ロックダウン(一般的コミュニティ隔離措置:GCQ)下のマニラとアニラオ。アニラオヴィラマグダレナ、営業はまだ再開できません。
先日観光省(DOT:Department of tourism)からウェビナーの案内があって、詳細を問い合わせたところ返事がなかったのが、突然、これを見よとでもリンクだけ携帯のショートメールに送られてきた、ウェビナーに参加。
セキュリティの甘いといわれるZoomを使った政府主導のウェビナー。かつ、オプションも入れていないようなので、参加できるのもデフォルトの100人まで。さらに、システム不安定のようで、ログインしても音声が出なかったりで、同時にFacebookで流しているライブで視聴することに。
2時間30分タガログ語と英語のリスニングがんばりました。
追加で営業許可が必要になるのでその申請方法と、GCQ→MGCQ(修正を加えた一般的コミュニティ措置)後の新しい日常になったときのリゾート業のガイドライン(5月22日に発表されたもの)の図解を使った説明でした。
上からの指示と、地方政府の意向には今後とも注視していきますし、日常的にこういう情報に触れることで、なんとなくニューノーマルの営業の姿がイメージできるようになるのは、まぁいいことだと思います。
マニラマカティでの日常生活でも、ソーシャルディスタンスの距離感だとか、道の譲り合いだとか、守っていない輩を見ていちいち腹を立てずにさっと身を引いたり、身体に覚える新しい作法に日々慣れていっています。
本日、日本にいる母の誕生日で、珍しく欲しいプレゼントを指定してきました(私と母よく似ていると最近言われます)。
曰く、以前からボランティアとして関わっていて、最近理事も引き受けたNPO法人 フードバンクネット西埼玉で月額寄付サポーターを募集しているので、宣伝してほしい。
フードバンクは、家庭などで不要になった食材をあつめて、地域で食事を必要としている方々へ配布する活動です。食に困った人というと、フィリピンなどの「途上国」を連想した時代もありましたが、格差社会の昨今、日本国内にもたくさんの支援を必要とする方々がいらっしゃいます。
ロックダウンで無収入ですが、少しの蓄えはありますので、奥さんにも了解を得て一口乗らせてもらいました。日本を離れて長い時間が経っていて、支援地域と心的距離が近いとは言えません。でも、遠くにいる見知らぬ人の助けになればと思う、与える心、コロナで先行きに不安を感じる今だからこそ、大切にしたいです。
このロックダウン期間にはじめた、いくつもの新しい習慣(ラッパ練習だけはできてない)も、新しい日常に移行したあとも続けたい良いものが多いです。未来に希望を抱きつつ、今ここ、を焦らず生きていきたいです。
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