日本活動日5日目。昨晩湯船チャレンジは達成したようで、朝食ビュッフェにありついてもらいました。

フィリピンにはこういった「セルフサービス」の場所はほとんどなく(ファストフードやフードコートも、基本的には食器置きっぱなしで、掃除担当に丸投げ)、つまりどこまで拭けばよいなどの判断を各自が他人の迷惑にならない程度までを考えて実践する場所もないということです。
ビュッフェ用使い捨て手袋を置き去りにしていったマービンと、日本2度目の自主的にテーブルを拭くロナルドの差が如実に出た朝食後の一時でした。
そろそろ車の給油が必要な一方で、地元と違いどこにガソリンスタンドがあるかわからないところもあるので、見つけたステーションで早めに給油。有人よりはセルフを見つけたかったのは、マービンやジュンジュンに給油の経験をしてもらいたかったから。ロナルドは前回経験済み。

セルフの給油一つをとっても、民度にばらつきのあるフィリピンだとこぼしたり、違う容器にいれたり、実施のさまざまなハードルがあるんだろうなと思ったり。
昨晩買い足したツールも装備して、2日目の竹林掃除開始です。道路と同じレベルの1段目の立ってはいるけれど枯れている竹を除去して、将来道路側に倒れ出ることを予防することを最重点にチェーンソーのマービンを配置。



その下の2段目と3段目のできるところまでを、今日一日でやろうという計画です。


ランチは昨日と同じ、やまやさん。お魚が売りのお店ですが、とんかつが食べたいフィリピン人の胃袋にも応えてくれます。



大分チェーンソーの扱いに慣れてきたマービン。チェーンの補修をしたあと一端ジュンジュンとスイッチしましたが、まさかのチェーン反対に装着ですぐに本の持ち主のもとに戻りました。
本当は、粉砕して土に戻すのが次の竹の養分になってよいかとも素人考えでは思うのですが、そこまでの段取りができないので、とりあえずは、脇に寄せておきます。
1段目と2段目は終わり、3段目の7割方を終えて終了。ずっとやっていたくらいに印象深い経験でしたが、振り返ってみると丸2日のことだったんですね。三段目のビフォーアフターの動画はこちら。
クロスなどのメンテツールまでは買ってこなかったので、ここでは大雑把なチェーンソー掃除。

竹林に生えるという、ニガクリタケ発見。食べたら死亡例もあるそうですが、胞子とか吸い込んでも大丈夫なんですかね? 湿った竹林、結構いろいろな雑菌が実は満ちているのかも。フィリピンで鍛えた対不衛生能力がここで生きるか。

東京ナンバーの見慣れない車が停まっている田舎で、若い衆が林を掃除しているのに応える、ご近所からのみかんの差し入れ。写真に写っているのは3箱ですが、合計5箱頂きました。この地域の美味しいみかん、お土産に買っていこうと思っていたのですが、今回は、このお土産のプライスレスみかんをフィリピンにもって帰ってもらいます。

今回も宿はビジネスホテルのスーパーホテルにしたのですが、以前は気づかなかった、地元の名産品を集めたリーフレットが奥さんの目に止まりました。そこにあったのが愛鷹牛。ブランド牛があるエリアだったんですね。
ということで、3夜連続牛肉となった今晩は、愛鷹牛のステーキ200グラム。ステーキ屋ではなくて、カフェで提供。ステーキ以外の付け合せやスープは普通でした。愛鷹牛を買って自分で焼く選択肢も、次回は念頭に入れておきたいと思います。

日本人二人はレア。チャレンジングなジュンジュンはミディアムレア、慎重目なマービンとロナルドはウェルダン。


とっても柔らかくて美味しかったです。しかし、ジュンジュンのこれ、ポーク疑惑。ウェルダンよりもっとウェルダンだし、厚みも色合いもおかしい。食べきっちゃったので、味見して調査することはできなかったです。味は美味しかった模様。
日本に来るに当たりラザダで買ったおしゃれシューズの偽物ナイキが足に合わないとかで痛いというジュンジュン。ホテルの部屋履きを吐いて外出してきましたが、これ、日本ではNGです。日本のNGを知りたいという目標を持って来日したジュンジュン、日々経験から学んでいます。って、ちゃんとメモって血肉にしてくれますかね?

明日は、お父さんの納骨堂へのお参りと、墓掃除、家路の途中での小田原城立ち寄りです。
3月の研修の様子はこちらを御覧ください↓。
コメント