オニヒトデ駆除が必要

アニラオで最もサンゴの残るポイントの危機です

今日も朝からいい天気のアニラオです。ボート出発時の朝日が眩しいです。水温27度〜28度。

午前ボートダイブ出発

普段滅多にいかない遠いポイントにグロットというのがあるのですが、遠くて誰も潜りにいかないのと、陸の裂け目に安置されているマリア像のご利益?とで、アニラオで最もハードコーラルがキレイに残っている場所の一つです。

アニラオグロットのサンゴ

そのポイントが下からオニヒトデに襲われているという情報を得て、今日行ってきました。こんな感じでオニヒトデだらけ。

アニラオのオニヒトデ

オニヒトデの通ったあとは真っ白。

アニラオオニヒトデサンゴ食害

ゴールデンウィークは忙しいので、5月で一番ゲストの人数が少ない5月11日(月)にボランティアダイバーで駆除しようと思います。今日は、その方法の模索で20個体くらい捕獲してきました。

アニラオオニヒトデ駆除

今日のテスト結果を踏まえて考えている本番の段取りは、以下のとおり。
1)2ポンド程度の錘を付けたカゴにオニヒトデを入れる。カゴに入れるオニヒトデの個数は15個まで。カゴの上部には持ち手兼ロープを引っ掛けるためのロープを十字に通す。
2)ボート直下にカゴを運び、ロープにつないで引き上げてもらう。
3)ボート上のセメント袋(工事で使ったのが48袋ある)にトングで詰め替える。
4)カゴはまたボート下に沈めてダイバーに渡す。

役割:カゴを運ぶダイバー×2〜3
    カゴの数は運びダイバーの数×2
   オニヒトデ捕獲ダイバー×2〜3
   (あれば)記録係×1

最低水中4人のチームは組みたいところです。最終的には参加する他のダイバーの意見も聞いて決めます。

タカジンさんのフォトレッスン、今日はカンチャンさんとユキチャンさんが参加。露出の基礎:自然光とストロボ光の関係など教わりました。明日以降、自主トレ頑張ってください。

タカジンフォトレッスン

水の中はこんな感じでした。アニラオで年に1回か2回しか出ないレア物、ハタタテガレイさん。

ハタタテガレイ生態写真

一休み中のカエルアンコウさん。このあと別の場所を歩いているのを見ました。

カエルアンコウ

顔の白Vが特徴のスカシモエビさん。左右に激しく揺れてました。

スカシモエビ

黄色のニシキフウライウオに。

黄色のニシキフウライウオ

宿主を刈り込みすぎのゼブラガニさん。こんなにも縁を侵食しているのははじめて見ました。

ゼブラガニ

おっきく育ったウミウシカクレエビさん。

ウミウシカクレエビ
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