マビニにワクチンが来た

本日、マビニ(アニラオのある町)の観光課から連絡があって、主に観光従事者向けの新型コロナ用ワクチン2,000摂取分(町の全人口は約3万)が町役場に届いたので、リゾートごとに受けたい人間のリストを作って提出するようにとのこと。

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届いたのは、中国製のSinoVac(シノバック)。日本で摂取が始まっているファイザーなどの新技術mRNAタイプではなくて、昔からある不活化タイプ(インフルエンザワクチンと一緒)のワクチンです。マイナス70度冷凍保存が必要なファイザーのワクチンも、マニラ首都圏には入ってきているようですが、ディープフリーザーのない田舎のアニラオに回ってくることは、今後もないでしょう。

ワクチン到着の報がまだなかった先週末のスタッフミーティングのときに、ワクチンが嫌な理由をきくと、「みんなが受けるなら受けます」という程度の恐怖心でした。肌のアレルギーのあるスタッフ、喘息のあるスタッフは少し心配していましたが、どちらもコロナのワクチンの重篤な副反応の要素では、今のところない模様。

最終的には、スタッフの判断に任せますが、私は少し調べてみて、リスクが少なければ受けてみようかと。受けると「謝謝」が口癖になるってジョーク、ネットで散見されたあるね。

週末営業用に今日行ける買い物には行っておこうということで、S&Rへ。今週土曜日の夕食は再び5月29日ぶりのバーベキューを予定。

で、肉を見ていると、お手玉状の肉塊が。Beef testicleとな(あ、今気づきましたが、男性ホルモンのテストステロンと関係ありそうな単語だ)。牛の睾丸です。1キロ112ペソは、お財布に激優しい価格。

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ペニスや睾丸を使った、スープナンバー5という汁物がフィリピンにはあって、それを食べたときには多分ペニスが具材だったような歯ごたえ感でしたが、他にどうやって料理したものか。70歳の運転手さんにきいても、長い人生で牛の睾丸は食べたことがなかったそう。豚の睾丸は食べたことが一度あると。

今回は買いませんでしたが、次回もし見つけたら、試しに買って料理してみようと思います。アメリカやカナダには、ロッキーマウンテンオイスターという、睾丸のフライの料理があるとか。きっと柔らかい食感が牡蠣を連想させるのでしょう。

ちなみに、SNSで中華系フィリピン人のダイバーさんから、WagyuのTesticleは日本で売っていないのか?との質問がありましたが、日本の畜産では、肉質を柔らかくするために雄の仔牛は早い段階で無血去勢されて睾丸は食べるほど大きくならないのだそう。去勢の動詞Castrate、名詞Castration。覚えました。そういえば、語源の一緒な『カストラート』って去勢されたオペラ歌手の映画ありましたね。

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