2024年スタッフ日本研修第二弾

3月に実施した、日本研修に参加できなかった男子スタッフ、最古株のマービン(当時、第三子の出産予定日と被っていた)と、インストラクター2世のジュンジュン、2度目のロナルドを連れて、日本へ。

ほぼ100%日本人ゲストが利用されているマグダレナでサービスを行うにあたって、ゲストのみなさんがどのような社会から来ているのかを、実感してもらう研修です。今回は、前回と同じく上記のような目的に加えて、親戚一同高齢化でなかなか掃除のできていない、お父さんの好きだったタケノコの映える山の竹林の掃除も一つ大きな目的であります。

前回はすっかり忘れていたのですが、研修といえば各自の滞在中の目標を立てたいということで、今回は、12日のスタッフミーティングのときに各自目標を立ててもらいました。

NGOでワークキャンプやスタディツアーを引率していたときには当然のようにやっていたことだけれど、勝手の違うフィリピン人スタッフと接するうちに忘れてしまっていました。

難しくても困るので簡略化して、「日本という国を経験して帰ってきたときに、どうなっていたいか」の問いをして、その後にそれを実現するための具体的な行動(ワークキャンプの時みたいに3つといきたいところですが、最低1つ)を感がてもらう2段構え。

問い方を工夫したつもりでしたが、いまいち伝わらなかったのか(そういう問いをされたことがない感じの素振りもみられたけど)、とりあえずの3人の個人目標がこちら。

ロナルド
ロナルド
  1. 文化もっと知りたい 行動:家などで見る家族の振る舞いなどに注意する。
  2. 日本人のディシプリン知りたい 行動:これだと思ったものをメモ。
  3. 日本人ともっとコミュニケーション 
  4. 尊敬し合っているやり方を学びたい 行動:真似してみる。意味がわからなかったら、聞く。
ジュンジュン
ジュンジュン
  • 日本人の好きと嫌い知りたい 行動:身近な日本人と話しながら、意識して探す。
  • 文化知りたい 行動:食事色々試してみる
  • 日本人のホビーを知りたい 
  • 日本人にとってNGな行為知りたい 行動:大沢が指摘する。
  • 日本の気候知りたい 行動:なるべく外へ出る。
  • 日本の清潔なところ知りたい 行動:マービンが家掃除する

抽象化はやはりマービンが一番苦手で、そこをあれこれ指摘しすぎても一朝一夕には変わるものではないので、深追いはせずにしておきました。何しろ各自取っ掛かりを作ることで、よりよい日本滞在となるようにしたいです。

3月の研修は深夜便を使いましたが、今回は午後便利用。

荷物はちゃんと23キロ以内。というか、随分軽かったですね。

3月に揉めた出国手続き。ジュンジュンがあれこれ突っ込まれていましたが、無事通過。初飛行機は飛ぶまでドキドキしていたマービン。

機内食もちゃんと食べて、東京の灯がみえてきました。

それほど寒くない日本に到着。

3月は桜だったのが、紅葉のデコレーションに変わっていた羽田空港。

日本人は5分とかからず出てこれたのが、外国人は1時間待ち。ジャパンテクノロジーで、もっと早くできないものですかね? 時間かかりすぎていて、すべての待たされている外国人に申し訳ない気持ちになりました。

予約していたバスも当然間に合わないので、予約変更。最終的に蓋を開けてみたら、ほぼ満席だったので、早い段階で決断して変更しておいてよかったです。

バス、電車とのりついで、オオサワ実家へ到着する前に、道端で早速職務質問。たしかに人気のそもそもない日本で、零時過ぎに田舎道を複数人数で歩いていたら、それは警察官も声かけたくなりますよね。

早速強制送還!?の衝撃を乗り越えた3人の安堵の笑顔で、1日を締めました。

3月の研修の様子はこちらを御覧ください↓。

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