あわしまマリンパークの手作り感

日本行動日。海鮮民宿、三代目あだちで目覚める、沼津の朝。

朝食からガッツリです。

こぶりながらも、味のしっかりしたアジの開き。頭から背骨、尻尾にいたるまで食べられる硬度でした。子どもの頃、干物は骨まで食べなさい、と言われていましたが、その対象はメザシ。アジでそれが可能だとは、本場沼津のアジは一味違います。

昨晩もだったのですが、中年二人に対して、お櫃いっぱいのご飯って、飯テロですよね。かなり余ってもったいないのですが、これもおもてなしの一部なのでしょうね。

マグダレナリゾート内、サンパギータやグマメラなど引き戸タイプの部屋のドイツ製の鍵がいまいちだめで、鍵がしょっちゅう折れる件、日本で売られている鍵を買って買えるのがよいのかも、と宿泊した部屋の鍵を見ていて思いました。

小田原にすんでいる、お父さんのお姉さんが施設から実家に一事戻られると言うので、会いに行くまでの時間つぶしに選んだのは、あわしまマリンパーク

人生初淡島ですが、奥さん子どもの頃浮き輪をつけて泳いで渡っていたという猛者っぷり。

秋の日本の海といえば、ミズクラゲのイメージでしたが、今の伊豆界隈は、このビゼンクラゲが沢山なんだとか。エチゼンクラゲを小さくしたような姿ですね。青くてきれいですが、やっぱり刺すのかな?

淡島までの渡し船は15分おき。あわしまマリンパークの入場料を支払うと、チケットがもらえます。

行きに往路、帰りに復路の切り取り線からもぎられるのですが、子どもの頃の奥さんのように、泳いで渡ってきて帰りだけ船を利用する人はまずいないでしょうよね。実際、風でチケットを飛ばされてしまった人に対しては、往路もボートで来たはずだという前提で、復路分のチケット再購入をすすめることはないとスタッフの方言っていました。

ラブライブサンシャイン(2016年)の舞台が沼津市だったようで、チケットブースから渡し船の中、マリンパーク内にも多数のラブライブサンシャインのキャラと声優さんのサインが。2023年今年の6月からは、スピンオフの「幻日のヨハネ」も配信されるそうで、メディアミックスを強く打ち出している水族館は初めてだったので、「ほー」と関心しました。

パークの萌えキャラ、アオウミウシの淡島うみね、や姉の淡島おとめ、同級生の内浦ましろといったウミウシ擬人化少女萌えキャラがいたのも、目新しかったです。アニラオでもウミウシ萌えキャラ作りますかね。

伊豆といえばアオウミウシ。アニラオといえば、なんですかね? 一番多いのは、アンナかミゾレかな?

賢者な表情の、ゴマフアザラシさん。

餌もらい担当のアシカのガリバーくん。500円で金網越しに魚を食べさせられます。子どもに率先して参加する中年。

アザラシとアシカのショー。

小ぢんまりしているので、演者の海獣との距離がめちゃ近いです。ショーの時間は10分程度。

シフトが実は入っていなかったという、突然非番になってしまったマリンパークの掃除のスタッフさんと仲良くなって、ひとしきりおしゃべり。くじを引いたらスタッフなのに特等があたってしまい、巨大なピンクのコツメカワウソのぬいぐるみゲットされていました。

ショップが昨日行った沼津深海水族館よりずっと充実していました。ウニ推しの水族館スタッフさんプロデュースのウニの殻詰め合わせとか。ブンブクなどアニラオにもからを残すウニの仲間いますが、白いものが多くて、こういう色付きのはなかなかないです。

手作り感がいっぱいの、水族館、好感がもてます。規模は小さいものの、最近いった水族館の中では一番得るものが多かったです。マグダレナの方でも、こういうスタッフのこだわり紹介があっても良いかもしれませんね。

ラブカの標本。

かれこれ12年も前の、第21回大瀬カレンダーフォトコンテストでグランプリの被写体となった、チョウンアンコウさん、ここにいました。アニラオにずっと通われている、オーシャンズファミリーのタカジンさんのお弟子さんがとトトメレンズで準グランプリをとった年のグランプリだったので、特に覚えていたものです。残念ながら、写真はリンク切れで今は見ることはできなくなっていましたね。

アニラオにはいない、憧れのサクラダイさん。水槽のガラスにぶつけて下唇が腫れているのではなくて、mぽとから受け口なんだそうです。

飼育している生き物の7割が、スタッフさんの自己採集だそうで、役場で許可をもらってから捕獲している様子や、

捕獲後の仕分けに使う穴あきタッパーなど、裏方の工夫や苦労が見られるところも、楽しさの一つでした。

昼頃には、大水槽の魚の説明イベントがあったり。ダイバー的には面白い小ネタが満載なのですが、小さい子の家族連れにはヒットしないようで、結局最後まで残って聞いていたのは、私たち二人だけ。もったいないです。

スタッフの愛情満載のカシパンコーナー。

ライトアップやら、オリジナルスカシカシパン皿などもあって、こういう愛を感じさせる展示コーナーも高感度アップ。

ネコザメ撫でられるコーナーがあったり。

謂れ不明の少女像。

日本で一番飼育種数が多いと言われている、カエル館。

しかし、ほとんどが隠れていて見つけられず。ある意味水中マクロより難易度高いです。

堪能させていただきました。

お父さんのお姉さんとも無事あえて挨拶できて、よかったです。

足柄サービスエリアの、「インドジンウソツカナイ」唐辛子。頭の良いインド人は必要に応じてかなりの嘘を堂々とつくイメージがありますけど、御殿場の人とは意見が合わないようです。

同SAのサバの煮つけ定食。こういう日本の魚は、日本滞在時に積極的に食べておきたいものです。

一区切りのイベントが終了。あとは無事故で家に帰るのみ。

家についての、家飯の主役は、かいわれ大根とみょうが。かいわれ大根はラディッシュスプラウトとして極稀にマニラでも売られていますが、どこにでも安くておいてある日本のかいわれとは、存在感が異なります。フィリピンにいたら5年分に相当しそうなかいわれを、美味しくいただきました。

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