アニラオ行動日。とある日本の大学からの視察アテンド中です。ランチはジェラルディン作のポークギニリン。フィリピンの文化によく触れてもらうために、代表的な料理は網羅できるようにフィリピン食が続きます。
午後は、もしかしたら学生が登ることになるかもしれない、アニラオ最高峰の丘、グルゴッドバボイへ。丘陵部の村に住むオデンが、マグダレナのあるバガラギット村からも登るルートがありますよと言ってきたので、半分その気になっていたですが、マップで確認したら、片道4時間位かかりそうな長距離コースなので、やめました。
以前登った、リガヤ村からのルートを選ぶことにしました。あれから7年半経つんですね。因みに、入山前の登録があったはずなのですが、人が誰もいなくて素通りでした。
1時間ちょっと山道を昇るので、靴でいくべきと思う一方、何年も履いていないので劣化しているのではないかという不安は的中。履いて紐を締めたあと少し足を動かしたらソールが剥がれました。
というわけで、ギョサンで登ります。日本から戻ってきて約1ヶ月、鼻緒下の甲の皮膚、かなり固くなったので、ギョサンズレは大丈夫だと信じたいです。
学生たちが山道のゴミ拾いをすることになるかは未定ですが、海辺と海中、村のゴミ拾いはする予定なので、ゴミ散乱レートの良い例になりました。ペットボトルとお菓子の包み紙、そして、マスクがかなり落ちています。
ペットボトルは半数以上がマウンテンデュー。山頂までの4分の1くらいの道程で、Mサイズのゴミ袋2個が満杯に。久々の山道、かつ暑い午後の時間に屈んでゴミを拾いながらの行軍は、心拍数高いレートでキープのなかなかの運動でした。心折れそうになること数度ですが、将来参加する学生ためにも視察は最後まで完遂したいもの。中年二人、頑張りました。
途中2箇所ほどわかりにくいところがあって、民家で人と会うと必ずどちらに行けばよいのか聞いてからルート選択していました。すれ違った少年、荷物をおいて道を譲ってくれる丁寧さ。
マウンテンデューのペットボトルが沢山落ちているの、多分このせい。山頂に一番近い家で25ペソで売っているから、飲んだあとポイ捨てされているのだと思います。
放牧の牛が出てきたら、山頂間近。もう一息頑張ろうと思えます。
運動に慣れていない人には結構な山道なので、ゴミ拾いをするなら、Mサイズのゴミ袋までにとどめておくのが良さそうです。LやXLでは、満杯になったあとに歩きにくいです。
普段間近に見ていた海が遠くに見えるの、不思議な感じです。今すぐ飛び込みたいくらい暑いですが、その海が遠い。
帰りはずるしてトライシクルでもどりました。
庶民の足であるジープニーかトライシクルは、学生にも乗ってもらうチャンスがあるといいですねとのコメント。人数が揃うようでしたら、ジープニーをチャーターして、料金とお釣りの受け渡しを手渡しリレーでやるの良いかなと思いました。トライシクルの地面までの近さとガタガタ感も、フィリピンならではの体験なので、おすすめです。
新スタッフ、オデンの家訪問。これぞ本物のOden house。窓が2枚まだガラスが入っていません。独身で仕事がある子どもは9人中現在オデンだけなようで、彼だけが給料を家にいれてくれているのだと、お母さんが言っていました。オデン、なかなかよい息子ではないですか。現場を見て、家族と会って、高感度少しアップです。
降りる途中、全町長の持ち物だという、山のリゾートの脇通過。今は営業していないようでした。作ったからにはお金稼ぎたいものですが、そもそも作る場所を間違った感もありますよね。
アニラオ半島南部の山間部を巡った午後でした。明日筋肉痛大丈夫かな。
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