日本研修日記:美容室とグルメで満喫した一日

まずは朝食から。日本の目玉焼きは半熟であることが多いですが、ディープフライのフィリピン人には、これが苦手だったりします。

生卵耐性のあるジェラルディンはむしろ喜んで、駄目なクラリッサは、焼きのりで舌リセット。珍しいところでは、菊芋のサラダがでてきました。

健康食品の菊芋、似た花が咲いているのは奥さんが見たことがあるのですが、食べる週間はないみたいで、長老クラスのフィリピン人でも知らない食材です。フィリピンの気候でも生えそうなので、いつか栽培できたらよいですね。

美容室へ、3人バラバラ作戦

ジェラルディンとクラリッサの日本研修の本日、テーマは「美容室」。奥さんが普段通っている美容室へ3人で行くことになったのですが、ギリギリに予約を入れたこともあって、3人それぞれの時間帯がバラバラに。

私がトップバッターで11時半からの枠に滑り込み、その後は各自が順番に施術を受けるという、自由だけれど時間調整が難しいスケジュールになりました。

数ヶ月に一度しかない、髪の毛がちゃんとしている日。

南青山の名店「ふーみん」でランチ

私の施術が終わったあと、代官山から青山まで歩いて向かったのが、台湾家庭料理の名店「ふーみん南青山店」。ジェラルディンたちとちょうどいいタイミングで合流できました。

お目当ては「台湾風おこわ」。ヴィラマグダレナのメニューにもおこわがあるのですが、こちらはその「元祖」とも言える一品。マグダレナ版は奥さんのアレンジが加わっていますが、ふーみんのおこわはより固めの炊き上がり。「なぜマグダレナでおこわを出しているのか」をジェラルディンに実感してもらいたくて、ぜひ食べさせたかった一皿です。

五目麺など他の料理もいただき、どれも体にやさしい味付け。ふーみんのオーナーさんはすでに引退されて、ご自身の小さなお店に移られているそうですが、この南青山店は変わらぬクオリティを保っていて、本当にホッとします。台湾家庭料理って、どこか懐かしくて、食べると元気になる味ですよね。

ふーみんさんの本、実は2冊持っていたりします。だったら「自分で作れ」って話ですが、料理本まで積ん読とは。

美容室のほうはというと、ジェラルディンはカットとヘッドスパを体験して大喜び。クラリッサも同じ施術でしたが、普段からあまり飾りっ気がないので「あんまり変わらないかな」という印象も受けましたが、それでも本人は嬉しそうでした。

イケメンスタイリストさんと。

夜は入曽の名店「ろくすけ」でイタリアン

夜は埼玉県入曽が誇る人気イタリアンレストラン「ろくすけ」へ。事前予約なしでも当日に入れてラッキーでした。

まずはピザ。マルゲリータとスルメイカのピザをいただいたのですが、生地に受け止められた具材のジューシーさがスゴい。チーズのとろけ具合、トッピングの素材感、どれをとっても「ちゃんとしたピザ」。

フィリピン人もピザは食べるのですが、こういった「ちゃんとしたピザ」はほとんど手に入らないのです。

そしてジェラルディンにぜひ見てほしかったのが、地元野菜を使ったサラダ。彩り鮮やかでパリッとした食感、そしてドレッシングの完成度が高い。フィリピンでは地元野菜でサラダをちゃんと提供しているお店がほぼ皆無なので、地産地消が奏でるハーモニーを体験させてあげたかったのです。

イワシのマリネも素晴らしかった。フィリピンでもイワシはあるのですが、こんなふうに旬の素材を生かしてエレガントに仕上げるのは、やはり日本の料理文化ならでは。食材は似ていても、表現の仕方で全く別の料理になる。そのことをジェラルディンに肌で感じてもらえたなら嬉しいです。

洋食でよくでてくる、あの蓋付きの瓶。これをあけたり閉めたりするのも、貴重な経験でした。

最後はそれぞれパスタを注文して、全員がきれいに完食。満足感いっぱいの夜でした。

今日のまとめ

代官山から青山へのちょうどよいタイミングでの合流、ろくすけへの当日予約成功など、小さなラッキーが重なった一日でした。そして何より、ジェラルディンとクラリッサの笑顔が最高のご褒美でした。

オーナーシェフが抜けても、ふーみんの変わらないおいしさを守ってくださっているスタッフの皆さんと、ろくすけで素晴らしい食体験をさせてくれたオーナーシェフに感謝です。

ふーみん南青山店のおこわは、台湾家庭料理の「本物の味」を知りたい方に特におすすめです。また入曽のろくすけは、人気店ながら当日予約が取れることもあるので、ランチよりもディナーで狙ってみると入りやすいかもしれません。ピザは夜だけ提供なので、ピザとパスタ両方食べたい方は夜に行きましょう。

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