コロナ禍GCQ下でのアニラオご利用に必要な書類

2020年12月4日にマビニの町長が新しい条例(ExectiveOrder2020-24)に署名をして、少しわかりにくくなったアニラオのダイビングリゾート利用の条件について、関係部署に質問などして整理しましたので、お知らせいたします。

1)観光省(DOT)とフィリピンスポーツダイビング協会(PCSSD)の許可をとったリゾートは50%のキャパシティで営業して良い。マグダレナの客室数で計算すると8部屋が利用可能と制限されますので、ご予約はお早めに。
(100%で稼働できるという報道が以前ありましたが、これは、DOTの星付きランクに認定されている一部のリゾートだけで、アニラオエリアで該当するのは、Anilao Awari Bay一軒だけだそうです。)

2)DOTとPCSSDの許可をもらったダイビングリゾートの利用・宿泊について、年齢制限は設けない(ただし、病人と妊婦さんは除く)。マグダレナへは基本的に誰でもウェルカムということです。
 ダイビングを提供しないリゾートへの宿泊は14歳以下と66歳以上は不可、というよくわからない差別は残っています。

3)以下の2つの書類の提示が求めれます。
ア)72時間以内に実施した抗原検査かPCR検査の陰性結果(12歳以下の子どもは免除可)
イ)スクリーンショットでもよいので、リゾートの予約証明
(今のところ提示を求められた人はいないですが)

蛇足ですが、ウ)地方政府かリゾートが求める、Medical clearanceに該当する書類も条例上は必要書類に数えられています。これについては、ダイバーはダイビングの免責同意書に健康に関する質問事項があるので、それで代用できるという判断が地域で共有されています。

明らかに潜らない年齢の小さな子どもについては、必要とされるのか、町の観光課長に質問したところ、ほとんど親と一緒にいて外にも出歩かず感染機会の少ない12歳以下の子ども用のMedical clearanceは必要ない、加えて、鼻ぐりぐりの抗原検査も12歳以下の子どもに実施するのは可愛そうなので、免除できるとのことでした。

ので、健康に関する証明書は持参しなくて良いということです。13歳以上で、潜るつもりがなくても、書類について聞かれた場合は、体験ダイビング(ライセンスがなくても潜れるダイビング)をするなど、答えておけばよいと思いますが、そこまで熱心にチェックポイントでは聞かれないと思います。

ア)書類の、抗原検査についてですが、確実なのは、マニラなどご自宅か職場近くの検査所で検査した結果をお持ちいただく方法です。しばしば変更があって、実施していないリスクはあるものの、アニラオの入り口の観光客チェックポイントに設置されているブースで当日に受ける方法もあります(1,000ペソ。12月10日に1,500ペソから下がりましたヽ(=´▽`=)ノ。30分ほどで結果が出ます)。←2021年1月5日頃、このチェックポイントの抗原検査ブースがDOT(観光省)認可のラボでないという理由で廃止になりました。その後、不定期で開業していたのが、2021年2月6日以降、業者が交代して再開しています(廃止された事業者はBest Care。現在実施事業者はSt Anastasia。土曜日5:00〜18:00、それ以外6:30〜17:00)。←2021年2月24日廃止されたBest Careがマビニ町保健担当の肝いりで復活。観光省推薦のキットを使う業者でないので、チェックポイントでの抗原検査ができない可能性があります。
←2021年2月27日Best CareがMabini Community Hospital Laboの名前でチェックポイントで抗原検査実施。手書きをしていたのが現場で問題視することに議論がすり替わっていて(当初は検査試薬の種類が保健省推奨でないということでした)、結果は印字された紙で渡されるようになっています。

日曜日は開業していませんが、アニラオの手前、バワン(Bauan)の市役所のあるT字路のMetro Bank横のChedrick Laboratory and Diagnostic Center(開業時間6:30〜17:00 日曜日休み)でも受けられます。通常1,500ペソですが、MabiniのResort用のSpecial priceと申告すると1,000ペソ。結果が出るまでの所要時間は10分ほど。17時以降の検査については、お問い合わせくださいとのこと(09989558647)。

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日曜日は上記Chedrick Laboは休みだということが発覚(1月9日)しましたので、BauanとMabiniの町堺近く、San Juan Chapelを過ぎて左側にある、Barangay postで営業している、St. Anastacia Clinical Laboratory(09298032561)でも抗原検査可能です。

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アニラオ側から見た、St. Anastasiaの抗原検査ブース。クリーム色と青の建物。

アニラオ側から見た、St. Anastasiaの抗原検査ブース。クリーム色と青が目印。

最もアニラオ側に位置していた、チェックポイント後に通過するアニラオの三叉路を越えた直後の小路を右に入って300メートルほどいったMabini Community Hospitalの抗原検査ですが、政府の認可していないキットを使用していたということで、キットが変更されるまで検査不可(2021年2月5日内示)となっています。

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マニラから見て手前にある順からまとめますと、
一) マニラなどご自宅近所のラボ
二) Chedrick Laboratory and Diagnostic Center(日曜日不可) バワンのメトロバンク横
三) San Juan Chapel後のSt Anastasia Labo
四) 旅行者チェックポイントのMabini Community Hospital Laboによる抗原検査ブース となります。
これまでの実績でみると、一)ご自宅近所のラボ 二)BauanのChedrikがおすすめです。三と四は場所や事業者が頻繁に変わるので、当日受けられないリスクが残ります。

いつも左折するところを直進した突き当りの港にあります。

いつも左折するところを直進した突き当りの港にあります。


目印は可愛い灯台。その横の建物2階です。

目印は可愛い灯台。その横の建物2階です。

1月23日発覚の情報として、旅行者チェックポイントで、下記のような環境保護名目の50ペソの徴収を迫る小役人がいるということが寄せられました。これは、2018年にマビニのごみ処理の財源名目ででっち上げられた条例に基づくもので(関連記事はこちらと、こちらと、こちら)、大きな反対にあっていつの間にかウヤムヤになっていたものです。マビニのリゾートオーナー協会の会長のジェイク氏に相談したところろ、「ダイバーは200ペソのダイブパスを払って環境保護に貢献しているので、この50ペソは支払う必要はない」といって、フィリピン人のお客さんは50ペソ不支払いで切り抜けているとのこと。ということで、I’m paying Dive passと言って切り抜けましょう。

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4)マスク着用、ソーシャルディスタンスの確保、手指消毒など、コロナ予防の基本をお守りください。
↑おっしゃるとおりです。アニラオに限らず、ご自分とご家族を守るために日々実践しましょう。

マグダレナは週末限定で開業しています。

ご予約、お待ちしております。

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