[:ja]ノーベル賞は知らなくても[:]

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23日からの再開の準備のためにアニラオへ。Star Toll Way出口に検問がありますが、行き先を聞かれるだけで、特に追加書類などを聞かれることはなかったです。ただ、前を走っていた、ジェットスキーを運んでいる車は駐車させられて質問されていた理由が気になるところ。

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マグダレナのあるマビニ町内、バガラギット村の集会場で本日コロナワクチンと、インフルエンザワクチンの集団接種が開催されるというので、会場はかなりの混雑でした。コロナワクチンは、一般人はシノバックかアストラゼネカから希望の方を選択、海外出稼ぎに出る予定の人はモデルナも選べるというのですが、保管はキチンそされているんでしょうかね。「打った」という事実を重視しているのでしょうから、抗体ができたかの検査証明も出さなくて良さそうなので、とりあえず打つことが大事なんでしょうけど。

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去年まではなかった、インフルエンザの無料接種もできるようになっていて、とってもお得です。自腹で摂取すると去年の価格で2,800ペソ。ジェラルディンとジュンジュンが受けてきていました。コロナの方は朝混んでいましたが、インフルエンザの列は空いていたようで、割とすんなり。ちなみに、コロナとインフルの同時接種はダメで、コロナワクチンを打ち終わって1ヶ月以上経過した人がインフルワクチン接種可能だったとか。

久しぶりの、ガードマンの愛犬ダプル。少し痩せたようなので、聞くと病み上がりだそう。隣のマユミの茶色いラブラドールのバウアーが亡くなったことは先日書きましたが、他にもマユミの犬、2匹が亡くなっていて、どうやら何かの病気だったかのよう。ダブルは生き残って良かったです。これも飼い主のガードマンの愛情でしょうかね。

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ゲストの皆さんの受け入れ準備に、伸びたブーゲンビリアの選定やら。

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しばらく使っていないと途端にだめになるもろもろの修理。これでも月に何回かは稼働させて入るのですが、だめになるものはやはりあります。ポンペイの火山跡の遺跡から出土された石膏型のような風貌の蛇口は廃棄。

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村道から入ってくる私道の草刈りに明日使う、草刈り機。調子が悪かったのを、ガードマンが復活させました。すっかりメンテナンス担当になっています。

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スタッフミーティング中に、業務とは関係ないのですが、フィリピン史上初のノーベル賞受賞について、グループチャット内での反応があまりに薄かったので聞いてみたところ、誰もノーベル賞の存在を知らなかったことがわかりました。予想していたことですが、人類の進歩というか努力の最前線からは取り残されている地政学的エリアなんだと再確認。

日本の夏季オリンピックの金メダル169個に対して、日本人のノーベル賞受賞者29人。対するフィリピンは、夏季金メダル1個と今回のノーベル平和賞1個。金メダルに対しては、国をあげて祝福していた一方ノーベル賞については、現ドテルテ政権に異議を唱えているのも手伝ってひっそりとした注目度。スタッフに伝えたかったのは、運動競技でメダルをとるのより得難い賞がノーベル賞であることと、それをフィリピンで初めてとったことの意義を少し考えてもいいのではないかということでした。

スタッフに対して、人類に貢献できるようになれという大仰な目標を設定しろとは言いませんで、ノーベル賞をとるような人がもっているはずの、1)問題を見つける力 2)それを解決しようとする正しい努力 3)その努力中に人と協力すること といった要素は、凡人である私たちにもできることだし、マグダレナで一緒に働いている中で、是非経験してもらいたいことだと話しましたが、伝わったかなぁ。備忘録としてブログに乗せて、彼らと働く中で忘れないようにしていきたいと思った、久しぶりのアニラオの一日でした。

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