物価逆転

日本移動日。高齢者が一緒なので、羽田に昼頃着く便を選択。フィリピン航空(ANAがコードシェア便で使っている機体)では、車椅子の利用希望者はオンラインでのチェックインはできませんと断り書きがしてありましたが、杖をついている姿を見ると、すぐに車椅子を持ってきてくれました。システムとちぐはぐですが、こういう優しさ、フィリピンの良いところです。

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有料であるカート使用料金は、1個50ペソ。3つで150ペソ。

建物内になにもないことで有名なターミナル2。

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ゲートに到着すると、予定離陸時刻の1時間前なのに搭乗開始していました。車椅子優先で、すんなり機内へ。

空港入り口からチェックインカウンター、出国手続き、機内搭乗まで車椅子を押してくれたスタッフへの妥当チップは、300ペソ以上かなという気持ちでしたが、きりの良い500ペソ。「チップの受けとりは禁止されています」と耳打ちしてきたので、素早く奥さんがわからないように後ろ手で渡していました。

足の悪いお父さんが出入りしやすいようにと、前の空いた席にわざわざ差額を払ってオンライン移動しておいたのですが、それほど真面目に適用されていないかと思っていた、「緊急時に非常ドアを開ける役目ができること」条件にそぐわないということで、別席に案内されることに。

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その席は私が担当する運びに。胴体着水、したくないものです。

前の席がなくて、ものを入れる場所がないので隣の空きシートに水やらタブレットをおいておいたのが、着陸時の急ブレーキで前ぶちまけ。わたしのペットボトルよ、どこへ行った?

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日本側でも車椅子が用意されていて、日本人スタッフのお姉さんが終始押してくれました。

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検疫では、登録しておいたMySOSと、ワクチン接種証明の書類を確認して、無事終了。ここでわかったことは、VaxCertPHの接種証明書は、偽造されたものであっても見破るすべを、出国時のチェックインカウンター共々持っていないということでした。わざわざ取得してきた、イエローカードの出番はなし。

預け荷物を待っている間、フルーツ犬のビーグルちゃんが周回していて、何度もすれ違いましたが、皮を剥いて種を外してスライスしたタッパに入ったマンゴーは検知されず。

車椅子を押してくれたお姉さんにもお世話になったので、チップを上げたいフィリピン人気質がムキムキと膨張してきて、きりのよい1,000円を渡すことに。ものすごく謙遜されていましたが、よく考えると、円安もあって、1,000円は400ペソ相当なので、車椅子を押すという同じサポートに対して、フィリピン人が受け取ったチップのほうが多かったということになりました。チップを期待せず素晴らしい働きをしてくれるのは日本人の良いところだと思いますが、外国人相手だったら、もっとチップを貰っても良いのかもと思いました。それくらいの良いサービスは、普通にしていますよ。ジャパン。

日本滞在時の強い味方、レンタルポケットWifiの受け取り。JALのABCカウンターが記憶の場所から移動していて、2階→3階→2階と放浪してようやく到着。少し日本語苦手なスタッフが対応してくれて、時間はかかりましたが、一生懸命やってくれました。均質だと思う日本の中に垣間見る外国の要素、海外在住者にはむしろ慣れた外国がここにもあったかと、少し安堵。日本にはだんだん慣れていきます。

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お父さんに都内の宿にチェックインしてもらって、あわよく間に合ったら行こうと思っていた、渋谷区役所は明日朝に回して、埼玉の実家へ。

実家近所のファミリーマート第一号店の飲料ラインナップ。レモンサワーブームはまだその残り香がありそう。350ミリ缶が150円程度。フィリピンで売られている檸檬堂がセブンイレブンで75ペソ(今の円安レートで187.5円)なので、コンビニ利用における生活物価は、フィリピンのほうが高くなっています。でも、おにぎりとか、弁当とか、かゆいところに手が届く商品は一切売られていないのがフィリピン。

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今日みつけた日本のいいところ、「良質なサービスや商品が世界基準からみて、かなり安い」。国外に出るには不利かもしれませんが、これは日本で生活する上での大きな強みです。

実家に帰ると、近所に住んでいる弟くんが訪ねてきてくれました。母の懸案の、「なくなった夫(私たちから見て父)の遺品の作詞ノートを電子書籍で良いので出版してほしい」ということをきいて、押し入れを見たら出てきた、祖母の分厚い相続資料に弟くんは興味がいったみたいで、しばらくそれで盛り上がった夜でした。亡くなったあとに作られる遺産資料、後世にまで読まれてしまう代物であることがわかって、恐るべしでした。しかし、相続人であった母は読んでいないらしい。それが、彼女らしい。

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という珍日本紀行中ですので、ヴィラマグダレナは11月5日営業再開で、お休み中です。再開後日程の皆様のご予約、お待ちしております。


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