロアリ駆除薬を注入。殲滅はできないにしても、少しの時間稼ぎにはなるでしょう。どうせまたシロアリが入ってくるだろうから、どの材料で再構築するかは、要検討です。

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サンパギータルームの前の雨除けの一部が裂けて風ではためいていた部分も撤去。明日肉数十キロと一斗缶の食用油も買う予定なので、アニラオからトラックで来てもらって、屋根材も購入して持たせようかと、運転免許のあるスタッフ数人に誰が来れるかきいたところ、以下のような返答が。

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曰く(カッコ内は私の心のツッコミです)。
こんにちは。
あっ、いまバタンガスのタナウアンにいるんです。(あ、そう、で、明日はどうなの?)
だって、お母さんがラグナのビクトリアに用事があっていくところなんです。(あ、そ。)
ソーリーポ。(つまり、明日は運転できないってことに対して謝っている理解でよいかな?)
緊急事態なんです。(誰か死ぬの?それならそれで大変だよね。サポートいるのかな)

フィリピンにいる人ならほぼ毎日遭遇する、ごく普通のやり取りだと思いますが、はっきりしなくて、何度も聞き返さなければならないことが本当に多いのです。高等教育をうけたスタッフでないからという言い訳ですませたくないので、できるようになるかは不明ですが、物事に簡潔に答える習慣をつけてもらえるように、働きかけたいと強く思った、いつもの光景でした。

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で、使うのは、この前読んだKindle Unlimitedの『コンサル一年目が学ぶこと』の中で紹介されていた、PREP。
1)Point=結論
2)Reason=理由
3)Example=例
4)Point=もう一度結論
で答えましょうというもの。毎回的はずれな例をつけられるのも苦痛なので、最低でも1)と2)がいつもストレートに答えられるようになってもらいたいです。たいてい2)しか言わないものですから。

ドラマはほとんど見ないとこれまでも言ってきたと思いますが、ここに来てドラマ3本が視聴リストに入ってきました。しかし、全部日曜日が放送日。

鎌倉殿の13人
真犯人フラグ 真相編
DCU

の3本です。

「真犯人フラグ」は奥さんが熱心に見ていたのが真相編に入ったところで一緒に第一回を観たので、ついでにこのまま観ようかと。マニラ開始時間が午後9時30分で、アニラオから帰ってきて視聴できる時間なので、日曜日のルーティーンになりそうです。

大河ドラマで、三谷幸喜脚本の「鎌倉殿の13人」。放送時間がフィリピン時間7時で、間に合わないので、EVPADの録画で観ることに。前回の三谷脚本の大河ドラマで評判の良かった「真田丸」を一切見れなかったので、今回は観ようかと。なんだかんだ、三谷幸喜、好きなんです。

で、ダイビングが重要な要素となるものでは久しぶりのドラマの「DCU」。ダイビング屋さんの端くれとして、見ておかねばなるまいっ、ということで、これもEVPADの録画モードで本日第一回を観ました。

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「湖底の水深120メートルがあんなに視界が良いとは思えない」とか「ドロつまみ上げ流して、インスピレーションを得て探しものが見つかるなんて魔法レベル」とか、無粋なツッコミは抜きにして、エンターテイメントとして期待できそうです。

主演の阿部寛さん、5分以上息止めしていて、浴槽から一気に顔を上げるあのシーン、2012年の主演映画『テルマエ・ロマエ』のパロディーに感じてしまったのは私だけでしょうかね。

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そのテルマエ連想からか、以前ルスタンでみつけたグアンチャーレを使った、ローマ本式のカルボナーラが無性に食べたくなって、フィリピン米が食べたい奥さんのリクエストは聞かなかったことにして買い物へ。

売り場が移動していましたが、12月7日に見たのと変わらぬ姿(誰も買わんのかいっ)で、そこにいました。100グラム259ペソ(約600円)。もう一つの手に入りにくい食材のペコリーノチーズもありました。

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100グラム499ペソですっごい高いとおもったら、トリュフ入りでした。TRUFFLEなんて高級食材、自分の人生にほとんど関係ないところにあったので、目で追っていても意味が脳内に残らないのです。

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ちゃんとローマのペコリーノもあったので、そちらを購入100グラム181ペソ。

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ローマにも行ったことがないし、日本国内でもペコリーノチーズとグアンチャーレを使ったカルボナーラは食べたことがないので、本物にどこまで近づいたのかわかりませんが、美味しかったです。参考にしたのは、ローマでカルボナーラNo.1というRoscioliのものだというこちらのレシピ

