お上に知られて大慌て

昨日の19日土曜日10時50分頃、町の観光課からショートメールによって、GCQ下でのリゾート営業は認められていないので、本日13時までに直ちにゲストにお帰りいただきリゾート閉めるように連絡が出回りました。

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マビニのリゾートオーナー協会のグループチャットですぐに共有され、営業をしていたリゾートは対応というか、自己正当化に大慌て。

ショートメールの経緯は、コロナ警察のチーフからマビニの警察に連絡、それを受けて観光課がリゾートにショートメールで通達というもので、書類による正式なものではないというところで、一旦騒ぎは落ち着きました。週明けに正式な通達が出るなら、それを待ちです(オーナー協会の方では、国レベルではGCQ下のリゾート営業を認めていないが、地域で特例を認めさせるような言質が正式にとれないか、違反者への罰則も含めて整理して交渉するみたいなことを言っていますが)。

現在アニラオで営業しているリゾートは、MGCQ(修正を加えられた一般的なコミュニティ隔離措置)下でのみ営業を認めるということでDOT(国の観光局)の許可をえて、さらに町の許可をえたもの。陽性者の増えてきたバタンガス州の検疫レベルがGCQ(一般的なコミュニティ隔離措置)に再度引き上げられたとき、国レベルの観光原則では営業不可なところを、マビニ町役場の裁量で営業が黙認されていたものでした。

苦しい経営の各リゾートも、国の決めた原則に忠実な道を選ぶのではなく、目先の利益を選んでいました。ただ、国の基準では不可、町の裁量では可というねじれグレーな状態であることは頭の働くオーナーほど理解していたようで、リゾートオーナー協会のグループチャットでは、他の地域や国から目をつけられるとまずいので、アニラオでのダイビング、ましてやそれが盛況な様子などのSNSでの投稿は控えるようにの注意喚起がされていました。いくら町がよいといっていても、突かれるところから見たら黒な状況ということです。

現在マビニ(アニラオの半島部の自治体)町で見つかった陽性者は23人。マビニの総人口46,211人の0.049%に過ぎないのですが、陽性者が25人になったら、町を封鎖すると町長がいっているという謎な噂も。近々の陽性者数でなくて、トータルの陽性者をロックダウン開始の判断基準にしてしまったら、解除のタイミングを何を指標にして決めるのかというツッコミ満載の噂。真相はどうですかね。

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何れにせよ、地方ルールの小手先の変更に振り回されるのではなく、国全体が安心して移動、営業できるような状態ならないと、大切なお客様をお預かりですることはできない、というマグダレナのスタンスは変わりません。というわけで、営業再開までは、もうしばらくお待ち下さい。

何もしないはずの日曜日は、冷蔵の中身の引っ越しと、古い冷蔵庫の掃除と梱包に結構な時間を取られました。小競り合いの耐えない二人の共同作業。

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それでも、つまみはほしいということで、家を抜け出しレガスピサンデーマーケットでチッチャロンブラックラック他購入。昼飯抜きの早晩酌のお供になりました。フィリピンのお客さんにとっても、「お、ブラックラック置いてあるじゃない」と見つけて嬉しいアイテムなようです。

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8月からスタートの、アニラオ生物図鑑リニューアル企画。

本日は、ホシゾラオルトマンワラエビ。写真提供ドロンジョおゆきさん。ありがとうございます。

ホシゾラオルトマンワラエビ:最初に見つけたときは人に言えない水深ででしたが、この子は体に優しい位置。ホシゾラなしのオルトマンワラエビはアニラオでは見たことがないです。

ホシゾラオルトマンワラエビ:最初に見つけたときは人に言えない水深ででしたが、この子は体に優しい位置。ホシゾラなしのオルトマンワラエビはアニラオでは見たことがないです。

お気に入りの水中写真で作るアニラオ図鑑:初めて見て感動した、思いの外綺麗に撮れた、思い出のあの人と潜ったときに見たなぁ、我がライティングを見よ!、きっと誰にも見向きもされないだろうから私が図鑑に載せてやる、など、皆さんの思いの宿った水中写真でホームページのアニラオ図鑑をリニューアルします。

図鑑のようにヒレ全開横向きではっきり写っているものでももちろん良いのですが、優先は皆さん一人ひとりの思い入れです。

·写真(縦でも横でも。長辺640ピクセル)
·生き物の名前(わからなければこちらで調べます)
·思い(書かなくても可。写真から感じ取ります)
·ニックネーム(写真にコピーライトで入れます) をメールでお送りください

奮ってのご参加、お待ちしております。皆さんの思いに触れさせて、元気にさせてください。

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