135年後のジョリビー

マニラ活動日。週末営業日の翌日の月曜日は会計処理などのルーティーンワークで、話題に乏しいのですが、先日からスキマ時間で視聴していた、「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」が見終わりました。

ガンプラも作った世代ですし、大人になってからキャラクターデザインの安彦良和さんが書き直した『機動戦士ガンダム The Origine』も読んだ程度の、1970年代生まれとしては、普通より少し詳しい程度のガンダムファンが、なぜ最新作のガンダム映画(原作小説が出ていたことは20数年前に知っていました)に興味を持ったかたというと、舞台がフィリピンミンダナオ島のダバオだからです。映画に出てくるジョリビーが見たい、というそっち方面のミーハーさ。

割と序盤に、しかもドアップからの引きで出てきました。

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後半にも一瞬車窓に映り込み。

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ガンダムの世界観では、世界人口が90億人を超えた人類が宇宙への移民を開始したのが、宇宙世紀元年(U.C.1)。現世界の世界人口が90億人に達するのは、2050年付近だという予想なので、スペースコロニーを作る技術がそのころまでにできていれば、切りよく2051年に宇宙世紀元年とすると、ファーストガンダムの描いた一年戦争が、宇宙世紀79年。ガンダムを積載していたホワイトベースの艦長に士官候補生のまま就任したブライト・ノアの子どものハサウェイ・ノアが主役の本作が宇宙世紀105年のことなので、今から135年後でも、ジョリビーは元気に営業中ということになります。

ジョリビー、100年企業を突破です。👏

それどころか、1978年創業だそうなので、本作の段階で創業178年。押しも押されぬ老舗企業です。各スペースコロニーにも支店を出しているのでしょうかね。

130年後でも、2021年とスラムの様子は変わらないみたいです。

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ガンダムという原子力(放射線はミノフスキー粒子で遮断)で動く、現在の人類の科学力の延長線上にはないSF技術の産物が登場する135年後のダバオにすむ人類は、今の人類と対して変わらない外見でした。すでに脳内に端子を入れ込む研究が2021年の今でさえあるので、実際に私達のすむ現実世界の135年後は、もっと半人半機械というか、ネットワークに融合した個というか、そういう世の中になっているんでしょうね(まぁ攻殻機動隊の世界です)。

生命科学もそうですが、長く「人間」とされてきていたものの境界線が曖昧になる時代の最初の方には、生きている間に立ち会えそうなのが、一応の楽しみではありますね。

人間どうなっても、腹がへるのは心理。本日担当した食事のうちの一つは、先日から冷蔵庫で出番を待っていた、最後のコールラビ。前回はキンピラになりましたが、今回はスープに。

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味がカブとブロッコリーの中間みたいなやつなので、やっぱりスープにして正解の野菜です。

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この記事を書いた人
オオサワヨシオ

人権関係の出版社編集部勤務、NPO事務局長としてワークキャンプ企画運営などを経て、フィリピン在住21年。国際社会開発学修士。

ダイビング宿のヴィラマグダレナを奥さんと一緒に運営すること11年目。PADIMSDTインストラクター。ほぼ毎日書いているダイビングとフィリピン生活のブログは21年目に突入。

モータクモー名義で、フィリピンの生活に役立つ電子書籍を出版中。

アニラオでのサンゴの産卵のタイミングを突き止め、今はカクレクマノミの自然環境でのハッチアウトのタイミングを調査中。

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コメント

  1. Dave より:

    はい、それは面白いです。

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