マニラの本格割烹 京兎(きょうと)

マニラで健康診断の採血等用足し。明日健康診断で、病気が発覚したら美味しいものが食べられなくなると困るというので、夜はお父さんと一緒に、マニラで初ともいわれる、本格割烹の京兎へ。

プライマー4月号の「完全予約制&ロナンチックなレストラン」のトップで紹介されていたお店です。

朝思い立って、昼頃連絡して夜の予約をしたのですが、あとで料理長の河本氏にきいたところ、前日までの予約が通常なのだとか。あとで紹介しますが、当日予約じゃ難しいなと思う手の込んだ料理が多いです。

住所は G/F 119 C. Palanca Jr. St., Legaspi Vill., Makati. パランカ通りは車でもよく通るので、それらしい店舗を探すも車内からは確認できず。お父さんを連れて探し回るのも悪いので、日中、他の用事のついでに下見に行ってきました。

ウロウロした末、店に電話もして、入口前を気づかずに通過し、ビルのガードマンに聞いて、発見。

京兎マカティ

パランカ通りがレガスピ通りと交わるT字路近くの右側のビル(Prudencial某ビル)の1階です。

ホームページは作り込み途中みたいですが、こちら。www.ryoteikyoto.ph

プライマーの情報の受け売りですが、

営業日:火〜日曜

17時〜21時30分

定休日:月曜

予約電話:02−805−7743

現状コースのみの提供です。会席コース5,200ペソ。おしゃべりしながら食べていると食べ終わるまで2時間くらいかかります(私たちは2時間半)。

カウンター席と、個室がありますが、人数が多くなければカウンターがオススメ。店主の河本さんとお話できますし、食材に関する説明もあります。お皿の向きもちゃんとして出てきますし。

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本日のコース。一品目はうざく。煮凝りがのっていて、美味しいです。

うざく

二品目は鯖の酒蒸しののった稲庭うどん。出汁が半端ないです。奥さんも唸っていました。

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三品目は刺し身。有頂天になっていて写真撮り忘れ。京都のマグロ、ロシアの塩水ウニ(ミョウバン使ってないやつ)ののったホタテ貝柱炙り、ハマチ、地モノケンサキイカ。

四品目は焼き物。アマダイと立派なタチウオ。

五品目は最後の肉の前の一休みで菜花のおひたし。

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六品目は近江牛。油が多いので、わさび醤油で頂きます。

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七品目デザートのぜんざい。

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美味しくいただきました。

前大使の料理人を努めていた料理長の河本氏、フィリピンに来たきっかけをきくと、本来は日本で独立を考えていて、店舗も改装の施工業者も全て決まっていたところに、東日本大震災がおこり、建材等が復興に向けられるので工事がいつ終わるかわからない状況になり、紆余曲折あって前在フィリピン日本大使の専属料理人にたどり着いたとのこと。

地震がなければ、この出店もなかったんですね。お値段は決して安くないですが、その価値はあります。フィリピン人の富裕層にもしっかり日本の味を届けられる京兎、がんばってほしいです。

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