近年最も美味いラーメン

前回日本に来たときくらいから、奥さんに、いつかは行ってみたいと聞き及んでいた、茨城県の製麺所が試食でt提供しているラーメンが最高だというところへ。

「茨城」「製麺所」で検索するとトップに出てくる、その名は、松屋製麺所さん。朝7時開店でも並ぶことがあるというので、なるはやで家を出ること、5時ちょい過ぎ。真っ暗です。

無事到着。店舗横の駐車場の駐車スペースは4~5台とのことでしたが、幸いにして空きもありの、並ぶこともなく入店できました。

店長さん自らが丁寧な仕事で準備してくれます。

自家製チャーシューとメンマののった、松屋ラーメン(800円)。スープがなくなり次第、試食終了です。スープももちろん美味しいのですが、麺が、さすがの製麺所が自慢するクオリティ。スープと具材に主役をとられがちなラーメン業界にあって、ちゃんと麺が主役の主張感は衝撃ですが、もちろん麺なので、そこまで出しゃばることもない、という一杯でした。

今はない、築地場外の井上ラーメンにも似た、「安心感からくる、また食べたい」一杯でありつつ、「いや、2杯目今いけるのでは」という、中毒性もあるものでした。買って帰って後日家で食べた持ち帰り麺もおいしかったので、また行きたい店でありつつ、取り寄せもできると知って、日本に帰ったときには買いたい麺でもありました。

6月に行った、柴崎亭もまたぜひ行きたいラーメン屋でしたが、ここは今のところそれ以上。遠いのだけがネックですが、ついでに温泉に入って(後述)帰るなどプランで組み込めば、埼玉からでも全然「あり」な幸せ日帰りプランが一個できあがりました。

店の前には、つくば霞ヶ浦りんりんロードの駐車場が無料で使えるので、店付属の駐車場が満車でも安心。作りがどうみても駅舎だよと思うと、旧つくば鉄道跡に作られたコースのようですね。

本日の主たる目的は、極上ラーメンの試食で達しましたが、ついでなので、調べたところ最も標高の低い日本百名山の筑波山の麓にラーメン屋があったということで、山登り、ついでに温泉も。

筑波山の2つの頂、男体山と女体山、どちらを目指すにせよ、片道90分はかたい山道を、この寒空の下登る気力も体力も厚着もないので、あとで行こうと思う温泉から近い男体山を目指すも、山頂近くまで連れて行ってくれるケーブルカーが、整備期間中で不通。

車で少しかかるもののそれほど遠くない、女体山山頂近くまでいける、ロープウェイ乗り場まで移動。来てみてわかりましたが、男体山(871メートル)で女体山(877メートル)と、女体山のほうが標高が高いあたり、昔の日本人も女性の方が偉いってこと、魂レベルで知っていたのかも。

時代劇で出てくる、ガマの油、ここが名産だったんですね。あの口上で売るってことは、つまり偽物感が拭えなくて、実際のところ効くんですかね?

同じく、ロープウェイ駅付属の売店で、母にお土産に買いました。ボケない茶。自分にとっても、これは必要。

ロープウェイに乗るの、久しぶり。スイスから取り寄せたもので、50年以上使われています。丈夫ですね。

風が鳴っていて山頂付近かなり風が強いようです。日本語より英語のアナウンスに注意が行ってしまう、変な日本人二人。

ロープウェイの駅から山頂までは10分程度。20分おきの運行なので、寒い中長い時間またなくてよいように、山登りなのに時計を気にしながら。

寒くて情けない顔。

防止なかったら、傷にしみるくらい冷たい風が吹いていました。

日光菩薩がいました。

松屋製麺から登ってくるときに湯気を吹き出していて気になっていた、名物まんじゅうの沼田屋さんに立ち寄って、かりんとう饅頭お土産にゲット。まんじゅうとかりんとうをまさに足して2で割ったようなお味。おすすめです。

