ドンキとオフハウス

静岡竹林掃除遠征翌日の、日本活動日7日目。もう旅程の半分過ぎてしまいました。

オオサワ実家にお邪魔しているときには、朝食は家で食べるのが常。そして、皿洗いも常。人数が少ないせいか、男衆のほうがよりテキパキと動いているように思います。

一昨日静岡の宿でコインランドリーを回していた3人、今日は家の近くのランドリーへ。どうせなら安いホテルで全部やってくればよかったのに。

一応3人ともクリスチャンではあるので、今回の滞在で唯一の日曜日である今日は、教会に行けるようにスケジューリングしていたのですが、日本語の説教ではうまく伝わらないのもあってか、お洗濯が良いのだと。私と母だけ、ミカンのおみやをもって教会へ。

コロナ以降礼拝は短いもので、帰ってきてもまだ洗濯機の前にいました。家の掃除もするとかいっていたのなら、洗濯機と乾燥機が回っている間は他の作業をすべきなのが日本人デフォルトなのですが、異国でなれないところではそうもいかないといったことにしておきましょう。

そういえば、ホテルの方には、放置してある終わった洗濯物は出しますと指示の張り紙が貼ってあったのですが、こちらの田舎のランドリーにはそういった説明はなかったような。お陰で、取り出されていない洗濯物のせいで使えない洗濯機が複数台放置されていたのが、効率を重視する日本人としては申し訳ない気分になりました。

山でできなかったチェーンソーの掃除。しっかりきれいにしてくれたのは良かったのですが、後日発覚したのが、ガソリンを抜くのを忘れていたと。こちらも指摘するのをすっかり失念していました。反省。

ランチはスーパーで仕入れてきた盛岡冷麺に。フィリピンには冷たい麺料理がないので、これも新たな経験です。あと、キムチも食べ慣れていないはず。

にんにくを料理に多用するフィリピン人のくせににんにくが苦手なマービン、キムチの臭気に涙を流す繊細な嗅覚を発揮。まさかここで男を泣かせてしまうとは。

肉まんは、奥さん曰く、中村屋に限る!のだそう。今日はスーパーで売っていてよかったです。

カーペットの掃除。前回は私一人でほぼやって、アイリスオーヤマのカーペットクリーナーのトリガーを引きすぎて手の皮が剥けましたが、今日は3人いるので、心強いです。

昨日夜返ってくるときに、ドン・キホーテがあったのを発見していて、「外国人といえばドンキ!」と勝手にひらめき、乗り気でない奥さんとは別行動でドン・キホーテに。あと、ロナルドの子どもが学芸会?に日本の衣装を来なければならないということで、パーティグッズ売り場に、そういった変装グッズもあるかもという期待もあっての来店。

ドンキに真面目に入るのって、実は始めてぐらいかも。流行りだした頃に一度入った事があったかもしれませんが、ほぼ記憶になし。入店したときの印象が昭和な埼玉県民にとっては、「ロヂャースぢゃん」。ロヂャースも子どもの頃の記憶がメインなのですが、それが想起されてしまう、色々売っていて安い店といったところ。後で知りましたが、ドンキが伸びたのは、24時間営業をディスカウントストアとして始めて導入したところにあるんですって(今は全店舗は24時間ではないです)。

カバンとか、お菓子とか。

かごにお菓子をどんどん投げ入れるタイプのジュンジュンと、会計前なのにカゴ内にきっちり収めるロナルド。二人の性格がよくでています。私タイプは、当然前者。

5,000円以上お買い上げのパスポート持参の外国人は消費税10%免除。最初3人で一緒にかごに入れて5,000円を超えたらいいよねといっていたのが、各自ちゃんと5,000円以上の購入。自国に帰るまで封を解いてはダメだという袋に入れてもらいましたが、開けてしまってもわからないやつですよね、これ。

ジュンジュンがBOSEのスピーカーを見たいから行きたいと一人で主張していたHARD OFF。実は付属のオフハウスのほうが刺さったみたいで、靴やカバンがきれいな状態で安く買えるのがアツかったみたいです。

先日川越にいったときに図らずも知った、昨日と今日実施の川越まつり。日本の誇るアニメにもそのシーンが登場する日本の本当の祭りに出会う機会はなかなかないので、連れていきたいと思う一方で、確か子どもの頃に一度行って、全く身動きの取れない混雑具合への恐怖からどうしようか決めあぐねていたところ、別行動中の奥さんから、川越まつりよいからおいでとのコール。

ということで、ドンキ→オフハウスコンボのあと車を家においてから電車で川越に移動。

日本には老人しかいないかもというフィリピン人の(私のも)認識を覆す、若い衆もたくさん来ていました。

祭りのお麺って500円(奥さんの感覚だと300円)だったのが、今は1,000円〜。イカの姿焼きも1,000円。テキ屋のやる気ない感じはいつものお祭りの風情ですね。買い食いの文化って、やはりお祭りが出どころなのでしょうか。

買い食いする割には、ゴミ箱の設置がほぼなくて、ここはフィリピン人3人もどこに捨てればよいのだろうと疑問に思っていました。昔お祭りのときって、家に持って帰ってましたっけ?

じゃがバターに、いちご飴、唐揚げなどの買い食いだけでは腹は満ちないのと、混んだ道を歩き続けるのにも疲れたので、モツ鍋やへイン。食卓で料理をする文化も、フィリピンにはないものです。

キャベツの山盛り具合に驚愕する、野菜があまり得意ではない3人。とはいっても、野菜縮みますからね。大丈夫です。

これもフィリピンにはない食材のししゃも。魚卵がダメだというロナルドには内緒で食べてもらいました。アレルギーでないじゃん。

いい感じでお酒も回ってきて、行きに珍しくみていたお囃子。その時の踊り手はひょっとこの仮面をつけていて、疲れていそうだから、帰りに代わってあげたいというジュンジュンと、犠牲者の道連れロナルドにひょっとこ麺購入。

もっと踊ってもらいたかったですが、本人たちにとっては、人生史に残るようなビッグイベントだったのだと。残念ながらSNSでバズることはなかったみたい。

この勢いで、フィリピンに帰ったあとも、道なるいろいろな体験に挑戦してもらいたいです。

3月の研修の様子はこちらを御覧ください↓。

この記事を書いた人
オオサワヨシオ

人権関係の出版社編集部勤務、NPO事務局長としてワークキャンプ企画運営などを経て、フィリピン在住21年。国際社会開発学修士。

ダイビング宿のヴィラマグダレナを奥さんと一緒に運営すること11年目。PADIMSDTインストラクター。ほぼ毎日書いているダイビングとフィリピン生活のブログは21年目に突入。

モータクモー名義で、フィリピンの生活に役立つ電子書籍を出版中。

アニラオでのサンゴの産卵のタイミングを突き止め、今はカクレクマノミの自然環境でのハッチアウトのタイミングを調査中。

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