開始直後に延長決定の山掃除

日本行動日4日目。宿泊したビジネスホテルは朝食ビュッフェ付き。静岡だけあって、納豆生卵の他にとろろ汁が用意してあるのが、日本人には嬉しいです。

一番食のレンジの広いジュンジュンには説明しましたが、トライするには至らずのヌルヌル食材。

山最寄りのセブンイレブンが水分補給基地。一人半日1リットルは必要なことが、買ったあとにわかったり。尾の長いハクセキレイ、アニラオ界隈にはいないのと、人懐っこくて接近を許してくれるのとで、人気でした。

4月に来たときには、こんなじゃなかった、竹林の入口。夏を経た今、ものすごく茂っています。

まずは道路にはみ出た下草と竹をやっつけるべし。70歳を超えた老女一人では、これは無理な仕事量です。

とりあえず、隣の竹林と思しきところまで、道路脇が露出するぐらいにトリム。これだけでほぼ半日が溶けました。

ランチは近めのお魚食堂やまやさんへ。日本人は生もの。フィリピン人はアジふりゃーとご飯。定食にしないのは、味噌汁がどうやらあまり得意じゃないことが今朝わかったからです。

午後になって、竹林の掃除にとりかかります。大層な枯れた竹の量です。

こういった、老人だけになって手がつけられなくなったた私有林って、全国にものすごい数があるんじゃないかと思ってしまいます。そして、その手入れの大変さも容易に想像がつく重労働。

新品のチェーンソー始動。マービンも私も、もちろん使うのははじめて。

近所のおじさんに、みかんの差し入れを1箱頂きました。ものすごく甘くて美味しいです。マービンは嫁には禁煙しているといっているので、タバコを吸っているところはみられてはいけない縛りあり。

作業を始めて、今日明日では全く終わる気配がないので、今止まっているホテルに延泊ができるなら作業日程を伸ばそうということに早々に決めました。

夕方まで作業して、宿に帰る途中の、かねふくめんたいパーク。マービンはここで明太子試食。魚卵アレルギーのロナルドには勧めませんでした。フケて一服中のジュンジュンは貴重な経験を一つ失うも、その機会損失にすら気付けない幼さがもったいなし。

一度ホテルに戻り、延泊の手続き。3月にスタッフを連れてきたときに、パスポートの原本をなくしてはいけないと家においてきていて、それではチェックインできないのを乗り越えさせてくれたのと同じ副支配人の女性が手続きをしてくれました。同じスタッフにホテルで会えるっていうのは、一つの安心材料になるんですね。実感です。

夜は、昨日ビーフが食べられることが判明したマービンたちに更に牛肉で追い打ちをかけるべく、焼き肉へ。ググってたどり着いたのが、焼き肉房(「ばん」と読む)。

ネットで出ていた料金より高かったですが、「これまで食べた焼き肉の中で一番美味しかったかも」品質の嬉しい誤算でした。運転手である私に全員気を使ってノンアルだったのもありますが、一人5,000円程度と、良い焼肉屋にしては安くすみました。

このレベルの焼き肉なら、また行きたいぞ。

マービンたちも「おいしー」連発。

ユッケジャンクッパのレベルも高い。ごま油に良いものを使っている感じです。

一日遠出と山仕事で疲れましたが、美味しいご飯と早寝でですっかり元気になれそうです。

そうそう。フィリピン人3人には、本日最後のミッションがありました。それは、ホテルのユニットバスにお湯を張って湯船に浸かること。

本人たちには伝えてないですが、滞在中に公衆浴場の湯船に浸かるのの前準備として、やったことのない、湯船に浸かる行為をしておいてほしかったのです。

「湯船に浸からなかったら、朝食抜き」と、本気で抜きにするはずもないゆるい脅しをかけてまた明日朝集合することに。明日も楽しんでいきましょー。

3月の研修の様子はこちらを御覧ください↓。

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