京都から帰ったばかりなのに、またお出かけです。詰め込まない方針とはいっても、まったくのユルユルももったいない。


埼玉の桜も見せてあげたかった
向かった先は埼玉・幸手の権現堂(ごんげんどう)桜堤。
奥さんは去年すでに訪れていたのですが、「スタッフたちにぜひ見せてあげたい」という気持ちでチョイスしました。桜のピンク、菜の花の黄色、空の青。この三色の共演は、目で、肌で直接感じてもらいたい景色です。

アニラオ常連さんのアンダーウォーターフォトグラフィーさんとも現地集合。
自宅から権現堂まで車でだいたい1時間。朝イチでレンタカーを借りてスタートです。
途中、テレビで紹介されていた道の駅、アグリパークゆめすぎとにも立ち寄ってみました。地のものが買えると期待していたのですが、並んでいたのはほぼ生野菜ばかり。調理済みのものはほとんどなく、生野菜を桜の下でかじるわけにもいけないジレンマ。


車での花見なのでお酒はナシ、いただいたノンアルコールビールで乾杯です。最近のノンアルって本当に美味しくなりましたよね。ジャパンテクノロジーにびっくりです。いつの世になっても、ジャパン、いろいろやってくれます。

桜といえばソメイヨシノ
会場は想像通りの人出。見渡す限りのソメイヨシノと菜の花はきれいですが、日本人もたくさん。
少子高齢化と言いますが、子連れ犬連れが多くて、若いジャパンを垣間見られてちょっと幸せ。
今の日本の桜の主力のソメイヨシノは、江戸時代に染井村(現・東京豊島区あたり)で生まれた雑種。
自分では種を作れないので、すべて接ぎ木で増やされてきた。つまり日本中、世界中に広がっているソメイヨシノは、全部クローン。
そしてクローンであるがゆえにか寿命が短いという宿命も持っています。60〜80年ほどが寿命とも言われていて、今年も千鳥ヶ淵など古木のあるエリアで倒木のニュースもありましたね。

一斉に咲いて、一斉に散る。その画一性がなんとも日本的だなとも思うし、一方で私自身はといえば、フィリピンで暮らし、フィリピン人スタッフとともに働く中で、すでに「普通の日本人」の枠から少し外れているような気もします。あと、時々海の中ってのも、普通じゃないですね。ダイバーに変わった方が多いのは、そのあたりも影響しているのかも。


みんなが同じ方向を向いているときでも、別の景色にも目を配り、違う意見を言える用意はしておきたい。そんなことを、桜の下でぼんやり考えていました。ただボーっとしているわけではないにしても、上の空であることに変わりはないですね。スミマセン。
あ、それから、家から借りてきたレジャーシート、どこかで見た覚えがあると思っていたら、小学生の頃に使っていたものでした。40年も前のものがまだ家にあるなんて、ちょっとしたタイムカプセル感です。
帰り道はラーメン、のはずが
帰路、ラーメンを食べて帰ろうということになりました。ルート上でなかなかいい店が見つからず、空腹に我慢できずにとりあえず入ってみたのがカッパラーメンセンター。


翌日、浅草の合羽橋に行く予定があったので、なんとも奇妙な先ぶれ感です。
ところがこのカッパラーメン、カッパのくせにキュウリならまだしもトマトラーメン。
「今日はイタリアンはやめようね」と言いながら入ったラーメン屋で、イタリアンっぽい味のヌードルが出てきた皮肉でマンマミーヤ。
まずくはないんですよ。むしろ不思議な中毒性があって、お客さんも結構入っていましたから、地元に愛されているお店なのだと思います。近所にあったらイタリアン気分の時に行ってしまいそうです。
ちなみに店のおすすめはチーズご飯セット。残ったスープに入れるとチーズリゾット風になるとのこと。炭水化物を重ねる気力はありませんでしたが、イタリアン路線で考えるとチーズは確かに合いそうです。
帰りがけに埼玉県人の愛するスーパーヤオコーでちょっと買い物。どこかで見たことのある、かぼちゃのサラダ・スープに視線釘付けのジェラルディンと、セルフレジできゅうりのバーコードをこの後探すことになるクラリッサ。


今日の振り返り
権現堂の桜×菜の花の色彩は本当に美しかったです。強いて言えば、人のいない時間帯に来たいです。駐車場は遠い場所でも1日千円。ケチらず停めましょう。
スタッフたちに地元埼玉の春を体感させてあげられたこと、奥さんのリクエスト力にも感謝しています。
権現堂の桜は「桜+菜の花」の組み合わせが最大の魅力です。見頃の時期が重なると黄色とピンクのコントラストが一面に広がります。レジャーシートを敷くスペースは十分にあるのも良いところ。車でのアクセスが容易なせいか、暴れる酔っぱらいがいないのも家族連れには良いところ。
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