マニラ⇄アニラオ初の往復運転に挑戦
マニラ行動日。本日ロングドライブデーです。
まずはあさイチでケソンシティにある椅子屋さんへ。この前ダイブショップ用のベンチを買ったところです。
オーダーしておいたダイニング用の椅子20個の受け取り。

なんだかんだで、詰め込めば入るものです。
フィリピンでの運転、ここに気をつけろ!【全18項目】
で、今日の最大ミッション。椅子を置いてくるためにアニラオまでの往復。
慣れない運転は疲れるので、これまでは1日の移動は片道だけにおさめていたのですが、明日朝から買い出しなので、一往復してみました。
アドレナリン出しておけばなんとかなるものです。
慣れてきた頃に事故に遭うジンクスを避けるために、このところフィリピンで運転してきて、日本とは違う注意点をまとめておきたいと思います。
- 道路に穴が空いていることがある
結構な衝撃を受ける、高速運転ならパンクするんじゃないかくらいの穴が道路に開いていることがある。 - 人や犬・ネコは飛び出してくるもの
野良犬がほぼ皆無な日本では犬に注意しなくて良いですが、飼い犬でも繋がれていないフィリピンでは、田舎に行くほど犬多数。しかも、車道で寝ていたり、迂闊にもふらふらぶつかりそうに歩いていたり、飛び出してくることも。
人間も同じような挙動をすることがあるので、注意が必要。 - 急な車線減少が多すぎ
計画性がないのか、車線数が急に少なくなる場所がかなり多い。こっち空いてそうと車線取りするとすぐに合流があったりで、そこでまた渋滞。高速道路でも多々ある。速度が早い分、デンジャラス度アップ。 - 高速道路の追越車線が一番遅い
2車線3車線ある高速道路、左ハンドルのフィリピンでは、一番左側が追い越し車線なのだけれど、往々にして車線変更したくない鈍足の車両が居座っていて、中央や右車線から追い越しをかけることが多い。 - トラフィックエンフォーサーに注意
信号機があっても、トラフィックエンフォーサー(交通整理人)がいることがあって、信号機より優先されます。赤でも彼らが来いといえば進まないと怒られます。視線上方にある信号機から目線を落として交差点で仁王立ちしている人間がいないかどうかにも気を向けておきましょう。 - 赤信号で右折できるの?できないの?
赤信号でも右折できるのが基本なのですが、No Right Turn on Red Lightの看板があるのを見落として右折すると捕まって罰金。標識はなくても慣例的にか右折する車がいない交差点もあったりとか、いまいちわかりにくいです。 - 高速道路を横断する人がいる
日本でも高速道路を管理する仕事をしている人が高速道路上にいることがありますが、フィリピンの高速道路には一般人が立ち入って横断していることがあります。一瞬幽霊かと目を疑いますが、生身の人間なので、ぶつけちゃ駄目です。 - 街なかのハンプ(Hump)
交差点や学校の近くなど、車の速度を下げさせるための車道の盛り上がりがハンプ。黄色に塗られているのが一般的なのですが、たまに色が剥げていて(もしくははじめから塗られていなくて)見えにくいことがあります。通常速度で突っ込むとジャンプして危ない。 - マニラのバイクの野放図さ
田舎は単車線でそれほど気になりませんが、複数車線で渋滞しがちなマニラのバイクの連中には要注意。無理な追い抜きや割り込み、急加速がデフォルトなので、引っ掛けてぶっ殺さないようにドキドキします。 - 田舎のバイクのノーヘル無免許
アニラオまで来ると、免許を持っていないライダーが多いです。免許を持っていてもノーヘルなので、事故ったときの致死率高し。触らぬ神に祟りなし、なるべく距離を開けましょう。 - 夜道が暗い
夜が暗いのは世の理ですが、日本の道路のように街灯が整備されていないので、かなり暗いです。対向車がいなければ、ライトはハイビームで使わないと先がどうなっているのかよくわからなかったりします。対向車がきたら、ちゃんと下げてますよ。 - ハイビーム上等
一般道でもハイビームで通すやつがいる。高速道路は中央分離帯があるから気を抜いているのか、対向車のハイビームがいる。後続車のハイビームも目が痛い。やめてくれー。 - ガソリンスタンドがガス欠のケース
非常時でもないのに、ガソリンスタンドにガスがないことがたまにあります。曰く、デリバリーがないんですとか。給油はギリギリでするのが駄目な所以です。メーターが半分くらいになったら給油するようにしています。 - ウィンカーなしの車線変更がデフォルト
曲がってきそうな挙動を見逃さない注意力の常時発揮が求められます。 - 対向車線へのはみ出し追い越しがデフォルト
日本から来た人が一番恐れるのがこれでしょう。田舎に行くと単車線をトライシクルやトラックなど低速車両が端に避けることなく走行しているので、追い抜くためには対向車線に入るのが必須。 - パッシングは「お譲りします」ではない
交差点などでのパッシングは、日本では「お先にどうぞ」ですが、フィリピンでは「オレが行くー。そこにいろ」の合図。日本とは間逆なので、正面衝突しないように注意が必要。 - ETCなのに渋滞する
クレジットカード引き落としの日本のETCと違って、フィリピンのは先に入金しておくシステム。かつ、読み取りが悪くてゲートが開かずに結局人がやってきてマニュアルで開閉したりするので、ETCゲートで待たされることが多々あります。あ、あと、20キロ以下なんてことはなく、一旦停止しておかないとゲートをブチ折ります。 - お守りのロザリオが実は邪魔
大抵のフィリピンの車にはバックミラーに安全祈願のロザリオがかかっているのですが、それがむしろ視界を遮って邪魔。信心深いフィリピン人ドライバーの場合、運転開始前にロザリオに触れて無事故を祈っています。それから、祠や教会前を通過する際にもロザリオに触れて安全を祈念。
お祈りしておかないと事故りそうな要素がたくさんあるフィリピンなことは、重々承知できるように、自分で運転するようになってからわかりました。
郷に入っては郷に従え。事故らないように気をつけて運転していこうと思います。


運転時のお供にKindle読み上げ機能
本日のロングドライブ。一人で運転だったので、積読ぎみだった読書がKindleの読み上げ機能で進みました。これはこれで、有意義な時間。
夕食の時刻には帰ってこれて、奥さんは女子会で出かけていて、「あんたも来れば」と誘われましたが、運転に続き、オデンハウスで、ハイボールすすりながらのブログ書き。一人の時間を楽しませてもらいました。
明日、買い出しをしてアニラオに戻ります。
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