パスタ、玉子、グアンチャーレとペコリーノで、一人あたり213.96ペソ(498円)。日本でいったら、一応ワンコイン?ですが、いわゆる倹約メニューには程遠かったですね。コロナ禍で贅沢でした。

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私たち夫婦にはイケたのですが、ペコリーノチーズは羊の乳のチーズ。それなりにクセがあります。お子さんとかには出せなそうだなぁ。

奥さんが食べたかった、Atoy’s Pork Chopもデリバリーでオーダー。Facebookで問い合わせて返事なく、Grabで駄目だったので、直接電話してバイク便で買ってきてもらいました。

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ポークチョップと目玉焼き、フライドライスで、125ペソ。スタッフがマニラに来たときに食べてもらうものの選択肢の一つとしてのお試しでした。ついてくる醤油、バナナケチャップ、酢の3つのうち、日本人的にはバナナケチャップ以外の2つをつけながらがよいでしょう。Tapa Kingが好きな人は、あれくらいの味だというと想像できると思います。まぁ、普通なお味。

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炭水化物とりすぎなので、運動ですこし消費しようといつもの屋上へ行くと、フロアびしょ濡れ。天井内部のパイプの老朽化による水漏れだそう。流石に脚立から落ちないとは思いますが、力を込めて天井材を剥がそうとする時、こちらのお尻がむず痒くなります。前のめりに落ちたら、その先は35階の空中。


マカティも解熱剤品薄

先週末のアニラオ営業日で、町々で風邪が流行っていて、風邪薬と解熱剤が手に入らないということで、リゾート備蓄薬からスタッフの家族用に少しずつ放出したので、買い足しと、一家族あたり1シート(20錠)程度を購入しようと、大手ドラッグストアチェーンのマーキュリードラッグへ。

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結果、いつも買っている、デコルゲン(眠くならない版)は売り切れ、熱冷まし定番のバイオジェシックも品切れであることが発覚。アニラオの方だけでなく、マニラでも風邪という名のオミクロン株は大流行のようです。

眠くならないわけではないデコルゲンならあるということで、買おうとするも、一人25錠までの縛りつき。奥さんと二人でいくつかの薬局を巡って買うことにしました。

ついでに、タンク用のパーツを買いにノーチラスへ。ノーチラススタッフも軒並み先週風邪だったそうで、薬はスタッフの分も含めて大量に先週かったとのこと。知り合いのいるマーキュリードラッグの支店に電話をかけて在庫を確認しててくれました。

バイオジェシックははやりありませんでしたが、かわりの解熱剤は必要個数揃いました。ノーチラススタッフも「自分もそれ使いましたが、バイオジェシックじゃなくても大丈夫ですよ」の優しいお墨付き。眠くならないわけではないデコルゲンは3シートまでしか放出できないということで、支店行脚はもう少し続けます。

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ついでに、効く漢方薬もサンプル一つくれました。色々世話を焼いてくれる、ノーチラスの女将さんです。

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週末料理で燃え尽き気味で平日台所にに立ちたくない症候群の奥さんをつれて、Mazuへランチへ。あいも変わらず、不味そうな店名のまま。奥さんのお墨付きがもらえれば、二人で行けるラーメン店のリストに加えられます。

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Ttantan Ramen Spicyとみると、担々麺かと思いましたが、実態は「辛味噌ラーメン」がそれに近いと思います。ちょっと味噌入れすぎですが、まだ許容範囲です。奥さんのタンメンは合格点だった模様。細麺が好きな奥さんには、ここの太麺はすこしマイナスポイント。

最近の寝る前の時間を使った視聴コンテンツは、NHKで20年以上前に放映されていた、「BS漫画夜話」。

ロックダウン中に随分本を読んだ、『あなたを天才にするスマートノート』の著者オタキングこと岡田斗司夫さんや、週に一度の更新が楽しみなYou Tube『大人の教養講座』の元編集者山田五郎氏の若かりしときの姿もみられて、面白いです。何より漫画のコマ割りがどーのとか、テーマがどーのとか、実生活に役立たそうな事柄を真剣に議論しているのが人間っぽくて好きです。

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この回の取り上げ漫画家の島本和彦さんの『燃えよペン』。漫画家のメタ漫画として当時画期的でかつ私小説的だったとのことでしたが、更にパワーアップしたまさに私小説というか半自伝の『アオイホノオ』が現在連載中。最も悶々としていた美大生→デビューまではすでに書ききっているので、このまま絶筆でも良いかなと思いますが、若かりし日の岡田斗司夫や、大学同級生のエヴァンゲリオンの庵野秀明監督も登場したりと、漫画好きには一読をおすすめする本でした。