筑波山頂で食べたらさぞ美味しそうな、筑波山縁むすびのおむすび。今日は帰りのおやつ用にだけゲット。具材に納豆があるあたり、さすが水戸を擁する茨城県。もちろん購入。

下山後、創業390年で、多分筑波山界隈では最も古そうな、江戸屋さんで日帰り温泉をいただくことに(1,500円)。10時受付開始、11時30分から日帰り入浴可能。

時間があるので、すぐ近くの筑波山神社へ。筑波山頂まで神社の敷地だそうで、山自体が御神体と捉えてもよいですね。後で登るときに粗相がないようにしないと。

コロナのせいで、手水場の柄杓が撤去されていて、身を清めたい人、それかなわず。

いい味の社門に、ピカピカの謹賀新年の看板。趣あわせてくれると、もっとよかったですね。

自己主張をするさざれ石。隣には君が代の碑。さざれ石は、歳をへたら巌になるのでしょうかね。風化して崩れていきそうな気もします。

樹齢800年の杉。

子どものころ連れて行った記憶のある、コスモ星丸のつくば万博のオブジェだと。もう良いのではと思うのですが、古いもの大切にしていますね。

数年ぶりに、湯船につかりました。時期的にも底冷えするときですし、年齢的にも体の芯から温まることがありがたい年齢なっているのが実感。この贅沢に慣れてしまう前に、日本を離れる必要があるかも。

日帰り温泉に食事付きのプランに。冬季はあんこう鍋も選べるというので、ほとんどあんこうを食べたことのない自分はそれをチョイス。

釜飯の山菜。海外暮らしには嬉しいです。

あんこう鍋の何が正解なのかわかりませんが、美味しかったことに違いはなし。

虻川さんが取材に来ていました。足湯だけだったみたいで、女湯にいた奥さんが襲撃されることはなかったです。湯船に入るなら、営業時間外に取材しますわな、普通。

農協さんの道の駅にも。フィリピンでこのサイズの白菜が手に入るようになる日は、まだまだ先ですね。

藁に巻かれているだけで、欲しくなる納豆。後日食べましたが、フィリピンに入ってきているどの納豆よりも味がしっかりしていて美味しかったです。

紅はるかの干芋。実はこのあと大人らしく5キロ箱買い。市内で買うのの半額くらい。

JAXAの筑波宇宙センターにも。ちょうど元職員さんの説明の時間とあたって、色々聞けてよかったです。英語での説明はなさそうなので、ここはスタッフを連れてくることはないかも。でも、世界一ではないにせよ、フィリピンでは行っていなそうな宇宙開発の一旦を見せたい気もします。

国際宇宙ステーションの実験棟希望のレプリカ。国際宇宙ステーションの最前部についているらしく、デブリ直撃貫通されるなら、実はここが最も可能性が高いことを、初めて知りました。

子ども以外入っていない宇宙服にだって入るのが、真の「おとな」。

世界各国の宇宙食は、各国宇宙開発部門が準備しているところ、日本では超厳重な基準を提示の上、各メーカーが開発して提供しているのだそう。NISSINの宇宙カップヌードルや、HOUSEのスペースカレーなど。売店でも買えるというので、あとで買って食べてみようっと。

あ、ちなみに、案内ボランティアをしていた男性、もと宇宙食開発担当だったそうで、このセクションだけだったら、一日中説明し続けられるとおしゃっていました。

歴代日本製ロケット。日本のロケットといえば、H2の印象でしたが、H3までできていたんですね。今年打ち上げに失敗した原因も説明していただいて、腑に落ちました。300~400億円のモジュール積んで打ってしまったのだけは残念でしたが。

おみやげコーナーでは、スペースカレーのみゲット。結局滞在中に食べる機会がなくて残念。きっと無重力で取り散らないよに粘度高めなんでしょうね。あと、下痢しないように、辛さ控えめとか。

下見もかねて、ラーメンも最高で、数年ぶりの風呂もよく、長距離運転なのに無事故で一日有意義でした。

スタッフクリスマス前休業中のアニラオでは、ジュンジュンミカさんのダイブマスタートレーニング。実際のオープンウォーターダイバー講習生に、器材の使い方などレクチャー。

本日までの日程を終えて、他にゲストさん誰もいらっしゃらいので、ジープニーとバスでマニラへ。次は23日から。最後まで終えられるよう、頑張っていきましょー。

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