忍者・侍・旅装束

スタッフ日本滞在7日目。もう半分過ぎました。で、私的にはメインイベントが本日。お父さんの墓参りの日です。

まずは朝食ビュッフェ。一度に30人ほどが入れるコンパクトなダイニング。担当スタッフはおばさん一人。「いってらっしゃいませ」「ご返却ありがとうございます」などの声かけもしながら、テキパキと動いているのを、「フィリピン人には無理」と思わないでほしいものです。

スタッフ達気づいていないかもしれませんが、日本人の朝食に割く時間の短さも、よく考えると、珍しいものなのかもと思いましたね。

昨日今日と、視界の端々に富士山。いつか噴火するかもしれない怖い山でもありますが、なんだか元気もくれている感じがして、いい気持ちです。

住職に、午後に来てくれといわれているので、午前は小田原城へ。日本といえば、侍・忍者・着物でしょう。

道中、左になにやら橋発見。400メートルの、日本で一番長い吊り橋とな。予定外でしたが、これは寄るべし。

9時の開園まで10分ほど待って、早速記念写真。直前が中国人でしたが、記念写真が曲がって撮られているのに気がつく奥さん。

どこもかしこもインバウンドですね。その中でも、マグダレナ一行はなるべく日本人の皆さんに迷惑をかけない行動を心がけているつもりです。

山間の強風で、この度一番の寒さ。耳がもげそうになる感覚を体験できて、良かったのか悪かったのか。

ディーゼルでなく、ガソリン車のレンタルハイエース。家に帰るまでガスがもたないので、ここで給油。埼玉はガソリンがやすいといわれていましたが、たしかにそうで、静岡は7~10円ほど割高でした。

静電気除去してもらって、ロナルド初セルフ給油。

日本の冬の静電気もフィリピン人にとっては初体験です。ビリっとくるたびに、「エレクトリカルガール」とちょっぴりDCヒロインになった気分を味わっているかもしれないジェラルディンをはじめとるする女子スタッフ。誰が一番帯電しやすいのか、あとで聞いてみようかな。

小田原城について、なんちゃってですが、着物体験もできると調べておいたので、スタッフのリクエストに応えるべく、貸衣装(1時間くらいで500円)小屋へ。

ロナルドチョイスは、侍。

おじいさんチョイスは、忍者。って、後ろで同じことを大声で何度も喋る人がいるなと思ったら、サンドウィッチマンとまいう~の石塚さん、あと名前が出てこないどこかのコンビの相方の、薄い髪をたてているあの人(後で調べたら小杉さん)のロケでした。

番組で映るかもしれないので、放送されても文句を言いません書類にサインする代表ロナルド。番組に使われますかね?

衣装を借りているのは、我らマグダレナ御一行と、別の外国人グループだけでしたね。流石に日本人には無理か?

刀を帯びたのならば、とりあえず戦う二人。

先祖のお墓について、まずはお掃除。このためだけにフィリピンから箒もってきました。前も書いたかもしれませんが、長男の家族しか入れないタイプの墓は今後ほぼ絶滅していくんでしょうね。わかっていても、すぐに切り替えられないのは、日々の生活にそれほど直結しない程度の事項だからでしょうか。

追善供養のお教をあげてもらいホーレンゲキョー。実は住職、ダイバーでCMASの再圧技術者の資格ももっているらしいことを、初めて知りました。もう80歳くらいなので流石に潜りはしませんが、30年前くらいまでは結構頻繁に潜っていたらしい。日蓮聖人が、漁師の子として育ったのもあって、海は嫌いじゃないのだとか。

納骨堂前でお祈り。ほぼ40年と、お父さんと一番長く接していた老ドライバーのフロリドさん、どうだったですかね。

最後に寄るのは、かねふくめんたいパーク。

食品加工場の清潔さを見てもらいたかったのと、パートタイムも受け入れている現場を見てもらいたかったのです。パートで時給は1,000円らしい。円安の今のレートで時給370ペソ。アニラオのあるバタンガスの最低賃金が1日400ペソくらいなので、最低レートで比べると、日本はフィリピンの7倍まだ収入が高いことになります(出ていくお金ももちろん高いですが)。

円安なのと、賃金上げ止まりが長く続いていて、働きたい外国人には魅力減傾向にあると思われる日本。この7倍所得格差は、今のフィリピン人にはどう映りますかね。

日本人ならほぼみんな大好き明太子。スタッフたちも、結構嫌いじゃないようでした。

人生初のUFOキャッチャーは、なかなか景品ゲットできないの。

高密度の山梨→静岡旅程、最後にCostcoに寄ってから帰ろうかと目論見もしましたが、その時間はなく、20時過ぎに家について、無事終了しました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました