先日入店できなかったIKEAフィリピン一号店。今度はきちんと事前予約をして、お父さんと3人でいってみました。
セブ、ボホール、ネグロス島などビサヤ地方はスーパー台風22号直撃で大雨による洪水に風で家屋破壊と大変なことになっていますが、マニラは曇天程度。
2階の駐車場に車を停めて、エントランスで予約時のQRコード提示。一つエスカレーターを上がって3階のカフェを横目に4階へ。4階3階が主な買い物エリアになっています。
黄色の店内専用買い物バッグが、特別感を演出しています。
全部で22セクション。かなりの広大さです。さすが東南アジア1を謳うだけあります。
4階はたくさんのショールームを緩衝エリアにして、ほぼ一方通行で各セクションをジグザクと進む構造になっています。途中脱落できないお化け屋敷のような構造で、疲れた老人や買い物嫌いのパパさんの脱出路はパッと見なさそうです。
家具、食器、照明、植木、ほぼ全てが市場価格よりかなり安いです。特に家具は高くて質が悪いフィリピン(2年保たない椅子って驚愕だと居酒屋川崎さんがおっしゃっていたように)にあっては、他の家具屋にとってIKEAは大きな驚異になりそうです。新しくリゾートを始めるのなら、家具はみんなIKEAになってしまってフィリピンらしさ(ここでいう「らしさ」は、なんでこのデザイン、この質的疑問を提起させること)が発揮できないことになりそうなほど。
現在の問題点は、これは良いかもと思ったものは軒並み在庫なしになっているところ。食器売場の寂しさはこう。北欧の勇、IKEAにあっても、フィリピン1号店の売れ行き予測と、補給計画は思い通りにいかなかったということでしょうか。
照明も、ほしいものは在庫切れ。
造草も生草もSMやランドマークの半額以下。既存の大手量販店は大きく反省すべき存在として、IKEAマニラ爆誕です。他の店は危機感感じないのがいわゆるフィリピンらしさなのですが、引っ張られる形で悪くない質のものが程々の価格で手に入るような市場になっていってもらいたいです。今がひどすぎなので。
リゾート用にほしい食器もあったので、在庫があるときを狙って今後も通うことになりそうです。IKEAの魔力にすでに捉えられてしまっています。抜け出せるでしょうか。
大きなサメのぬいぐるみ990ペソに反応してしまうのは、ダイバーの性ですね。
普通に回って3時間コース。ゆっくり見て回ったら5時間はかかりそうな、長丁場。今日は3時間で4,500歩でしたが、久しぶりの外出のお父さんには冒険レベルだったので、半ば過ぎたあたりで車椅子を借りてきました。途中に貸し出し所はなくて、4階入り口のレセプションに戻る必要があります。
店内ほぼ一通でショートカットも少ないので、借りるなら最初に借りておいたほうが楽ですが、返す時に2階から4階に上がるのはエレベター乗り継ぎでレセプションまで行けるのですが、下りは同じエレベーターを使えない規則になっているようで、各所にあるショートカットを抜けながら店内を4階から3階へほぼ順路通りに通過して2階へ降りる必要があります。コロナ感染予防でこういう仕組みになっているのだと信じたいです。平時でもこれだと、老老介護の場合の車椅子借用がやりにくいです。
オンラインでメンバーシップ登録(無料)できるとのことなので、来店前に手続きしておくと良いかも知れません。私は帰ってから早速登録しました。→IKEA Family
スーパー台風22号。フィリピン名Odetteは、強い勢力でビサヤ地方に大打撃を与えつつ通過中です。アニラオは今の所雨程度。明日には遊泳禁止の強風警報解除されそうですが、12月18日19日はお休みとさせていただくことにしました。
12月営業日は、23日~26日、30日~1月2日です。まだご宿泊枠日帰り枠ともに空きございます。マニラ近郊でクリスマスと年末をお過ごしの方、アニラオでのプチバケーションも一つの選択肢に加えていただけますと幸いです。
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