マニラ活動日。マグダレナのスタッフに手伝ってもらい今日からお父さんのマニラ部屋の片付け開始。
これまでの日本帰国時にバリクバヤンボックスで船便で荷物をおくる度に奥さんが貯めていたダンボール、ここで放出。気安くダンボールが手に入らないフィリピン、長く生活している人の智慧はこういうところで活きてきます。数えてみたら、7個くらいありました。
老人1人暮らしには余る充実した工具類。さすが何でもなおす人です。
エアコン2台も自前のものだったので、取り外し。
男子4、女子3、老人1に手伝ってもらいますが、始めてみると終りが見えないカオスに。
お父さんがパラワン島のマンゴーの木で作ったテーブルで食事の男子。マービン嫁に電話で呼び出されて喧嘩。いろいろ文句を言われているうちが華ってことにしておきましょう。
もう使わないものは、スタッフにお裾分けしています。T定規と定規類手製の製図台はロナルドにもらわれていきました。3人いる息子の一人は建築方向に進むかな?
仕事の設計はCADを使うにしても、基本の線引きや手を動かすことによる空間イメージ能力の発達に役立ってくれればいいな。
コンドミの入り口。お父さんがいたころ、自費で負担してもいいから階段に手すりをつけてくれと掛け合って拒否されたのですが、今度は頼んでもいないのに設置されていました。目に入るたびにエピソードを思い出しそうです。
とりあえずマグダレナトラック一台分は今日アニラオに運べました。スタッフ全員泊まってもらって、明日続きを。
そのアニラオの方は、2022年のダイヤモンドソンブレロ。
NGOで努めているときに開始して卒業した国際社会開発専攻の修士課程用の奨学金、ひっそりと完済。20歳ごろの学生時代に、学友が、「うちの父、育英会の奨学金月額最低金額でだらだら返しているから、最近完済した」といっていたくらいの年齢になったということですね。
学位そのものは今のところ仕事には役立っていないかもしれませんが、あの時代に知り合った、師と仰ぐ人の「得た知識は人の幸せのために使うべき」という言葉は、ずっと心に残っています。
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