拡張と接続

日本行動日。朝6時から入れる強羅の温泉をいただいて、早めのチェックアウト。

目指すは、箱根彫刻の森美術館。多分行くのははじめて。ネットでチケットを1割引きで買って、9時の開館と同時にイン。

美術の教科書に出てきたっぽいヘラクレスとかその他色々。

何より感銘を受けたのは、作品が立体物だってことですね。角度を変えれば見方も変わるという当然のことなのですが、動く作品などは自分が動かなくても形がどんどん変わるし、動かないオブジェも、自分の立ち位置が変われば見え方がかわるのが、「物事の捉え方はいろいろ」なんだと、すっかり納得させてくれる場所でした。

意見の違う他人に対しても、少しはこれで寛容になれるかな? 一つの見方にとらわれない自分の補強にもなったと思います。

彫刻の美術館なので、立体物ももちろん良かったのですが、施設最奥にあるピカソ館が良かったです。これまで気づきませんでしたが、絵なのに奥行きがあるんですね、ピカソの絵って。彫刻を見た後に絵を見て気づきました。人類が誇る天才の業ってすごいです。

美術館に行った後、少なからず感覚の拡張感はあるのですが、ここ箱根彫刻の森美術館は、近年行った美術館のなかでは、もっともその効力の高かった場所に思います。

フィリピンには美術館がほぼなしなので、日本帰国時にはどこかの美術館に足を伸ばしてみたいものです。ラーメンばかり食べているのではないのですよ。

戻る格好で、お土産の明太子を買いーの。

休日なので激混み。明太子おにぎりの生産スピード、想像すると凄まじいです。

まだ一度も行けていなかった、三島のうなぎを頂いたり。富士の湧き水で泥抜きをするからよいという触れ込みですが、ほとんど養殖ウナギなら、泥抜きもいらない気がしますよ。普通の美味しさでした。

う巻きは、かなり美味しかったです。

うなぎ屋が三嶋大社前だったので、三嶋大社にも初お参り。御神体が伊豆の島々の神様だそうで、海に関するお仕事が、無事にうまくいくようにお祈りしておきました。

特に神妙にしていたわけでもないのですが、午前の美術館で意識が開かれていたせいなのか、昔少し嗜んだエネルギーワーク時に感じていたような、上の方とつながる感覚があったのは、歴史ある神社だったからですかね。

思いがけず、良い場所を巡れた一日でした。

帰る途中に何やら鳴き声が。奈良でもないのに、鹿がいました今。ランランララランランラン♫。

後で調べたら、100年ほどまえに、奈良から来た鹿の子孫らしい。

金網で歯を磨く、歯科意識の高い鹿。鹿だけに。

静岡に来たとき必ず立ち寄る足柄サービスエリア。もっぱら野菜や果物、アジの干物を買う場所ですが、新しいおみやげ発見。

喰うか喰われるかの、サメジャーキー。沖縄産だったので、やめておきましたが、いつかは食べてみたいものです。後から頂いた情報で、ドン・キホーテで安く買えるらしい。

家に着く直前によった埼玉のスーパーでみつけた、生ニシン。塩をふって奥さんに焼いてもらったものが美味しかったです。北海道にもまたいつか行きたいなぁ。

新しいお酒を見つけると買ってみる癖は奥さんにもあって、しろハイボール。というか、チューハイですね? さっぱりしていてなかなか良かったです。

一周忌というメインイベント無事故で無事終了。お父さん、また来年来ますね。

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