BSマンガ夜話、約1時間の番組が143本。しばらく暇つぶしになりそうです。


ボーイ ミーツ バンドテイルフロッグフィッシュ

日曜日のアニラオです。朝はいつものようにラジオ体操第一からスタート。日本だったら、6時30分スタートですが、手動で音源をかけているマグダレナでは、6時40分から50分くらいに実施することが多いです。今日はお泊りのゲストさんのうち、4名様も参加。朝体を動かすと気持ちがいいですよね。

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朝食前に引き潮のハウスリーフの海底を凝視していた、シュンくん。紙コップに生まれたばかりの透明な稚魚と、カエルアンコウ!をそれぞれ捕獲してきました。

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私も見たことのないカエルアンコウで、図鑑と照会すると、どうやら、Bandtail Frogfish(Antennatus strigatus)の模様。他のテーブルで朝食をとられていた、オジサマベテランダイバーのみなさんにとっても初見のカエルアンコウでした。それもそのはず、生息水深、1メートルくらいまでの浅場です。ダイビングで主に潜る5メートルより深いところではなかなかお目にかかれません。

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少年の好奇心は、(ダイバーとしての)常識に捉えられているオジサンを軽く追い抜いて新しい発見をもたらすものだと、しみじみ思いました。逆にいうと、図鑑を執筆しているようなオジサマは、少年の心を持ち続けているということなんでしょうね。実際に図鑑の著者でありアニラオを訪れた方々の顔を思い浮かべると、皆さん、そういう側面を持った方でした。(大きく膨らんだお腹には、食べたばかりの獲物か、次世代を残すための卵が入っていると思われるこの子、撮影の後はもちろん海に帰っていただきました。)

そんなシュンくん、ご家族と一緒に今日も元気にダイビングへゴー。楽しい発見のあるダイビングであるといいですね。

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ボートの出たあとのハウスリーフでは、オープンウォーターダイバートレーニングと、エンリッチドエアダイバートレーニング。

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ボートファンダイブ組では、居酒屋川崎さんの、700本記念ダイブでした。おめでとうございます(*^_^*)。

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夜6時からはアニラオフォトコンの授賞式。日本人参加者はマニラに帰ったあとでしたが、オンラインでライブ中継もされていたので、鑑賞はできました。コンデジ部門のフィッシュポートレートで、ロナルドが3位。これまで開催されてきたアニラオフォトコン全てでの何らかの受賞は素晴らしいです。

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フィッシュポートレート部門3位

フィッシュポートレート部門3位

提出した他の作品は、昨日のブログをご参照ください。

受賞作についての雑感と、水中写真に興味を持ち出したばかりのマニラのフォトダイバーさんたちが受賞作との距離を詰めるには何が必要になるのかは、明日のブログで考察したいと思います。


腹痛エヴァ

昨日の夜家族三人同じものを食べたのに、自分だけお腹下しの本日。腹出して寝ていて冷えたのでしょうかね。まるでお子様です。

週末の買い出しにも出向きましたが、本調子でないのと、トイレにいつでもいけるように、なるべく家で過ごすことに。熱はないですが、腹部にエナジーを吸収されているというか、やる気の熱量を冷やされている感覚で、集中力が続かないので、惰性の読書に選んだ友がこちら。樺沢紫苑著『エヴァンゲリオンの心理学「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」を精神科医が解読してみた』

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大学生の時に新世紀エヴァンゲリオンに初めて出会って、はや26年。ストーリー上に謎の多い作品で、謎解き本もたくさん読みましたが、今年3月に完結したシン・エヴァンゲリオンに至る、庵野秀明監督の精神的苦しみと克服の様子をNHKの特番(プロフェッショナル 仕事の流儀)やYouTube(NHKの手抜き仕事で感動するな!プロフェッショナル仕事の流儀「庵野秀明スペシャル」はここが間違っている など)動画で知るにつけ、俄然この心理学的考察が腑に落ちました。

曰く、エヴァンゲリオンシリーズの重要なテーマは、父性と母性の補完。シン・エヴァンゲリオンにおいては、母性的な承認にフォーカスが当てられたが、父性と母性のバランスが大事。「人類補完計画」が作品中の一つの重要な注目事項でしたが、作家内面の父性と母性の補完にいたった作品群に表現された、作家の半生だったということでした。

興味のある方は、Kindle Unlimitedで無料で読めますので、読んだ上で、アマゾンプライムで無料公開中の『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』を観てみるのも良いかもしれません。私も、観直すかな。結構長い映画でしたよね。

