拾いに来ました

アニラオ準備日。強風と雨で散らかったリゾート内の掃除からスタートです。

雨が降れば草木も伸びて、隣のマユミリゾートの木々がこちらの屋根や壁にさしかかるようになっていたのを伐採。雨樋も落ち葉で詰まるので、やっておかないと後で困るのです。日本だったら、こういう敷地からはみ出した樹木の伐採義務は、敷地の持ち主側(ここでいったらマユミリゾート)の責任だったような。

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地上作業のしやすい曇りだったのが幸い。ブーゲンビリアや他の植木も剪定。しかし、ブーゲンビリアへの鋏入れはいつやっても流血しますね。

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スタッフ内ワクチン1号だったジェラルディンの体験聞かせてもらいました。ジョンソンアンドジョンソン製で、摂取は1回ですむやつです。副反応は、腕の痛みだけ。要点をまとめると、
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・バタンガス市まで行くと、住民でなくてもワクチン摂取ができるということ。必要なIDはPhilhealthなど、住所が記載されていないもので十分だった。
・オンライン登録はしていなくて、現場においてある書式に記入する必要がある。当日参加も可。
・今回はジョンソンアンドジョンソン製であったが、ワクチンの種類は選べず、当日入荷しているものが打たれる。今回に関しては、J&J製であることがわかった上で、並んで摂取。

ということで、ここで大事なのは、いつになるかわからないマビニ町の供給を待つ選択肢の他に、車で1時間程度の場所で摂取できる選択肢があることがわかったということです。

現在必要な摂取数を終えたとされているフィリピン人は総人口の5.9%(このところ一日あたり0.1から0.2%で増加しています)。8月の下旬には、ワクチン接種をしていない人間に対する差別的な規制を実施する地方自治体が出だすなど、非ワクチン摂取者に生きにくい世の中になりそう(フィリピンなので、すり抜ける方法は多数あるのでしょうけれど)な中、田舎ぐらしのワクチン摂取の選択肢が増えたのは良いことです。

以前は怖がっていたスタッフも、損をしたくないと思うようになったのか、摂取については前向きな気持ちになっているようです。罰金ではない、こういう、打っていないと損をするという真綿の締付け。人民の心をコントロールするには、一つの有効な手なのかもしれませんね。大きな反対の出ない社会では有効なのかも。

そんな一日を過ごしているなかで沖合に目をやると、マリカバン島に挫傷していたフェリーが海上に停泊していました。この風で自動的に座礁を脱したのかと思ったらそうでもなくて、2隻のタグボートで引っ張ったのだとか。去年の11月の座礁から、8ヶ月。やっとこさ持ち主が広いに来ました。勝手に沈んでもらって、沈船ポイントになってもらう夢は潰えましたね。

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久しぶりに音のよく聞こえる室内で吹くチャンスがあったので、下手の横好き中年のトランペット。楽譜のなかったDメロは耳で起こした、瑠璃色の地球。

一音一音もっと丁寧に出さなきゃダメですね。ほそぼそと練習続けています。

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