昨日の夜のケソン市からの私への連絡に続いて、今朝になって奥さんにも、今日ワクチンが打てるので午後5時に会場に来るべしとの連絡が。オーマイ、急ですね。
とりあえず私の指定の会場に向かうことに。マカティ市からは車で40分ほど。
道中のタクシー、飛沫対策の仕切りでエアコンが聞きにくいので、前部座席のエアコン噴出孔から洗濯機の排水ホースと電気工事用のユーティリティボックスを使った手製の冷風送風システムがついていて微笑ましい。用途が最初わからなかった奥さん、後部座席の客が痰でも吐き捨てる穴かと思って、アルコールで消毒。
場所は、Pinyahan小学校。名前からして、昔パイナップル畑だった場所ですが、今は下町の建物が建て込んだエリアです。一方奥さんの指定会場は、ケソン市役所。同日登録で、会場違いになったのは、私の方を「生活困窮者」枠で登録したからだと思います。
生活困窮者にはシノバックなどの不人気ワクチンでも与えておけばよいとワクチンを会場に割り当てる役人が考えそうなことで、その可能性は念頭においていたのですが、会場に行ってみてわかりました。本日シノバック。
私が書類に記入している間、奥さんに接種し終わった人に聞いてもらってわかったのですが、それ以前に、入り口で手渡された書類に大きく「SINOVAC」って書いてありました。貰った書類にはちゃんと目を通すべきでしたね。冷静なようで慌てている自分でした。他のワクチンに当たる可能性はまだあるので、今日はスキップすることに。5点がけのうちの一つが今日のケソン市ワクチンでした。
出口のガードマンに聞いても、シノバックと教えてくれたので、付添人のふりをして会場に入る前の守衛さんに聞くのが得策だと思います。「ワクチンの種類が気に食わないからキャンセルすると、予約順番最後に回される」という噂もあるようなので、こちらの名前を知っている係員に来場を知られるのは得策ではないです。
ちなみに、マカティ市の方だとスケジュールの再設定はオンラインで申請できるのですが、ケソン市の方はそういう細かい対応には未対応。
奥さんの方の会場は、ケソン市役所。第一希望のモデルナだったのですが、多分3,000人くらい人がいたと思う超密状況。夜までに打ち終わらなそうだったのと、並んでいるだけで病気になりそうだったので、辞めにしました。
モデルナアームになって腕が上がらなくなったら困ると思って、出かける前に満タンに差し替えておいた家の飲料水が滑稽な半日の騒動を笑っているようでした。
まぁ、でも一つ言えることは、現状のフィリピン、ワクチン供給の動きは止まらずに進んでいるということです。近い将来打てる機会が回ってくると思って、待つことにします。
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