脳科学的に見た、父性母性的承認に対する名前付けも面白かったです。

ドーパミン的承認=結果重視=父性的

オキシトシン的承認=プロセス重視=母性的

できないフィリピン人スタッフに対して、「まぁいいか」としてしまうのは、結果的にもプロセス的にも評価を投げることになりかねないのの反省になります。結果もプロセスも、両方見てあげること、忘れないようにしましょうぞ。

もう一つ良かった点は、作中に登場する「第3村」の象徴するもの。それは、AでもBでもない第3の可能性があるということ。目先の二分思考にとらわれないで、別な可能性、別な解決法を探してみる。言われてみれば、当然なのですが、二分法に陥りやすいことも事実。エヴァの映像を脳内再生するとき、人生のブレイクスルーのきっかけになれば良いかなと思います。

今日はお腹をしっかり温めて寝ることにします。


神回だったらしい

今日は母の電子書籍出版準備に時間を割くことに。彼女の本に携わるのはこれで二冊目ですが、母が「まえがき」で書いている、「子どもや孫に残したいものは、お金やモノではなくて『おばあちゃまは、こう生きた。母は、こう考えた。』」という小さな足あとだと思うようになりました。」という気持ち、実感します。

数日前の明け方に見た夢で、結局残るのは、実績よりは、人々への記憶だという強いインパクトをもったメッセージとリンクする格好です。あと何年社会的に生きているかわかりませんが、日々の行いを、記憶に残されるベースで組み替えていくのも、良いのかもしれません。どうせ残るなら、「いい人」の記憶がよいですよね。

女親と息子なので、たくさん会話をする仲でもないのですが、編集作業を通じて、母の記憶を定着させていく息子としての再教育的な時間となっています(別に母は余命宣告はうけていません)。あわよくば、来週はじめにはKindle本として世に出せそうです。

作業の合間に、ロナルド他のワクチン接種会場になっっているグロリエッタ視察。もはや医療従事者以外、誰もいません。今日も譲らないアストラゼネカ。アレルギーがあって心配だという本人はファイザーかモデルナ希望なので、他の方法を考えないとダメそうですね。

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営業していないにもかかわらずやってくる、10月末が期限のDOT(観光省)の認可。早めにやっておこうと連絡をとって、返事のリンクにアクセスするも、動かず。「全部オンラインになって、事務所のカンター越しにでは手続きできません」という構えのくせに、動かないシステム、どうしますかね。他のリゾートの様子を聞いてみると、「視察に来ないような仕事をしていない輩の更新なんていらん」って強気な意見も聞かれましたが、書類は揃えておかないと、後で揉めるとイヤですよね。

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室内運動中視聴の、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」。9話と10話にあたって、かなり良いと思っていたら、10話は泣きの神回として有名な回だった模様。母の手記編集中に、母からの手紙を題材にした回に当たるのも、何かの縁ですね。

Netflixで視聴できるそうです。

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夜になって調べたら、この回で泣けるかどうかの関連YouTube動画も多数あったよう。


絶対泣かなければいけない、泣くために観るべし、ということはないですが、観ると手紙が書きたくなる作品です。

本日の調理の学び。

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もう少しバターの温度上がってから投入すべきだった、水様卵白除去目玉焼き。卵黄が半熟トロリでよろしいのですが、フィリピンのスーパーで売っている卵でこの半熟具合は、胃腸がフィリピンの私たち夫婦には大丈夫でも、リゾートのお客さんに出すにはデンジャラスなんですよね。


さようなら隣のバウアー

隣のマユミリゾートの茶色ラブラドールのバウアー、お亡くなりになったそうです。享年12歳だとか。

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隣で決して良く面倒をみられていたわけではなく、食事をもらえてなさそうなときには、ドッグフードを買っていって与えていたりと、少しだけ人生をともにしたワンコでした。あの世で元気で走り回ってね。

奥さんに髪をまた切ってもらいました。コロナ規制で理容店も閉店となると一人暮らしの場合は髪も切れなくて大変ですが、身近に切ってくれる人がいるのは、幸せのもののことです。

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Kindle Unlimitedの棚に並んでいたのでポチした、中山七里著『護られなかった者たちへ』。まったく前情報無しで日曜読書の友に選んでのですが、題材は生活保護でした。ときに夢で、コロナ禍のご時世リゾート廃業して日本に戻り、生活保護で暮らすシーンを見るのですが、こういう潜在意識が引き寄せた本ですかね。

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作中、人間性を否定される方法で生活保護受給を断られる被害者をみていると、将来が暗くなりますね。最後は制度の改善に向かうようなことが匂わせられましたが、作中被害者加害者の心の葛藤をみると、生きることの業を考えさせられるものでした。

何でも映画化されて10月1日から日本では上映とのこと。どの程度重く仕上げられたのでしょうかね。